軽井沢で

投稿日 2006-06-15

  軽井沢のセゾン現代美術館に安田さんの「天聖」「天モク」「地人」を見に行ってきました。                                                                               アルテピアッツァのそれより細く繊細なプロポーションで、緑の中にすっくと立っていて、その姿が突如目に飛び込んできた時には、何故か驚きがあり、一 歩、また一歩と近づくにつれて旧友に再会したような安心感と喜びがこみあげてきました。                                                     美術館の前庭にあたる緑の空間は程良い湿気に包まれていて、鳥のさえずる声と小川のせせらぎ、木漏日も心地良く、ずいぶんと長い時間を過ごすことになりました。                                                                         1985年に設置されたという彫刻たちは、日々の移ろいのなかにあって凛とした美しさを放って佇んでいて、アルテピアッツァにある「天聖」「天モク」「地人」とはまた違った魅力に溢れています。                                      軽井沢の辺りに行く事があるのでしたら、少々無理をしてでも見ていただきたい作品でした。

東京で

投稿日 2006-06-14

 もう幾日か経過していますが、6月6日(火)に東京で開催された安田さんの講演会会場でNPOの会員入会の呼びかけとグッズ販売に行ってきました。                                                                      日本建築美術工芸協会主催の講演会は大変盛況で300人を超える方々が詰めかけていました。この日の約1時間の安田さんの言葉に感銘を受けたと早速東京からアルテピッツァを訪ねてくださった方もいらっしゃいましたし、このあとの反響が楽しみです。                                                                   会場となった丸の内周辺では安田彫刻をふたつほど見ることが出来ます。                                                           ひとつは1996年に設置した「意心帰」。丸の内3丁目の東京国際フォーラムの一角にあり、警備にあたる方々から「たまごいし」と呼ばれているという情報を新たにキャッチしてきましたが、もう10年も前からこの場所にあるのですから多くの方がご存知かもしれません。                                                               もうひとつは3月下旬に設置されたばかりの「天空」。三菱商事ビルディング(千代田区丸の内2丁目3-1)の入口に佇んでいます。                                                                                          どちらも白大理石のなめらかな曲線が心地よく、離れがたくなってしまいます。

クリーン会は雨天のため中止になりました

投稿日 2006-06-12

 ご報告が遅くなりましたが、6月3日(土)に予定をしていたクリーン会は、雨天のため中止となりました。来月8日の同じ時刻からの実施を予定していますので、またよろしくお願い致します。                                                                雨が降ってアルテピアッツァを訪れる方の数がグッと少ないと、どこからともなくカラスが舞い降りてきて水浴びを楽しんでゆきます。夏の盛りにも日中は水遊びのこどもたちで賑わっている時はどこかに隠れていて、早朝や夕方の人の気配がない時間に流路を独占しています。                                                                                    10日も悠々と水浴びを楽しむ姿が見られました。

林峰男チェロリサイタル

投稿日 2006-06-08

 緑輝くアルテピアッツァからコンサートのお知らせです。                                                                           来週末6月17日(土)午後5時より「林峰男チェロリサイタル」(実行委員会主催)がアートスペースで開催されます。                                                                       これまでにも度々アルテピアッツァで演奏をしてくださっている林さんは、スイス・ジュネーブ音楽院を卒業後、カーネギーホールでの演奏など国内外で高い評価を得ているチェロ奏者のお一人です。                                                                                                                            旧体育館に響き渡る林さんのチェロの音色は、これまでにも多くの方々を魅了してきました。                                入場料は大人2500円、高校生以下500円。チケットはアルテピアッツァでも取り扱っています。0126-63-3137まで。

クリーン会

投稿日 2006-06-05

 先月も開催したクリーン会。6月は10日に実施します。毎月第2土曜日の午前8時半から10時までの約1時間半、もしもご都合がよろしければアルテピアッツァのゴミを拾ったり小枝を集めたり…、お手伝いいただけませんか?                                            これまで参加してくださった方々からは「自分の都合の良い時間に手伝いに来られるのがイイ」と好評(?)です。                                          ただ先日も「第2土曜日には都合が悪いけれど是非…」ということで集まってくださった団体がありまして、小学生を中心に約50人が汗を流してくれました。そんなふうに自主的に…という方々も少しずつ増えてきて、本当に嬉しい限りです。                                                                        作業しやすい服装、軍手、ゴミ袋などを持参していただいて気軽にご参加下さい。                                                                   最後に大切なことを。雨が降ったときには中止にします。

お知らせ

投稿日 2006-06-03

 今日は久しぶりの晴天で本当に気持ちが良い日で、こどもたちが早速水遊びです。アートスペースでは「森の広場の音楽会」が開かれ、穏やかな時間が流れています。                                                                                    さてさて唐突で、しかも北海道にお住まいの方限定のお知らせになりますが、明後日6月5日(月)に安田さんがテレビで紹介されます。朝7時半からのNHK『おはよう北海道』のなかで紹介されるそうです。ニュースの時間ですので突発的に大きな事件などがあった場合は変更になるそうですが、ご覧になってみてください。

