2015年3月のアーカイブ

4月と5月の「こころを彫る授業」

投稿日 2015-03-30

3月30日 3月も明日で終わり、この春から環境が変わる…という方も多いのではないでしょうか。ここで、4月の「こころを彫る授業」のお知らせです。何かとあわただしくなる春、アルテピアッツァ美唄でゆっくりと自分の「こころ」と向き合う時間を過ごしませんか?彫刻をしたことがないという方でも、小学4年生以上ならどなたでも参加できます。

 ◆日にち:4月4日(土)、5日(日)※1日のみの参加も可能。 ◆時間:10:00~16:00 ◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房) ◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)大学生・高校生/10,000円(大理石)6,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引 ◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。 ◇昼食について:持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。こちらは予約が必要ですので、授業のお申し込みと一緒にお早めにご予約ください。

 もうひとつ、お知らせです。5月の授業第二土日の5月9日(土)、10日(日)に開催します。 いつもの第一土日ではありませんので、お間違えのないようお気をつけください。

 授業に関するお問い合わせ、お申込みはアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137までお願いします。※休館日を除く、9:00~17:00。

小学生のための「こころを彫る授業」

投稿日 2015-03-28

3月27日 3月27、28、29日の3日間、アルテピアッツァ美唄では「小学生のための『こころを彫る授業』」を開催しています。美唄市内からだけでなく、札幌や苫小牧、東川から、1日目は7名、2日目の今日は4名の小学生が参加してくれました(1日完結型の授業です)。

 最初は、石を彫ること、しかも、彫るのは自分の「こころ」という、初めてのことに戸惑いと緊張の面持ちだった子ども達も、少しずつ道具の使い方に慣れて、だんだんと集中していきます。削った石の粉まみれになって頑張っている子もいました。

 お昼ごはんの後の散歩の時間、安田侃さんの彫刻を見つけると「あったー!」と勢いよく彫刻に抱きつき、身体をゆだねる子ども達。彫刻の間をすり抜けたり、くぐってみたり…スタッフが説明しなくても、すぐに彫刻と仲良くなって、「すべすべ~」「冷たい!」「この穴はナンだ?」と、あちこちで声があがります。ぐるっとアルテの中を歩いた後は、再び自分の「こころ」と向き合う時間。
 授業の最後、「完成した」という子も、「まだ磨き足りない」という子も、嬉しそうに(少し恥ずかしそうに?)、今日1日彫った自分の「こころ」をみせてくれました。彫っている途中で石が割れた子も何人かいましたが、どの子も投げ出さず、自分の「こころ」と向き合って、かたちにしていく姿が印象的でした。 3月28日

 身体と心をいっぱい使って過ごした1日、その子の中でどんな思い出となるでしょうか?明日も「小学生のための『こころを彫る授業』」を開催します。参加申し込みは締め切っていますが、「見学してみたい」という方は、ストゥディオアルテにいますスタッフへお声かけください。

彩プロジェクト

投稿日 2015-03-25

3月25日 ただ今、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、普段は東京で活動されている「彩(いろどり)プロジェクト」のみなさまによる、「彩」をテーマにした作品展示とワークショップを開催中です。

 展示室Aには、様々な素材のものを縫い付けた色とりどりのスニーカー・Ripery’s Sugarさんの作品が、大きなキャンプファイヤーを模したオブジェを彩るように展示されています。この楽しい雰囲気のオブジェは、美唄市内の川などに落ちていた枝や葉を拾い集めてきたものを中心に構成されています。会期中に新たなものが加わったり、まだまだ変化していくかもしれない、とのこと。その世界を包むように展示しているのは、西田憲司さんの写真。ニューヨークやメキシコで撮られた町の風景の、色彩の鮮やかさが目をひきます。
3月25日 展示室Bでは、いろいろなワークショップを行っています。レザー(皮)を使った「ライターケースづくり」、Ripery’s Sugarさんの「子供靴のリメイク」、三角形の布に紐を通したオリジナルの飾り「ガーランドづくり」と、めずらしい内容ばかり。「見学・飛び入り参加もOK」とのことです!会期中、会場には「彩プロジェクト」のスタッフの方々がいらっしゃいますので、わからないことがあれば、丁寧に教えてくれますよ。

3月30日(月)14時までの展示です。お誘い合わせの上、お越しください!

朝霧

投稿日 2015-03-22

3月21日 昨日の朝、アルテピアッツァ美唄は一面、霧に覆われていました。その日、その時にしか見られない、自然と彫刻が創り出す景色にはいつもハッとさせられます。「朝霧が出ると、その日は晴れる」と言われるように、お昼前には太陽が出て、すっきりと晴れ、雪に光が反射して眩しいくらいでした。

 最近は「雪」より「雨」が降ることも多くなってきました。日に日に雪どけが進んで、彫刻の足元の雪もだいぶ無くなりました。この時期は、晴れていてもぬかるんでいるところも多いので、濡れても大丈夫な靴を履いてくると安心ですよ(長靴の貸し出しもしていますので、ご遠慮なくお声かけください)。

第60回栄幼稚園卒園式

投稿日 2015-03-19

3月18日 天気に恵まれ、あたたかな陽射しが降り注いだ昨日、アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階美唄市立栄幼稚園のホールでは、「第60回栄幼稚園卒園式」がありました。

 今年の卒園生は10名。みんな自分の名前が呼ばれると、大きな声で返事をして、「大きくなったら、警察官になりたいです!」「パティシエになりたいです!」と将来の夢を言ってから、卒園証書を受け取っていました。
 園長先生は証書を読みながらうるうる、PTA会長さんも祝辞を贈りながらうるうる、担任の先生たちや保護者の方々も…卒園児の中にも涙をこらえている子がいました。幼稚園で過ごした日々を思い出すと、楽しかったこと、大変だったこと、いろんなことがあったでしょう。

 毎日挨拶していた園児たちが卒園するのは少し寂しいですが、旅立ちの春です。小学生になっても、家族や新しいお友達とまたアルテに遊びに来てね。園児のみなさま、保護者のみなさま、ご卒園おめでとうございます!

