2014年8月のアーカイブ

フラメンコライブ「胸のfuegoを燃やす旅2014」

投稿日 2014-08-31

8月30日 8月30日の夜、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)では「フラメンコライブ『胸のfuegoを燃やす旅2014』」が開催されました。

 4人の踊り子さん、ひとりひとりが自己紹介のようにソロのバレイ(踊り)を披露し、観客をひきつけます。マイクを通さない生のカンテ(歌)とギターの伴奏、華やかな衣装を身にまとった踊り子さんの情熱的なバレイに、会場は熱気に包まれました。
 フラメンコ発祥のスペインには、美唄市と同じくかつて炭鉱で栄えた地域があり、フラメンコには炭鉱にゆかりのある演目もある…とのことで、フィナーレには「炭坑節」をスペイン語に訳して歌い、ルンバのリズムで踊ってくださいました。「炭坑節」の踊りをフラメンコ風にアレンジしたバレイも愛嬌たっぷり!客席には美唄市民の方が多かったこともあって、大いに盛り上がり、アンコールの声もかかっていましたよ。8月30日

 出演者の方々は、開演時間よりもだいぶ早くに来て、アルテの中を散策し、この空間を満喫してから、舞台に望んでいらっしゃいました。きっと、この時、この場所でしか見られないライブになったことでしょう。「アルテの空間でフラメンコライブがしたい!」と企画してくださった定免さんをはじめ、ご出演されましたみなさま、熱い夜をありがとうございました。

8月31日は美唄で

投稿日 2014-08-29

8月29日 近頃、吹いてくる風に秋の気配を感じます。日が暮れるのもだんだんと早くなってきました。

 さて、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーで開催中の「思い出の炭鉱写真展」最終日となる8月31日(日)、関連企画「てくてく美唄炭鉱~三井美唄編~」を行います。炭鉱で栄えた地域の” 足あと” をたどる、まち歩きイベントです。
 今回歩くのは、かつては道内一のマンモス校、3100 人を越える児童が通う小学校があったほど、炭鉱で大きく栄えた南美唄地区。集合は、13時「南美唄コミュニティセンター(美唄市南美唄町西町)」ですが、アルテから送迎バスも出ます。ご予約は不要です!詳しくはこちらをご覧ください。
 同日、美唄市内にあるラムサール条約登録湿地・宮島沼では、「食・農」「環境」「交流」をテーマとした手作りの農業祭「宮島沼カントリーフェス」(10時~15時)が行われます。旬の野菜や果物の軽トラ市、長靴飛ばし大会、農家の奥さま食堂…その他イベント盛りだくさんのフェスティバル!こちらもとても楽しそうです。
 8月31日(日)は午前中、宮島沼のカントリーフェスに行って、午後からは「てくてく」に参加して…と、美唄を満喫する1日もいいですね~みなさまのご参加をお待ちしています!

ありのままで~♪

投稿日 2014-08-27

8月27日 8月25日、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)で「イリス弦楽四重奏団コンサート」が行われました。
 アルテの木造校舎1階にある栄幼稚園と美唄市内のアカシア幼稚園の園児たち約100名が招待された他、一般の方も出入り自由の和やかなコンサート。
 いつもはクラシックの名曲を披露されているイリス弦楽四重奏団の方々ですが、この日は園児たちにあわせて「となりのトトロ」や「アナと雪の女王」といった選曲で、園児たちも大喜び。「ありの~ままで~♪」と元気いっぱいの大合唱が会場に響き渡りました。途中楽器の紹介もあり、ヴィオラやチェロといった見慣れない楽器に、園児たちからは「すごーい!」という声も。
 なかなか聞く機会の少ない生の演奏は、きっと園児たちの記憶にも残る思い出のコンサートになったことでしょう。   

 

雑誌「天然生活」に

投稿日 2014-08-24

8月24日 雨と晴れの繰り返しで、芝生もイキイキとしています。

 さて、アルテピアッツァ美唄の中の木造校舎一階にある美唄市立栄幼稚園が、雑誌「天然生活」10月号(出版社: 地球丸)に5ページにわたって特集されました。「芸術は大切な友達」という見出しで、29名の園児たちが芝生の上を駆け回った運動会の様子や日々アルテピアッツァ美唄の中で過ごす姿が掲載されています。

