‘出来事’ カテゴリーアーカイブ

みーつけたっ!

投稿日 2013-04-21

4月21日 今週末、天気にも恵まれて、多くの方が、アルテピアッツァ美唄を訪れてくださっています。

 昨日は、午後から小学生のための「こころを彫る授業」が行われました。
 休憩中に、子どもたちと彫刻を見に外を散策していたら、みんなが鮮やかな紫色の“クロッカス”の花を見つけました。「きれい!」と、参加していた男の子は夢中になって写真を撮っていました。4月21日
 アルテピアッツァでは、“フキノトウ”と並んで早くに顔を出すクロッカス、毎年一番に黄色や紫色の花を咲かせています。これからの季節、こうした色々な動物や植物に出合えるのも、ひとつの楽しみですね。

だんだんと

投稿日 2013-03-28

3月28日 美唄市内の幼稚園や小学校は春休みに入って、平日でも小さなお子さん連れのご家族がアルテピアッツァ美唄に遊びに来ています。春の陽射しを浴びながらの「ソリ滑り」は、本当に気持ちよさそうで、羨ましいです。

 最近は、気温がプラスになる日も多く、アルテの中でも、ところどころ地面が見えてきました。積もった雪もだんだんと低くなり、木造校舎2階ギャラリーの窓からは、水の広場の一部が丸く下がって、そこに「池」があることがわかるようになりました。
 雪の下に隠れていたものが少しずつ姿をあらわし、光の具合や気温の変化に続いて、視覚的にも春の訪れを感じています。

どんな思いも

投稿日 2013-03-11

3月11日 ブログを読んでいるみなさまは、どのような思いで、今日の日を迎えているでしょう。
  この2年の間に、アルテピアッツァ美唄には「被災して、北海道に移って来たんです」という方が何人もいらっしゃいました。
 「なんだか、やっと、ほっとした」と、涙をこらえながら、お話してくださった方もいました。この空間が、その方の張りつめていた心を解いてくれたのかもしれません。それは、アルテがあることの意味を強く感じた瞬間でもありました。

 北海道の小さな町・美唄には、どんな思いも受け入れ、包み込む場所があることを、いつも心の片隅に留めていてください。一日も早い被災地の復興を、心よりお祈りしています。

 

先日の授業で

投稿日 2013-01-19

1月14日 前回のブログでお伝えしました「小学生のための『こころを彫る授業』」で、参加者のみんなとスタッフでアルテピアッツァ美唄の中を散策した時のこと。

 子どもたちは、彫刻を見つけるなり走って行って、「すごーい!」「なんだこれぇ?」と、その周りをぐるりと回ってみたり、なでなでしてみたり、彫刻の間をすり抜けてみたり…小学生のみんなにアルテのこと、どういうふうにお話しようかな、と準備していましたが、それは不要なくらいでした。ほとんど説明をしなくても、しっかりアルテを楽しんでいました。

 大人になると、“言葉”に頼りがちですが、子どもたちは五感をフルに使って、安田さんの彫刻とこの場所の力を、まっすぐ感じ取ったんですね~すばらしいです!

 

窓から

投稿日 2012-12-17

12月17日 昨日の日曜日、午前中はずっと雪が降っていましたが、午後は止んで、穏やかな冬の休日となりました。

 その日、木造校舎2階のギャラリーを訪れた女性が「孫たちに連れられて、はじめてアルテピアッツァ美唄に来たんですよ」と嬉しそうに教えてくださいました。
 ギャラリーの窓の外には、ソリ滑りして遊ぶお孫さんが見えています。その様子を眺めながら、その方はストーブの側で一休み。体が温まった頃、「そろそろ行こうかしら」と、笑顔でギャラリーをあとにされました。

 ストーブにあたりながら、雪の中で遊ぶ子どもたちの姿を眺めたり、刻々と変化する自然の風景を静かに眺めたりするのも、アルテの冬の楽しみです。窓際に椅子もありますので、自由に座って、ぜひゆっくり時間を過ごしてください。

写生会で

投稿日 2012-09-22

9月22日 今日は秋分の日です。土曜日&祝日ということで、ご家族連れが多く、広場には虫取り網を持って、トンボや鈴虫を追っている親子の姿もありました。

 今週の木曜日、美唄市内小学校の5年生が写生会のため、アルテピアッツァ美唄に来てくれました。今回のお題は「木造校舎」。美唄が炭鉱で栄えた頃に建てられたこの木造校舎は、60年以上経った今もなお、1階は美唄市立栄幼稚園として、2階はアルテのギャラリーとして使われています。
 どの子も校舎と画用紙を交互に見つめながら、一生懸命に描いていましたよ。美術の授業では、彫刻作品にスポットが当たることが多いですが、この日は木造校舎が主役。子どもたちみんなにじぃっと見つめて描いてもらって、校舎も喜んでいたことでしょう。

