軽井沢のセゾン現代美術館に安田さんの「天聖」「天モク」「地人」を見に行ってきました。 アルテピアッツァのそれより細く繊細なプロポーションで、緑の中にすっくと立っていて、その姿が突如目に飛び込んできた時には、
何故か驚きがあり、一 歩、また一歩と近づくにつれて旧友に再会したような安心感と喜びがこみあげてきました。 美術館の前庭にあたる緑の空間は程良い湿気に包まれていて、鳥のさえずる声と小川のせせらぎ、木漏日も心地良く、ずいぶんと長い時間を過ごすことになりました。 1985年に設置されたという彫刻たちは、日々の
移ろいのなかにあって凛とした美しさを放って佇んでいて、アルテピアッツァにある「天聖」「天モク」「地人」とはまた違った魅力に溢れています。 軽井沢の辺りに行く事があるのでしたら、少々無理をしてでも見ていただきたい作品でした。