 安田侃さんの彫刻に、毎日触れている園児たち。まるで友達のように彫刻に声を掛ける子や、お気に入りの作品を大事にきれいにしている子・・・。

8月24日そんな園児たちの笑顔にアルテスタッフもいつも元気をもらっています。

 二日間に渡って丁寧に取材され、栄幼稚園とアルテのことを、あたたかい文章でまとめてくださいました。写真もとても綺麗で、園児たちの声が今にも聞こえてきそうです!特集の最後には、安田侃さんの言葉も載っています。
 全国の書店で発売中です。お近くの書店でどうぞ。

 

 

青葉市子アワぶくツアーツアー . 。○ o ◯ 2014@美唄

投稿日 2014-08-21

8月18日 お盆が終わり、真夏の暑さが過ぎ、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。ひと雨ごとに秋が近づいてくるのを感じます。

 8月18日の月曜日、夕日が沈み、あたりが暗くなった頃、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「青葉市子アワぶくツアーツアー . 。○ o ◯ 2014@美唄」が開催されました。47都道府県、全国をまわる弾き語りツアーで、北海道では札幌と美唄に立ち寄ってくださいました。
 楽器はクラシックギターのみ。スポットライトの下、静かにギターを手にして、青葉さんは歌います。「(会場にある)安田侃さんの彫刻のパワーがすごくて、少し緊張します…」とおっしゃっていましたが、小さな体から奏でられるギターの音色と透明感のある歌声が響くと、アートスペースの大きな空間を”青葉市子の世界”で包んでいました。

 窓の外から聞こえる鈴虫の声も、音楽の一部となっているようでした。青葉さん、夏の終わりの静かな夜に素敵なコンサートをありがとうございました。

アン・サリーさん「森のコンサート」

投稿日 2014-08-18

8月17日 8月17日(日)、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「北海道文化財団20周年記念企画 アートカフェvol.15 アン・サリー『森のコンサート』」が開催されました。
 窓を開け放って、爽やかな風が吹きこむ会場に、定員いっぱいのお客さまが開演を待ちます。ピアノの小林創さんとトランペットの飯田玄彦さんが登場し、伴奏が始まり、続いて、アン・サリーさんがあらわれると、会場は大きな拍手で包まれました。「気温も湿度も、ちょうどよくて、本当に気持ちがいい日ですね」とアンさん。映画の主題歌となった「おかあさんの唄」や「この空間(アルテ)にとても合う曲です」と、歌ってくださった「のびろのびろだいすきな木」など、穏やかで伸びやかな歌声が響くと、それに身をゆだねるように、体をゆっくり揺らしながら聴いているお客さまもたくさんいらっしゃいました。
 そして、この日はなんとアンさんのお誕生日!コンサートの最後には「ハッピーバースディ」の演奏と花束贈呈があり、アンさんはとっても嬉しそうにされていましたよ。
 アン・サリーさん、小林創さん、飯田玄彦さん、主催の北海道文化財団のみなさん、空間全体を優しい空気で満たすような、素敵な時間をありがとうございました。

アルテの盆踊り

投稿日 2014-08-15

8月14日 お盆のこの時期、帰省されている方や、お盆休みを利用してという方など、連日多くの方がアルテピアッツァ美唄を訪れてくださっています。

 さて、8月13日、アルテピアッツァ美唄では、「アルテの盆踊り」を開催しました。まずは5時半から“こども盆踊り”がスタート。会場の「トリフォリオの広場」には、「ドンッ、ドンッ、ドンッ!」と太鼓の音が鳴り響き、だんだんと子どもたちが集まって来てくれました。ピンクや青のかわいい浴衣姿で、一生懸命踊ってくれたお礼に、最後に“おやつ”が配られ、満足気な子どもたち。
 続いて、6時半からは“大人盆踊り”。始まる頃にはうっすら辺りも暗くなり、水の広場にはみんなで手作りした“ころころキャンドル”が灯されました。幻想的な光景に、写真を撮る方や、自分の作ったキャンドルを探している子の姿もありました。櫓を囲む盆踊りの輪には、ご近所の方、遠方からこ8月14日の日のために来てくださった方、アルテのスタッフも加わり、太鼓の音と「どっこいしょ~どっこいしょ!」の掛け声にあわせ、真っ暗になるまで、輪を絶やさずに踊り続けました。

 最後まで太鼓を叩いてくださった「和太鼓会 鼓春」のみなさん、お手伝いしてくださった方々、参加してくださったみなさん、ありがとうございました!また来年も一緒に踊りましょう!

