2014年11月のアーカイブ

ピンホール写真芸術学会展2014

投稿日 2014-11-28

11月28日 ただ今、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは「ピンホール写真芸術学会展2014」が開催されています。主催は、京都造形芸術大学芸術学部 情報デザイン学科 写真研究室 に事務局をおく「ピンホール写真芸術学会」の皆さまです。

 「ピンホールカメラ」とは、レンズを使わずに針穴(ピンホール)を利用した、原始的な構造のカメラのこと。被写体をフィルムに焼き付けるための露出時間が長いため、今や一般的になっているレンズカメラの写真とは一味違うものになります。このグループ展では、7名の写真家によるピンホールカメラ作品約30点を展示中です。

  例えば、アルテピアッツァ美唄に10年程前から通い、撮影されている渡辺信夫さんの写真は、展示の解説文にもありますが、“天使の梯子”のような光が彫刻に落ちていたり、白大理石の彫刻自体が軟らかく発光しているように見えたり…と、ピンホールカメラならではの表現の幅広さを感じます。127日(日)までの展示です。お誘い合わせの上、ぜひお越しください!※12月2日(火)は休館日です。

カフェアルテ、冬期営業のおしらせ

投稿日 2014-11-26

11月26日 秋の日はつるべ落とし…と言いますが、日に日に太陽が隠れる時間が早まっています。

 さて、アルテピアッツァ美唄のカフェアルテは、12月1日(月)より、冬期営業に入ります。営業時間が変わり、平日はいつもより1時間早い閉店となります。また、以前からこちらのブログでもお知らせしていました(詳しくはこちら)、冬の限定メニューの提供が始まりました!美唄産かぼちゃ「ぬくもり」を使用した、「かぼちゃスープ」は、早速多くのご注文をいただいております。召し上がったお客様からは、「甘くて美味しかった」「体があったまったよ~」と嬉しいお言葉をいただきました!北海道別海町の牛乳を使った「ホットミルク」も、濃厚な味でおススメですよ。

<冬期営業時間>
 ◆平日 : 10:00~16:00   ※土日祝は、変更なく、10:00~17:00で営業します。

<冬期限定メニュー>
 ■かぼちゃスープ(ポコポコぱん2コ付き) … 600円
 ■かぼちゃスープセット(ポコポコぱん2コ+お好きなドリンク1つ) … 1,050円
 ■ホットミルク … 500円

 アルテピアッツァ美唄ギャラリー(木造校舎2階)・アートスペース(旧体育館)の開館時間はそれぞれ9:00~17:00です。カフェで温まった後に、どうぞお立ち寄りください。

はっぴょうかい

投稿日 2014-11-23

11月23日 今朝、アルテピアッツァ美唄の「音の広場」に、ぱぁーっと陽が射し、地面が黄金色に輝いて見えました。

 さて、昨日アルテピアッツァ美唄木造校舎1階にある栄幼稚園では、「開園60周年記念発表会」が行われました。
 開演前、緊張した面持ちのお父さん、お母さんが我が子の登場を今か今かと見守っています。舞台の幕が開くと、可愛い衣装に身を包んだ園児たちが華やかに登場です!園児たちが戦隊もののヒーローになったり、流行のアニメの主題歌にあわせて踊ったり、ももたろうの音楽劇をしたり…と、孫の晴れ舞台を見に来たおじいちゃん、おばあちゃんも目が離せません。みんな歌も、振り付けもしっかり覚えていて、元気いっぱいに堂々と発表してくれました。今月に入ってから、園児達が一生懸命に練習している姿を何度か見かけましたが、その練習の成果を存分に発揮できてましたよ。

 園児たちのエネルギーで寒さも吹き飛ぶ一日でした。

 

12月の「こころを彫る授業」

投稿日 2014-11-20

11月20日 先週末に降り積もった雪はだいぶとけ、日陰になる軒下などに残る程度になりました。積もったり、とけたり…と、季節を行ったり来たりしています。
 さて、早いもので、今年最後の「こころを彫る授業」のお知らせです。

