‘出来事’ カテゴリーアーカイブ

「sapporo55 クリスマス」に行ってきました!

投稿日 2016-12-05

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 一昨日、札幌で行われた「sapporo55 クリスマス」に参加してきました。会場には、大きなクリスマスツリーがあったり、焼き菓子や温かい飲み物が販売されるなど、大人も子供も楽しめるイベントでした。
 そして、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄のブースでは、来年のカレンダーやポストカードなどの販売の他、四季を感じられる写真とともに、アルテの魅力をPRしてきました。
 写真を見て足を止めてくださるお客さまや、前から興味があったと立ち寄ってくださった方々と、アルテのこと、「こころを彫る授業」のことについて色々お話しました。
 ブースに立ち寄ってくださったみなさん、今度はぜひ美唄へ遊びにいらしてください!また、今年もお声掛けくださいました実行委員の方々、貴重な機会をいただきましてありがとうございました。

 そしてもうひとつ。この前日には、安田侃さんの母校である北海道教育大学岩見沢校の同窓会「札幌青陵会」でも、アルテピアッツァ美唄のPRとグッズの販売をさせていただきました。同窓生ということもあって、安田さんをよく知る方も多く、カレンダーや書籍など、たくさんの方に購入していただきました。事務局のみなさん、ありがとうございました!

はっぴょうかい

投稿日 2016-11-21

11月21日 先週の土曜日は、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階にある美唄市立栄幼稚園の「はっぴょうかい」でした。おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃんたちが見守る中、この日のために練習した歌やダンスや劇を披露します。
 中には、かわいい衣装をまとった女の子だけの舞台もあり、登場するなり会場からは「かわいい~」の声が。
 そして、日ごろから自然豊かなこのアルテの森でニンジャ修行を積んでいる園児たち、ダンス「なろうぜニンジャなれるぜニンジャ」ではニンジャ姿ではりきって踊ってくれました。そのほか、年少さんがお菓子に扮して熱演!みんな本当は緊張していたそうですが、ステージ上では堂々として、たくさん練習したのがよく伝わります。
 この日は34人の園児全員が欠けることなく舞台に立ち、元気いっぱいに演技を披露してくれました!みんなよくがんばったね!

アルテ〇〇の学校 第7回は(湿)(地)※シメッチ

投稿日 2016-11-17
11月17日 11月13日(日)、ストゥディオアルテ(体験工房)にて「アルテ〇〇の学校 第7回は(湿)(地)※シメッチの学校」を開催しました。ゲストは同じ美唄市にある宮島沼水鳥・湿地センターの牛山克巳さんです。
 美唄はかつて広大な湿地が広がり、不毛の地を意味する「美唄原野」と呼ばれていました。当初は人力と馬で土地を切り開き、のちにはロープウェイで山から土を運ぶ大がかりな客土が行われました。その作業は世界でも最大規模だったそうです。今の米どころ美唄の田んぼを作った先人達の開墾の物語は、炭鉱だけではないもう一つの美唄を知るお話でした。
11月17日 後半は今現在、そしてこれからの宮島沼のお話。周囲の環境の変化により水質が汚れ、沼も年々縮小し、あと数十年もすれば宮島沼自体がなくなってしまうといいます。水鳥の中継地としてラムサール条約に登録されている沼を守るため、排水路の見直しや水質改善に向けた様々な実験が行なわれています。平行して、「自然の資源としてだけではなく、人とのかかわりの中で残していく宮島沼にしたい」と、 牛山さんは地域の人と一緒になってビールを作る計画を新たに進めています。
 お話の後の交流会では、宮島沼近くのふゆみずたんぼで収穫されたお米を使ったおにぎりなどを用意し、美唄の味を堪能しました。宮島沼の過去から今、未来のお話まで、とても勉強になる楽しい時間となりました。牛山さんありがとうございました!

霜が降りた日には

投稿日 2016-11-14

11月14日 今朝、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄には、一面霜が降りていました。
 霜がうっすらと付いたブロンズ彫刻「妙夢」は、輪郭がはっきり見え、いつもと違った表情を見せていました。地面に目をやると、落ち葉ひとつひとつにも霜の結晶が付いていて、日が差すと、キラキラと光り、美しい光景でした。
 いくつかの気象の条件がそろう日にしか現れませんが、今の時期は比較的見やすいと思いますので、霜が降りた日には、ぜひ、地面も観察してみてください。気温があがるとすぐに無くなってしまいますので、早い時間がおすすめです。

その時々のかたち

投稿日 2016-10-05

10月5日 今朝、この秋初めての暖房をつけました。空気は日を追うごとにひんやりとし、木々の紅葉も毎日少しずつ進んでいます。

 先日、ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄にお越しくださったお客さまに、「この彫刻は2年前ここにあったものと同じですか?」と聞かれました。その彫刻は確かに一昨年もそこにありました。
 私たちは、目の前にあるものが、在るがままの形だと思いがちだけれど、実は自身の成長や気持ちの変化によっても、彫刻の見え方というのは微妙に変わっていくのかもしれないですねと、その方とお話をしました。「次に来る時、この彫刻が自分にどう映るのか楽しみです」と言ってくださり、こちらまで嬉しい気持ちになりました。

なにがみえる?きみだけのアルテ

投稿日 2016-07-31

 

7月31日  7月28日(木)と29日(金)、ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄で、美唄市内の小学生を対象とした芸術体験プログラム「なにがみえる?きみだけのアルテ」を開催しました。アルテの敷地内の彫刻を探して、色んな角度からよーく見て、自分のとっておきの一枚を撮るというプログラムです。