雨上がりの風景

投稿日 2012-09-10

9月10日 昨日から、北海道内ほぼ全域で雨が降っています。美唄でも強くなったり、弱くなったりしながら、雨が続いています。

 先日も、大きな雷が鳴る豪雨の日がありました。じりじりと真夏のような太陽が照らし、青空が見えていたかと思うと、急にもくもくと雨雲が空を覆い、2時間くらい滝のような雨が降りました。しばらくして、パーッと空が明るくなったので、「もしかして?」と窓の外を見てみると、やはり!出ていました。大きな虹です。しかも、この日は二重の虹が出ていました。
 雨が降った後は、空気が澄み、彫刻も雨のシャワーを浴びて、こころなしか、すっきりとして見えます。いつもの晴れの日には見られない風景が広がる、とっておきの時間です。今も降り続くこの雨の後には、どんな風景が広がるでしょう?

アルテの盆踊り

投稿日 2012-08-15

8月14日 今年も開催しました「アルテの盆踊り」。予定していた13日(月)は朝から大雨・・・で翌14日(火)に延期となりましたが、当日は前日までの雨がウソのような快晴、絶好の“盆踊り日和”となり、ほっと一安心でした。
 「ドンッドンッ、ドンッ」、5時半のこども盆踊りの時間にあわせて力強い太鼓の音が響き渡り、いよいよ盆踊りがスタート。赤やピンク、可愛い浴衣を着た子どもたちがたくさん集まってくれました。お母さんと手をつないでよちよち歩きで踊ってくれていた小さな子もいました。終わったあとはしっかりご褒美の“おかし”を貰ってご満悦の表情の子どもたち。また来年も踊りに来てね!
 続いて大人盆踊りの「北海盆唄」が流れ、薄らと辺りが暗くなりはじめた頃、この日の一夜限りの演出として、「水の広場」には校舎1階の「栄幼稚園」の子どもたちをはじめ、たくさんの方に協力していただいて作った 「ころころキャンドル」が灯されました。8月14日
 幻想的なアルテピアッツァの空間に、最後まで「北海盆唄」が流れ、踊る人たちの輪が途切れる事はありませんでした。

  アルテピアッツァ美唄では、炭鉱の歴史を次の世代に伝えようと、現在ギャラリーで行われている「思い出の炭鉱写真展」とともに、毎年「アルテの盆踊り」の灯りをともし続けていきたいと思っています。

もうすぐお盆

投稿日 2012-08-12

8月12日 お盆間近の週末、帰省されている方や旅行されている方も多いのではないでしょうか?アルテピアッツァ美唄「水の広場」もたくさんの親子連れで賑わい、9日から始まった「思い出の炭鉱写真展」にも多くの方にお越しいただき、美唄に帰省されている方やかつて炭鉱町に暮らしていた方などとのお話に花が咲いていました。
 そして、お盆といえば「盆踊り」、以前こちらのブログでもお知らせしましたが、明日13日(月)14日(火)(雨天のため、延期になりました)はアルテピアッツァでも「アルテの盆踊り」を開催します!場所は木造校舎のそば「トリフォリオの広場」、17:30~こども盆踊り、18:30~大人盆踊りです。櫓を囲んで輪になって踊りませんか?飲み物やおつまみの売店もご用意していますので一緒に楽しみましょう。詳しくはこちらもご覧ください。

夏休み

投稿日 2012-08-01

8月2日 美唄は昨夜から朝にかけて、久しぶりにどしゃぶりの雨が降りました。だんだんと空は明るくなってきましたが、雨上がり特有の蒸し暑さが続いています。
 先日、「ん?」と目をやると、どこからかカフェの中にメスの小さなクワガタが入ってきていました。外に逃がしてあげようと、捕まえると、ちょうど外に虫取り網を持っている親子がいたので、「クワガタいましたよ~」と声を掛けると、小学生くらいの子どもが嬉しそうに、「ありがとうございます」と言って、手の上に乗せていました。
 夏休みに入って、「水の広場」で水遊びする子や、虫取り網を持った子など、連日たくさんの子どもたちがアルテピアッツァに遊びに来てくれています。遊び疲れたら、休憩にカフェアルテで、ソフトクリームがおすすめですよ。

 カフェといえば、毎年のようにこちらのブログで報告しています、カフェアルテ近くのあじさいの花も、雨が降らなかったせいか少し遅めの開花をしていました。散策の途中、ぜひ探してみてください。

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