第12回 森の広場の音楽会

投稿日 2006-06-02

 明日6月3日(土)午後1時から、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、恒例の「森の広場の音楽会」が開催されます。                                           このコンサートは「入場無料、出入り自由な気軽なコンサート」というのが最大の特徴で、音楽を愛する方々の想いが溢れる楽しい時間が流れます。                                                                                                      プログラムを見ると今回も雅楽演奏に始まって、ピアノ、チェロ、オーボエ、マンドリン、ギター、ヴァイオリン…などなど、多彩なラインナップです。                                                                                   …というわけで「飛び入り参加」も二組限定となっているようですが、腕に覚えのあるあなた!是非ご参加ください。「参加なんてとても…」とおっしゃる引っ込み思案な方も、音楽を楽しみにいらしてください。                                                                                                                                         

ようこそ先輩

投稿日 2006-05-31

 美唄での講演会の翌々日、安田さんは岩見沢教育大学でマイクを握っていました。今年度から母校の特任教授として迎えられている安田さんと学生との顔合わせ。いわば交流会のようなものです。                                                        大学に入学してまだ2ヶ月足らずの初々しい学生100人ほどが集まり、事前アンケートに従って幾人かが安田さんへ質問を投げかけます。                                                                     「どんな時に作品のアイディアが閃くのですか?」「行き詰まった時、どんなふうにして乗り越えるのですか?」「安田さんの学生時代を振り返って、これから4年間学生生活を送る私たちへのアドバイスはありますか?」などなど…。どの質問も真っ直ぐで、切実で、安田さんも「それは企業秘密です」と言いながら、ひとつひとつ丁寧に答えていきます。                                                                                                  「壁にぶつかるということは前進しようとしている証しです。乗り越えてもそのままそこにとどまっていてもそれは素敵なことです。他人の表現に惑わされず自分自身と向き合う濃密な時間を過ごしてください」と。                                                                                                                         すべての言葉をお伝えすることが出来ないのは残念ですが、安田さん自身がとても楽しそうだったのが印象的なひとときでした。                                                       

6月6日には東京で安田さんの講演会があります。お近くにお住まいの方、よろしかったら是非おでかけください。

NPO法人 第1回通常総会と講演会

投稿日 2006-05-28

 昨年の4月10日の設立総会から1年。5月27日(土)はNPO法人アルテピアッツァびばいの第1回通常総会となりました。                                                                                 季候の良い土曜の昼下がりに私たちが体育館を独占したのでは、この施設を適切に維持管理するという主旨に反するという考えから、夕方4時からの開催にしました。                                 昨年度の収支・事業報告、今年度の収支・事業計画についても会員の皆様から承認され、無事に総会を終えることができました。                                                                                                       総会後には「道庁男声合唱団」のみなさんが駆けつけてくださり、美声を披露してくださいました。アンコールも含め4曲のミニコンサートでしたが、おかげさまで会場内はすっかりリラックスした雰囲気に包まれ、みなさんお待ちかねの安田侃講演会が始まりました。                                           「アッシジ展と釜山ビエンナーレ」と題した講演会が始まる頃には300人ほどが詰めかけていて大変な熱気となりましたが、その会場内の熱気にも勝る熱を持って語ってくださった安田さん。                            今から20年近くも前に美唄に建てた「炭山(やま)の碑」と今回出展された釜山ビエンナーレの「静江」の物語。目を背けてはいけない朝鮮人強制労働の歴史…。決して忘れてはいけない事実とその事実にまつわる人々の想いを形に込めた彫刻家。                                            釜山と美唄が繋がった…。本当にそう思える講演でした。                                                                               

 多忙ななか美唄まで駆けつけてくださった多くの方と、会場には来られなくともいつも思いを寄せてくださる更に多くの方々に改めて感謝しつつ、ひとつの区切りがつきました。                    今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。                                                       

フォーラム東川塾写真展

投稿日 2006-05-24

 アルテピアッツァ美唄にある桜の中で最も遅咲きの八重桜「関山」が満開です。濃いピンク色の花が見事に咲いています。                                                                          周辺の緑もいよいよ勢いづき、木の葉もぐんぐん生長して変化の毎日ですが、ギャラリーでは今「フォーラム東川塾」のみなさんによる写真展が開かれています。                            道内全域に会員を有する同塾の写真展も今回が3回目。会員のみなさん一人一人の個性が感じられる展覧会となっています。                                             四季折々の雄大な自然を撮ったものを中心に展示されています。会期は6月4日まで。

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