「炭鉱映像館」

投稿日 2014-08-12

 9日(土)は、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)で、「思い出の炭鉱写真展」関連企画である、「炭鉱映像館」を行いました。「炭鉱映像館」は、炭鉱があった当時をよく知る方のお話を伺いながら、昔の映像や写真をみんなで楽しむ上映会です。
 会場には、映像製作者で美唄市在住の金沢俊美さんと、同じく市内在住の中田茂男さんをお招きしました。この日は”三井美唄”のことを中心にお話いただきました。”三井美唄”とは、現在「南美唄地区」と呼ばれる炭鉱で栄えた地域のひとつです。(ちなみに、アルテのある地区は「東美唄地区」と呼ばれています。)
 会は2部構成で、第1部は東美唄と三井美唄それぞれの写真を見ながら炭鉱があった頃の様子を、第2部では中田茂男さんが昭和38年頃に8ミリビデオで撮影されたという映像を観覧しました。
 時には会場から補足説明があったり、合いの手があったりと、和気藹々とした空気に包まれ、終演後も金沢さんや中田さんに質問やお話をされる方が多く残っていらっしゃいました。

 さて、16日(土)も「炭鉱映像館」を開催します。次回は、金沢俊美さんが撮影された、今は無き美唄鉄道の貴重な映像など、主に東美唄地区のものを中心に上映します。どうぞお楽しみに。

  「炭鉱映像館~東美唄地区中心の映像」
  ■日 時 8月16日(土)13:00~
  ■会 場 アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)
  ■入場料 無料

8月13日はアルテの盆踊り

投稿日 2014-08-09

8月9日 もうすぐお盆の時期ですね。ふるさとへ帰省される方も多いことと思います。
 さて、今年も8月13日、アルテピアッツァ美唄では「おかえりなさい」の気持ちを込めて、「アルテの盆踊り」を行います(昨年の様子はこちら)。この土地に生きた先人たちの霊を慰めその思いをつなぐとともに、人々の結びつきを深める盆踊り。かつて、美唄が炭鉱で栄えた頃、二重三重の輪を作りながら朝まで踊ったそうです。
 その記憶を大切にしながら、今年も往時と同じ「北海盆唄」を太鼓の音頭で踊ります。夕暮れ時には、「水の広場」にみんなで手作りした“ころころキャンドル”を灯し、年に1度の特別な夜を演出します。

 「アルテの盆踊り」はどなたでもご参加いただけます。みんなで一緒に踊りましょう。

■日時  2014年8月13日(水) 
       ※雨天の場合、14日(木)
       こども盆踊り 17:30~ 大人盆踊り 18:30~

■場所  アルテピアッツァ美唄 トリフォリオの広場(木造校舎横。上写真の広場)
■お問合せ先  認定NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

 また、毎週火曜は休館日ですが、8月12日(火)はお盆期間中につき開館しております。

「思い出の炭鉱写真展」開催中

投稿日 2014-08-06

8月6日 アルテピアッツァ美唄ギャラリー(木造校舎2階)では、多くの方が帰省されるお盆の時期にあわせ、「思い出の炭鉱写真展」を開催中です。
 今年のテーマは「思い出地図」。会場には、三菱美唄地区(東美唄)、三井美唄地区(南美唄)、日東美唄地区(茶志内)に、それぞれの炭鉱があった頃の地図や写真をご用意しています。会場では、用意してある付箋に、皆さまの思い出を書いて地図に貼っていただいています。この地図を通し、皆さんが大事にしてきた“炭鉱の記憶”を共有したいと考えています。

 展示開始より1週間経ち、少しずつ地図上がにぎわいはじめました。たとえば、「リンゴ園がいっぱいありました」という思い出に対し、後日「だから本町にはリンゴ屋さんがあったんだー」というコメントが書かれた付箋が追加されていました。子どものころに演劇を見たことや海へ行く時の思い出を綴った付箋もあります。初めてご覧になった方も、「これって何?」と、質問を付箋に書き込んでみてはいかがでしょうか。もしかしたら、誰かが答えを書いてくれるかもしれませんよ。皆さまの思い出でどんどん地図を賑わせていきましょう!
 「思い出の炭鉱写真展」は31日(日)までです。※19日(火)、26日(火)休館。

 
 また、「思い出の炭鉱写真展」関連行事の「炭鉱映像館」も、9日(土)・16日(土)13時より、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)にて実施します(詳しくはこちら)。こちらもお誘いあわせのうえ、是非ご来場ください。入場無料。

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