‘季節’ カテゴリーアーカイブ

春をひかえて

投稿日 2014-03-06

3月6日 先週とは違い、ぐっと冷え込む日々が続いています。カフェアルテから見える窓の外では、時折吹く強風にあおられて、細かな雪が波をうっています。
 それでも、3月に入り、陽射しは明るさを増してきました。窓辺でかぼちゃスープを飲んでいると、明るい光がかぼちゃの色を、いっそう鮮やかにひきたててくれます。

 近頃のカフェアルテでは、ご来店の際に「お手伝いに来たよ!」と声を掛けてくださる方がいらっしゃいます。「お手伝い」とは、ポポロワーク(詳細はこちら)のこと。コーヒーを飲みながら、作業をして、疲れたらケーキを食べてひと休み…。

 カフェでの過ごし方は人それぞれです。コーヒーを飲みながら雪景色を眺めるだけではなく、読書に耽ったり、遠くのお友達へお手紙を書いたり、おしゃべりを楽しんだり。ときには薪ストーブの横で、うとうととされている方もお見受けします。
 もうすぐ訪れるにぎやかな季節を前に、今はまだカフェアルテにも冬ならではの静かな時が流れています。ゆっくりと時を愉しんでいると、近づいてくる春の足音も、聞こえてくるかもしれません。

動物の足跡さがし

投稿日 2014-02-11

2月11日 ここ数日は、雪の日も少なく、穏やかな天気が続いています。

 この季節、雪が降った翌朝の楽しみが、動物たちの足跡さがしです。ふわっふわの新雪の上を歩いた跡がたくさんあり、夜中にアルテピアッツァ美唄の屋外を、動物たちが行動しているのがよく分かります。
 昨日見つけたこの足跡、山の方に向かっていますが、みなさん何の動物か分かりますか?前に並んで二つ足跡があって、その後ろに真っ直に二つの足跡・・・。実はこれは「うさぎ」の足跡なのです。うさぎが飛ぶ姿を想像してみてください、実は前の二つは「後ろ足」で、後ろの二つは「前足」なのです。

 そんな動物たちの足跡をたどってアルテピアッツァを散策するのも冬の楽しみ方ですね。その先では、安田侃さんの彫刻に出合えるかもしれません。

節分

投稿日 2014-02-03

2月3日 今日は2月3日、節分です。アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階の美唄市立栄幼稚園では「豆まき」が行われました。

 幼稚園の先生から「節分」について紙芝居で教えてもらってから、園児たちは豆をまきます。自分の心の中にいる「おこりんぼ鬼」「なきむし鬼」「よわむし鬼」をやっつけようと、色画用紙やトイレットペーパーの芯を使って作った「鬼のおめん」をつけて、準備万端。「鬼はーそと!」と叫んで、豆をまいていると、「ワー!」という声と共に赤鬼が入ってきました!「鬼はーそとっ!!」、一段と大きな声で叫び、床に落ちた豆も拾って投げて、みんなで鬼を追い出しました。鬼が出ていった時の、園児たちの嬉しそうな顔といったら…!
 突然の鬼の登場に、びっくりしたでしょうね。はじめは驚いて逃げてしまう子もいましたが、最後にはみんな一緒に豆をまいていました。今日の豆まきで、心の中の「なきむし鬼」や「よわむし鬼」もしっかり退治できたようでした。

お貸しします!

