秋色情報 その2

投稿日 2005-10-18

 晴天。アルテピアッツァの北側の山は、昨日までとそれほど大きな変化はないので、今日は「音の広場」の様子をお知らせすることにします。
 種を吹き付けた芝が芽吹き緑が生え揃ってきて美しいです。まだ若い芝を保護するために養生中で、ブロンズの「天聖」「天モク」の傍までは近寄れないのですが、イチョウの葉が黄色く耀いていて今後の変化に期待が持てます。時間帯や天候によっても見え方は様々でしょうが、午後3時くらいだと陽が西にやや傾き葉が透けるように美しいです。

秋色情報 その1

投稿日 2005-10-17

 校舎の北側に位置する紅葉の「まっかっか」は、今日も来訪者の皆さんの目を楽しませています。
裏山の木々は、少しずつ色づいてきてはいますが、すっかり秋色になるには、まだ幾日かかかりそうです。「来週末くらいが良いのでは?」と思うのですが、今後の天候にも左右されますし、随時アップする予定の秋色情報にご注目ください。
 今は幼稚園の園庭でもある「トリフォリオの広場」の縁に立っている木々が、黄色や橙色に変化して綺麗です。ギャラリーにやって来る子どもたちの手に、赤い紅葉の葉やどんぐりの実が握りしめられている姿が微笑ましいこの頃です。

事務所改修も大詰めです

投稿日 2005-10-16

 近頃、このブログをご覧いただいている来訪者の方々から「谷口ゼミって、建築関係の?」なんて質問を受けます。私たちの言葉が足りませんでした。「ハイ、勿論です」。みなさん、実習やら試験やら、忙しい毎日のようですが、なんとか時間をやり繰りして美唄まで通ってきてくれています。
 みなさんの作業も、いよいよ大詰めです。

見てください。この勇姿を。内部空間も1階・2階・中2階というような構造で、なかなか面白いんですよ。その全貌をご覧いただけるのは、もう少し先のことになりそうですが、お披露目出来る日も近いのではないかと…。先日聞いたところでは「今月中に完成ですよ」ということでした。楽しみなことです。

落ち葉ボランティア

投稿日 2005-10-14

 火曜の休館日と雨の日を除く毎朝、アルテピアッツァの芝生や池・流路に途切れることなく降り続ける落ち葉を集めるお手伝いを!という呼びかけに、これまでに延べ数十人の方が汗を流してくださっています。日によっては、こんなに可愛いチビボランティアも参加。見てください。小さな手は、しっかり小枝が握りしめられています。
 もっとも多い日で6人。勿論、1人しか来ない日だってありますが、ゼロではありません。ポプラの葉は8割くらい落ちましたが、いよいよプラタナスの大木3本が色づき始め、少しずつ落ちてきました。それでも、みなさんの協力があれば百人力です。熊手片手に落ち葉と格闘する日々は、もう少し続きます。

まっかっか

投稿日 2005-10-10

 すばらしい秋晴れ。何もかもが輝いています。校舎の北側にある紅葉がいよいよ見事に色づきました。
 今年は例年より気温が高く、紅葉も全般的に遅れ気味。すっかり秋色に変化した風景を期待して訪れた方々も「残念ねぇ。去年の今頃は、もう少し色づいていたはずなのに」と、がっかりしています。が、廊下を数歩前進すると突然現れる「まっかっか」に感嘆の声をあげています。
 これからは山の表情が日々、刻々と変化する楽しみな毎日です。

耀く山の花と蝶

投稿日 2005-10-08

 今、ギャラリーでは美しい高山植物と花々に誘われる蝶などの写真が展示されています。
 美唄市内にお住まいの満月勇さんは18年の登山歴で、数々の山に登るうちに北海道百名山も踏破され、その時々に目にした美しい花の写真などを撮るようになったそうです。年に40回ほど山に出かけ美しい風景にシャッターをきり、写真が増えてゆくなかで「この素晴らしい山の景色を一人でも多くの人に見てもらいたい」と個展を企画。今回が2度目の展覧会です。
 現在は共に登山を楽しむ奥様も既に15年のキャリアだそうですが、満月さんの写真を見て「私もこんな風景が見たい」という想いがきっかけとなったとか。写真展は17日までの開催です。