◆日にち:12月6日(土)、7日(日)※1日のみの参加も可能。
◆時間:10:00~16:00
◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)
◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引

◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。
◇昼食について:持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。こちらは予約が必要ですので、授業のお申し込みと一緒にお早めにご予約ください。

 授業に関するお問い合わせ、お申込みはアルテピアッツァ美唄ギャラリー※(0126-63-3137)までお願いします。※火曜日(休館日)を除く、9:00~17:00。

 「こころを彫る授業」は自分の“こころ”と向き合って、それをかたちにしていく授業です。「彫刻の経験がない」という方でも、小学4年生以上でしたら、どなたでもご参加いただけます。何かと忙しくなる年末を迎える前に、アルテで静かな彫刻の時間を過ごしませんか?

アルテ文庫、本の「紹介カード」あります

投稿日 2014-11-17

11月17日 今年10月、みなさまからの寄附により、アルテピアッツァ美唄ギャラリー(木造校舎2階)にオープンした「アルテ文庫」、ご覧になりましたでしょうか?この文庫はアルテを訪れる方なら、どなたでも自由にご覧いただけます。

 アルテ文庫の特徴のひとつは、並んでいるすべての書籍を“安田侃さんが自ら選んだ”ということ。この度、安田さんに1冊、1冊、その想いを伺って、本の紹介カードをつくりました。そして、ただ今、文庫の棚では、「ファッツィーニ展」のカタログをご紹介中。カードには、若き日の安田侃さんとイタリア具象彫刻を代表する作家・ペリクレ・ファッツィーニ氏とのエピソードが書かれています。
 アルテ文庫には、100冊近い書籍が並んでいますので、「どれから読んでいいか、わからない…」という方もいらっしゃるかもしれません。この紹介カードが本を選ぶ時の “ヒント”になれば幸いです。その想いを知ると、本がぐっと身近に感じますよ。
11月17日 今のところ、10冊分の紹介カードができています。これからも安田さんからお話を伺うたびに増やしていく予定ですので、お楽しみに。これらの本を読んで、「もっと他の本も読んでみたいな」という方はアルテ文庫の貯金箱へ、ぜひご寄附をお願いします!(詳しくはこちら

石橋美智子と友情展「灯の杜」

投稿日 2014-11-15

11月15日 今日、美唄はお昼過ぎまで雪が降り続き、一面真っ白になりました!厳しくも美しい冬のアルテピアッツァ美唄のはじまりを思わせる1日、朝早くからカメラを構えて、撮影をしている方もいらっしゃいましたよ。

 さて、本日から、木造校舎2階ギャラリー展示室Aでは「石橋美智子と友情展『灯の杜』」が開催されています。陶器でできた60個ほどのキャンドルポットが、木の幹に沿うように飾られ、その近くにはランプシェード、壁面には山を中心とした自然の風景写真が並んでいます。
 
この展示を企画されたのは、石橋美智子さん。登山と陶芸を愛する石橋さんは「夏と冬は山」に行き、「春と秋には陶芸」をされているそうです。今回、登山仲間やインターネットを通じて知り合った仲間たちと一緒に展示を創ってくださいました。展示に関わったみなさんの人柄がみえるような、温もりとユーモアのある展示です。11月15日 

 登山好きな石橋さんらしく、展示室の入り口には“入林届”が置いてありますので、「灯りの杜」に入る時にはぜひご記入ください!会期中の土日祝、石橋さんがいらっしゃるそうです。山のこと、陶芸のこと…いろいろとお話が伺えるかもしれません。
 ポットからこぼれる灯りの優しい光が、しっとりと落ち着いた雰囲気を創っています。みなさま、揃ってお越しください。
1124(月・祝)までの展示です。※18日(火)は休館日。

準備中!