 まず始めに、ウォーミングアップとして行った絵画の鑑賞では、「これは鳥にみえる。このとんがっているところがくちばしで、この線が鳥の手みたい!」などたくさんの意見が飛び交いました。そしてお友達の意見を聞くことで、また違った発見がありました。

 そして次は安田侃さんの彫刻をみんなで鑑賞する時間です。まず彫刻をじっと見ます。近くに寄って見て、遠くからも見て、そして彫刻に触れてみます。「クリームがのってるみたい!」「ここはツルツルしてるのに、ここから急にボコボコしてる!」など、色んな事に気づいていきます。さらには、「窓から光が差し込んでて、彫刻にあたって光ってる」などと、作品の周りのことにもたくさん気づいてくれました。
7月31日
 その後は、ヒントが隠されたカードを手に、彫刻探しを開始。雨のため屋外の彫刻は断念し、アートスペースと木造校舎2階ギャラリーを探索します。ここからは、子ども一人一人、彫刻との対話が始まります。探し出した彫刻の、自分が一番いいと思う構図を考えながらシャッターを押していきます。

 最後に今日のお気に入りの一枚をプリントアウトし、みんなで感想を話してプログラムは終了。どれも力作、素敵な写真ばかりでした。次にここで彫刻を見るとき、何がみえるかな?

彫刻に触れる

投稿日 2016-07-25

7月25日

 先日、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄に視覚障がい者の方々が来訪し、アルテピアッツァ美唄スタッフとボランティアの方と一緒に野外の敷地を散策、そして彫刻の鑑賞をしました。
 一緒に歩くことは初めてでしたが、介助の方から心得を教えていただき、二人一組になっての散策。簡単な自己紹介を済ませ、緊張しつつも言葉を交わし、ゆっくりと歩み始めました。周りの景色を伝えながら、聞こえてくる音、匂いを共有して、彫刻に触れます。彫刻によって素材や質感が違うため、手で触れながらお互いに気付いたことを言葉にして伝え合い、時には疑問を投げかけて感じたことを言葉で返していく。それはよくある自然な会話のようでしたが、普段一人でじっと鑑賞していた時には気付いていなかった、作品の魅力を再発見することにもつながりました。人よりも大きな彫刻の、手の届かないところや彫刻周辺にある景色を改めて言葉にして伝え、情景が相手に伝わったとわかった途端、その共感はとても深いものとなりました。
 作品をまわるにつれて次第に会話も弾み、和気藹々と散策を終えました。みなさまお越しいただきありがとうございました!

どう見える?

投稿日 2016-07-11

7月11日 昨日、木造校舎2階の廊下にいた時、小学校低学年くらいの男の子が「ちょっと聞いてもいいですか?」と私の方へ訪ねてきてくれました。そして、教室内にある作品を指差して、「あの彫刻はどうしてボコボコしてるところがあるんですか?」と聞きました。私が「どうしてだと思う?」と質問すると、男の子は一生懸命考えていましたが、その時に答えは出ませんでした。

 安田侃さんは「自分の彫刻は、見る人の心の鏡でありたい」とおっしゃっています。「答えは人それぞれ違ってていいんだよ」と言われます。自分だけの答えを、その時の男の子は見つけられたでしょうか。もし答えが見つかっていたら、いつかこっそり聞かせて欲しいなと思います。

中学生のこころの形

投稿日 2016-06-05

 

6月5日 6月に入ってからしばらく雨の降る日が続いていましたが、雨のカーテンを通して見る彫刻も、靄のかかった風景もまた幻想的で、晴れた日とは違う魅力があります。

 さてそんな中、札幌市立平岡中央中学校の2年生153名の生徒さんが宿泊学習の一環として、ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄にも来訪してくださいました。小雨の中始まった学習でしたが、雨脚は次第に強くなり、室内へ移動することに。そこでは、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄の成り立ちについてのお話をし、その後生徒さんから様々な質問がありました。「同じ作品名なのに色が違うものが2つあるのはなぜですか?」「彫刻を置く位置はどうやって決めているのですか?」など、スタッフがそれらの質問に答え終わった頃、ちょうど雨脚が弱まり、再び屋外へ出ることに。生徒さんたちは短い時間に広い敷地をあちらこちらへ移動しながら、たくさんの彫刻に触れてくれました。「色々な形があって面白い!」そんな声も飛び交いました。

 実はこの研修後、学校に戻ってから生徒さんそれぞれの「こころの形」を作るのだそうです。中学2年生の「こころの形」、いったいどんな形なのでしょうか。

「Deai」展

投稿日 2016-05-11

5月11日 今朝からの冷たい雨で桜の花びらも、だいぶ落ちてしまいました。

 さて、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄のギャラリー(木造校舎2階)では、今日から「Deai」展が開催中です。
 札幌にある「hanaagura」さん主催の展示で、主に北海道で活動している若手の作家17名によるグループ展です。2教室いっぱいの空間に展示された作品は、絵画や写真など、色々なジャンルのものがずらりと並んでいます。作品点数も多く、それぞれの作家さんの個展を見るように、様々な世界観が楽しめます。ぜひ一点一点じっくりとご覧ください。
 春にぴったりの彩り鮮やかな展示です。散策の合間に、ぜひお立ち寄りください。 5月23日(月)までです※最終日は15時まで。火曜休館。

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