投稿日 2014-01-18

1月18日 冬になると、北海道外、特に雪の降らない地域からいらした方に人気なのがこの「かんじき」です。ふわふわの新雪の上を靴で歩くと埋まってしまうのですが、このかんじきを付けると、あまり埋まらずに雪の上を歩くことができます。
 園路から、少しそれて山の方へ歩くと、思わぬところで彫刻に出合ったり、カケスやシジュウカラなどの冬鳥の姿や動物の足跡などにも巡り合えることもありますよ。
 実際に今まで体験された方は、少し興奮気味に「貴重な体験でした!楽しかった~」「山の上から見渡すアルテもまた良いですね」と、みなさん冬の寒さも忘れ、夢中になってアルテを“探検”されたようです。ぜひお友達同士やご家族で、冬のアルテを存分に体感してみてください。
 ご利用の方は、木造校舎2階のギャラリーか、カフェのスタッフにお気軽に声をお掛けください。長靴もお貸ししています。

真冬のアルテ

投稿日 2014-01-12

1月12日 寒波の影響で、ここ数日、美唄も雪が降り続いています。空と地面の境目がわからなくなるほど、外全体が真っ白になる時間もありました。そんな中で、アルテピアッツァ美唄を訪れた方々は白い息を吐きながら、口々に「ここまで来た甲斐がありました!」とおっしゃいます。
 ピン!と張りつめた冷たい空気と雪雲のフィルターを通って落ちる淡い光、雪を踏む音が響く静寂…とても繊細な要素が構成する空間に、彫刻はそこに確かに存在しています。風や光のわずかな変化に、ハッとさせられることも多いです。そんな真冬のアルテに惚れて、この時期ばかり何度も足を運んでくださる方もいるほど。

 明日は連休最終日。帽子や手袋も忘れずに、しっかりと防寒してお越しください。カフェアルテギャラリーは暖かくしていますので、ぜひこちらにもお立ち寄りくださいね。

新年あけましておめでとうございます

投稿日 2014-01-06

1月6日 2014年が始まりました。皆さま、どのような新年をお迎えでしょうか?アルテピアッツァ美唄は今日から開館しています。

 季節ごと、時間ごと、刻々と表情が変わるアルテピアッツァ美唄。今年はどんなアルテが見られるか、今から楽しみです。このブログをとおして、今年もアルテの“日々のこと”をお伝えしていこうと思いますので、よろしくお願いします。
 そして、NPO法人アルテピアッツァびばいはこの空間を未来に残していくために、今年も活動していきます。アルテ市民ポポロの皆さま、アルテを訪れるすべての皆さま、より一層のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
 NPOの取り組みやアルテで行われるイベントなどの最新情報は、アルテピアッツァ美唄のホームページ等で、随時発信していきますので、こちらもお見逃しありませんように。
 今年も、彫刻と自然が調和する空間が皆さまをお待ちしています。 

第17回アルテの森語り

投稿日 2013-12-23

12月22日 12月22日(日)冬至、アルテピアッツァ美唄内カフェアルテでは、第17回「アルテの森語り」が開催されました。1年で最も昼間が短いこの日、開演時間の16時半にはもう辺りは暗く、会場となるカフェでは柔らかな灯りがお客様をお迎えしていました。
 ぱちぱちとストーブから薪の燃える音が聞こえる中、朗読がスタート。今回は、ゲストとして、朝日カルチャー安藤教室から木村郭子さん、秋谷巳樹代さん、館田幸子さんにお越しいただきました。朗読された宮沢賢治著「なめとこ山の熊」は熊の気持ちや言葉がわかるようになった熊打ちの小十郎となめとこ山に住む熊のお話です。木村さん、秋谷さん、館田さんの3人で、小十郎、かわいい小熊、おだやかな母熊、荒物屋の主人、語り…それぞれ演じ分け、息の合った朗読を披露してくださいました。
 続いて、磯田憲一さんによる朗読は藤沢周平著「小ぬか雨」。心が通じながらも結ばれない男女を描いた物語で、切ない結末に目を閉じて、じっとうつむいて聞かれている方も多くいらっしゃいました。
 12月22日朗読終了後の交流会では、「風邪を引きませんように」と振る舞われた冬至かぼちゃ、差入れていただいたお漬物やくだもの、ケーキなどを食べながら、わいわいと楽しい時間を過ごしました。また、冬至の森語りの恒例となりつつあります“餅つき”が行われ、出演者もお客さまもアルテのスタッフも、みんなで餅をつきました。つきたての温かいお餅(美唄産のもち米でした!)に「やっぱり、つきたては違うね~」という声があちこちで聞こえ、体も心もぽかぽかになった夜でした。