投稿日 2014-11-12

 一日を通して、「カフェアルテ」では、ぱちぱちと薪ストーブの燃える音がする・・・そんな季節になりました。「音の広場」の木々はすっかり葉が落ち、鮮やかな秋の風景から一転、落ち着いた雰囲気が広がっています。
 さて先日のブログでお知らせしました、冬の人気メニュー「かぼちゃスープ」の続報です。先日スタッフは、美唄市内の農家さんのお宅へお伺いしました。かぼちゃスープに使用するかぼちゃは「ぬくもり」という品種ですが、今年は夏の暑さのお陰か、いつもより早めの収穫となったそうです。
 農家さん曰く、今年の「ぬくもり」は「色は淡めだが、味はいいよ」とのこと。カフェアルテではさっそくご提供に向けて準備中です。先日もお客様から、「今年のかぼちゃスープはいつから始まるの?」とお問合せをいただきましたが、今のところ11月中にはご提供できる見通しです。始まりましたら、こちらのブログでもお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

大忙し

投稿日 2014-11-09

11月9日 今日は暖かく、散歩をするにはとても気持ちの良い日でした。アルテピアッツァ美唄内カフェアルテ横の松林を歩いていると、頭上で「カサカサカサ…」と音がし、「チッ、チッ」と鳴き声が聞こえました。声のする方をみてみると、ふかふかの尻尾が目立つエゾリスが全部で3匹、木の幹に沿って、登ったり降りたり、木から木へ飛び移ったり、忙しそうに走り回っています。

 エゾリスは冬眠をしません。食べ物が少なくなる冬に備えて、ドングリやクルミなどを土中に貯蔵する習性があり、雪が積もる時期でも根雪を50~60cmも(!)掘って潜り、貯蔵した食べ物を探し出すことができる能力を持っているのだそうです。そのため、雪が降る前のこの時期、長い冬に備えて、エゾリス達は活発に動き回っています。
 カフェアルテ近くの林で、風も無いのに頭上から葉や木屑が落ちてきたり、「カサカサ…」と音がしたら、ぜひ見上げてみてください。エゾリスが駆け回っているかもしれません。

子どものための新絵画三人展と美唄市立栄幼稚園園児自由画

投稿日 2014-11-06

11月6日 今日からアルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、NPO法人ヒーリング北海道主催「子どものための新絵画三人展と美唄市立栄幼稚園園児自由画」が開催されています。

 普段はそれぞれに活動されている3人のアーティスト、栗田マサキさん(墨絵)、山田光造さん(石刻画)、杉﨑英利さん(チョーク画)による、新しい画法を用いた個性豊かな作品を展示しています。あまり見ることのない、ちょっと珍しい画法の作品を展示することで、「子どもたちに芸術の多様性に触れてもらえたら」とのこと。
11月6日 また、今回はアルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)にて、杉﨑さんの呼びかけでチョークを使った自由画ワークショップも行われました。アルテ内木造校舎1階にある美唄市立栄幼稚園の園児たちが参加して、1枚の紙の上に色とりどりのチョークでお絵描きしました。その巨大なチョーク画の作品も展示されています。展示室では、ワークショップの映像も放映していて、園児たちが元気いっぱい、楽しそうに作品制作している様子が見られますよ。

 11月10日(月)12時までの展示です。会期は5日間と短めですので、お見逃しのありませんように!

冬に向けて

投稿日 2014-11-03

11月2日 昨日、アルテピアッツァ美唄周辺には靄(もや)がかって、幻想的な風景が見られました。朝靄がかかることは時々ありますが、この日はめずらしく、お昼過ぎまでうっすらと靄に包まれていました。

 11月に入って、アルテの敷地内や周辺の山々は落葉を終えた木も多くなり、「ジェー、ジェー」と、冬鳥・カケスの鳴き声も響くようになりました。これから、厳しくも美しい雪の季節を迎えます。アルテピアッツァ美唄は冬の間も開館していますが、雪から作品を保護するため、「水の広場」をはじめとした白大理石の作品には、もうまもなくシートがかけられ、“冬籠り”となります(ブロンズの大きな作品は冬もご覧いただけます)。 
 また、「カフェアルテ」では、夏の人気メニューであるソフトクリームが終わり、ただ今、冬季限定メニュー「かぼちゃスープ」をお出しするために準備をすすめているところです。こちらもお楽しみに。

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