「小学生のための『こころを彫る授業』」、もうすぐです!

投稿日 2015-03-16

小学生のための「こころを彫る授業」 今月末に開催します「小学生のための『こころを彫る授業』」(詳細については、こちら)、お申し込みの締め切りが近づいてきました。
 開催日は、3月27日(金)、28日(土)、29日(日)の3日間。1日完結型の授業ですので、それぞれ1週間前までにお申し込みをお願いします。今のところ、どの日も数名空きがあります。定員は各日15名ですので、お早めにお申し込みください!
 また、保護者の方の見学も可能です。見学する方の昼食(とりめし定食700円)もご用意できますので、希望の方は授業お申し込み時に併せてご予約ください(参加するお子さまの昼食代は参加費に含まれます)。
 イタリアの白大理石と札幌の軟石、好きな方を選んで彫刻し、自分の“こころ”をかたちにする授業です。1人1人違う、目に見えない自分の“こころ”に子どもたちはどんなふうに向き合うでしょうか?お申し込みは、アルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)までお電話ください。

日の光

投稿日 2015-03-14

 季節が逆戻りしたかのような雪が続いたここ数日ですが、今日はひさびさに朝から晴れています。朝、アルテピアッツァ美唄アートスペースでは、太陽の光がさしこんで、彫刻の陰影をくっきりと浮かび上がらせていました。
 この時期、窓の外を眺めていると、暖かい日光で屋根の雪が融けて、まるで雨のようにしとしとと降り注ぎます。日の光をあびた雫はキラッキラッと反射して綺麗ですが、これらは屋根の雪が一気に落ちてくる前兆でもあります。湿り気を含んだ雪は重く、軒下を歩いているときに落ちてくると、あわや大事故…なんてことも。とても危険なので、アルテ内各施設の軒下へは立ち入らないようお気をつけくださいね。

 さて、ここで「カフェアルテ」よりお知らせです。3月21日(土)より、営業時間を10:00~17:00に戻します。春分も近づき、日も長くなってきました。のんびりと夕暮れのアルテを散策した後には、あたたかいコーヒーでほっと一息…。みなさまのご来店、お待ちしております!

アルテ文庫のご紹介

投稿日 2015-03-11

アルテ文庫 昨年10月にオープンしました「アルテ文庫」に、新たに安田侃さんが選んだ書籍が追加されました。今回は、安田さんの彫刻作品にも使われている白大理石の産地「カッラーラ」の石切り場の写真集やその大理石の山脈をモチーフに19世紀、20世紀に描かれたイタリアの絵画集など、日本ではなかなか目にすることのない本も。(写真はほんの一部です)
 個性豊かな本ばかりで、イタリア語が読めなくても、眺めるだけでも伝わるものがあります。「古代から多くの芸術家たちがこの風景を見ていたのかな…」などと、いろいろ想像するのも楽しいです。本の解説カードもありますので、どれを読もうか迷ったら、どうぞ参考にしてください。

 皆さまからのご寄附でますます充実していく「アルテ文庫」は、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーにあります。書籍はどなたでもご覧いただけますので、ぜひお立ち寄りください。(「アルテ文庫」のしくみについて、詳しくはこちら

口笛のような

投稿日 2015-03-08
3月8日 例年ですと、この時期はまだまだ雪深いのですが、今年はすでに芝生が出てきた地面もあります。とても穏やかな日々なので、近頃アルテピアッツァ美唄の中では、この陽気に反応した動物や植物が動き出している“気配”を感じます。
 午前中、林の中を歩くと、「ピーツピーツ」「チュンチュン」「チチチチ…」…などなど、陽射しに応えるように何種類もの小鳥たちの賑やかな声が聞こえます。中でも、「ヒッ、フー」と、ひときわ澄んでいて、口笛のようにも聞こえる声は、「ウソ」という鳥のさえずり。スズメよりひと回り大きく、頭のてっぺんは黒くて、首の周りが鮮やかな朱色の小鳥です。アルテに来た際には耳を澄ませてみてください。とてもきれいな声ですよ。
 ブロンズの彫刻も、表面についた雪が解けてキラキラと輝いて、なんだかイキイキしているようにも見えました。今年の雪解けはだいぶ早いかもしれません。

「カフェアルテ」スタッフ募集のお知らせ

投稿日 2015-03-05

3月5日 3月に入り、夕方になってもまだ外は明るく、だんだんと陽が長くなっているのを日々、実感します。

 さて、これから雪解けが進み、桜の季節や連休に入るとアルテピアッツァ美唄にもたくさんの方が来てくださいます。そんな賑やかな時期にむけて、カフェアルテでは、一緒に働くスタッフを募集しています。
 アルテピアッツァ美唄が好き、カフェアルテが好きという方なら、経験の有無も問いません。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。「空いた時間にボランティアとしてなら…」というご連絡もお待ちしております!
 募集の概要・応募方法など、詳しくはこちらから。

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