 夏至、十五夜、冬至と、季節の節目ごとに行っています「アルテの森語り」、今回は今年最後の森語りでした。12月22日出演してくださったみなさん、参加してくださったみなさん、森語り開催にあたり、毎度協力してくださったみなさん、今年1年ありがとうございました。また来年の開催が決まりましたら、ホームページやブログでお知らせしますので、お楽しみに…!

今年のかぼちゃスープは

投稿日 2013-12-08

12月8日 カフェアルテでは、冬期限定メニューの「かぼちゃスープ」がいよいよスタートしました。
 美唄市光珠内の農家さんが丹精こめて作る、「ぬくもり」という名前のかぼちゃを使っています。農家さんは「今年のかぼちゃはちょっと小ぶりだけど、味はいいよ!」と太鼓判を押してくださいました。おっしゃるとおり、今年の「ぬくもり」も、甘みが強くてこっくりとした仕上がりです。
 一面の雪景色を散歩したあとに、あたたかくて濃厚なかぼちゃスープとポコポコぱんで温まってみませんか?

 ■かぼちゃスープ(ポコポコぱん2コ付き) … 550円
 ■かぼちゃスープセット(ポコポコぱん2コ+お好きなドリンク1つ) … 1,000円

 併せて、別海町の牛乳を使った、ホットミルク(500円)もはじまりました。
冬の間だけのお楽しみメニューです。是非お試しくださいね。

カフェアルテ冬期営業のお知らせ

投稿日 2013-11-27

 昨夜からの雪は、真っ白な粉砂糖のように芝の上や木々の葉に降り積もりました。カフェアルテの窓から一面の銀世界を臨む・・・にはまだ遠いですが、着実に冬は近づいてきています。

 さて、この秋カフェアルテで始まった期間限定メニューの「とりめしランチ」(800円)。「アルテでお昼ご飯が食べられたらいいなぁ」というお声から始まり、期間中召し上がった方から「お腹一杯になった」「あたたまった」とご好評を頂きました。こちらは11月29日(金)までとなっております。残り二日ではありますが、機会がありましたらぜひお試しください。

 そして、冬を迎え、12月~3月の間、カフェアルテは冬期営業に入ります。

◆平日の営業時間 : 10:00~16:00   ※土日祝は、変更なく、10:00~17:00で営業します。

 カフェはいつもより1時間早い閉店となりますが、アルテピアッツァ美唄ギャラリー(木造校舎2階)・アートスペース(旧体育館)はそれぞれ9:00~17:00の開館です。是非気軽にお立ち寄り下さい。

 この冬も寒い日が続きそうではありますが、カフェアルテでは冬季限定のあたたかいメニューも登場予定です。ぱちぱちと燃える薪ストーブを焚いて、皆さまのお越しをお待ちしております。

雪が積もりました。

投稿日 2013-11-13

11月13日 予報通り、昨日から雪が降り続き、一気にご覧のような冬景色となりました!40センチ以上は積もったでしょうか。
 木造校舎1階にある栄幼稚園の園児達は、久しぶりの雪との対面に、嬉しそうに登園して来ていました。

 そして、冬の到来にあわせ、アルテピアッツァ美唄も冬支度です。“水の広場”はクローズとなり、屋外にある白大理石の彫刻も冬篭りに入りました。
 これからは、静かな時間が流れる“冬のアルテ”。みなさん、日常の時間を少し忘れて、一日アルテピアッツァで過ごしてみてはいかがでしょうか?歩き疲れたら、薪ストーブで暖まった、「カフェアルテ」で、是非ひと休みしてください。

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