ありがとうございます

投稿日 2005-10-03

 10月1日から休館の火曜と雨天を除く毎日、アルテピアッツァの秋の最大の敵(?)である落ち葉集めのお手伝いを呼びかけました。初日は雨。2日は1名。今日3日は3名の参加がありました。
 3名のみなさんの他にアルテピアッツァ美唄の職員やNPOスタッフ、総勢6名での作業となりました。昨晩激しい雨が降り、今日の朝の作業がまたまた雨のためになくなってしまうのではないかと思いましたが、朝、見事な秋晴れ。ヒンヤリとした空気に秋の深まりを実感します。そんななか3人もの方が「市の広報誌に書いてありましたので、来られる日には出来るだけお手伝いしたいと思っています」と駆けつけてくださいました。 
 今日はこのリアカーに2杯半を約1時間で集めました。自然の力はものすごく、次々に止めどなく落ちてくる葉を見上げて溜め息をついていた10月が、なんだか楽しくなってきました。
みなさんもお時間の都合がつきましたら、是非ご参加ください。どうぞよろしくお願い致します。

秋の日に

投稿日 2005-09-29

 見事な秋晴れです。トンボの羽根が秋の日を浴びてキラキラと輝いています。この季節、美唄には宮島沼(ラムサール条約登録湿地国定鳥獣保護区)に飛来するマガンを見たり、市内の温泉施設ピパの湯ゆ~りん館へ日帰り入浴を楽しみにいらっしゃる方などが大勢いらっしゃいます。
 観光バスのみなさんと偶然一緒になった方が「私の大好きな場所に大勢の人が来てくれるのは嬉しいのですが、独り占めできないことが残念でもあります。完全にエゴですよね」と微笑まれました。
 これまでにも、こういう言葉を何度も耳にしました。これはアルテピアッツァという空間を守ろうとする私たちにとっての大きなテーマのひとつです。みなさんは、どう思われますか?

小さなボランティアにご褒美到着

投稿日 2005-09-28

 7月13日のブログでも紹介しましたが、アルテピアッツァ美唄のなかで小さなボランティア(栄幼稚園児)たちが果たす役割はとても大きくて、彼や彼女たちのなかには「私たちが守るんだ」という気持ちが少なからず存在しているみたいなのです。
 夏の暑い時期に遠足などで水遊びにやって来る市内外の幼稚園や小学校のみんなが、池などの玉石を放り投げて遊び出すと幼稚園から何人もが声をそろえて「石を投げないでぇ~」と叫んでくれます。
 そんな園児達が一生懸命草むしりにも汗を流してくれていることをHPの「便り」に書きましたら、それをご覧になった方が「牧場をやっている我が家の牛乳で作ったアイスクリームを、頑張っているみなさんに食べてほしくて…」と、幼稚園にバニラ・いちご・ココアの3つの味が届きました。「おししぃ~っ!」っていう声が2階まで聞こえてきました。
 「さぁみんな、明日からもお仕事頑張ろうね!」先生の呼びかけに俄然ハッスルしているみんなの笑顔が輝きます。こんなふうにアルテピアッツァを中心にした人々の想いが、グルグル循環し始めています。グルグルがらせんを描いて上昇してゆきますように。

事務所改修進行中!

投稿日 2005-09-26

 私たちの事務所改修がスタートしたとお知らせしてから2ヶ月が経ちました。
事務所の改修は確実に進んでいます。今は北海道工業大学の谷口ゼミのみなさんが一生懸命汗を流してくれています。…とは云っても敵は築50年、しかも度々増築・改修を繰り返して来た建物です。「作業を進めてゆけばゆくほど、なかなか手強い相手だということを痛感させられる」とか。内壁を剥がすと断熱材代わりに入れられていた昭和30年代の新聞などが出てきます。
 そこにはまさに、暮らしを営んでいた方々の息づかいと、炭鉱が栄えていた当時の賑わいが凝縮している空間です。その面影を残しつつ、低予算でどこまで出来るか…。若いみなさんの埃まみれの格闘はもう少し続きそうです。

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