冷えています

投稿日 2006-10-26

 昨日のアルテピアッツァです。一面に霜が降りて真っ白な空間になりました。                                                               朝日が昇り、陽が射すと一瞬にして霜が融け、緑の芝生が朝露で濡れたようにキラキラと輝き出します。                                                                       冷えた空気のなかを雪虫が飛び交い、雪の季節が近づいていることを知らせてくれます。                                                          この寒さのなかを落ち葉ボランティアの方々が白い息を吐きながら作業をしてくださっていますが、落ち葉の季節も間もなく終わりを告げそうです。                                                

筬島(おさしま)にて

投稿日 2006-10-23

 1989年1月に骨髄ガンで逝ってしまった砂澤ビッキ氏が、晩年の約10年間制作の拠点としていた音威子府村筬島小学校廃校舎が改修され「エコミュージアムおさしまセンター BIKKY アトリエ3モア」としてオープンして4年。ここへ行けばビッキの彫刻など多くの作品を見ることが出来ますが、何よりもビッキが創作活動に没頭していた空間に身を置き、その息づかいを感じることが出来る場所として来訪者が全国からいらっしゃるそうです。                                                                                                       帰り際にアトリエ3モアから更に4km先の山に立つ「ビッキの樹」に案内していただきました。生前ビッキが良く会いに来ていたという樹齢400年、約40メートルのアカエゾマツの木肌はゴツゴツとしていながら温かく、天までまっすぐ続いています。その根元にはアイヌに伝わる墓標がたてられていて、今もビッキがそこで樹と対話しているように感じられました。                                                                  ビッキが愛したこの場所から作品をお借りして、来年3月にアルテピアッツァで「砂澤ビッキ展」を開催する予定です。そのことを「ビッキの樹」にも報告し帰路につきました。ビッキ展、楽しみにしていて下さい。                                                                                                              

秋の夕暮れ

投稿日 2006-10-21

 秋がぐんぐん近づいてきています。アルテピアッツァ周辺の木々も色づいて、来訪者の目を楽しませています。                                                           朝日が昇る東側の山に夕陽が射し、山全体を紅く染めています。                              雪虫も飛び始めた美唄。秋が更に深まってゆくのです。                                                    

展覧会情報

投稿日 2006-10-18

 秋が目に飛び込んでくる季節になりました。アルテピアッツァでも少 しずつ木々の葉が色づいてきています。                                                                      アルテピアッツァ以外の場所でアルテピアッツァに出合える展覧会をふたつご紹介します。                                                           ◆「パラレル・ニッポン 現代日本建築展 1996-2006」*2006年10月21日(土)~12月3日(日)*東京都写真美術館◆この展覧会は主催する日本建築学会などが過去10年に竣工した日本の建築から代表的な作品約110点を選び、今後10年にわたり海外各国を巡回するというもので、その110作品にアルテピアッツァ美唄も選ばれ、写真パネルにて紹介されています。                                                                                       ◆「空間に生きる~日本のパブリックアート」展*2006年10月1日(日)~29日(日)*札幌芸術の森美術館◆こちらでも戦後日本の優れたパブリックアートの事例のひとつとしてアルテピアッツァが紹介されています。そもそもパブリックアートは?それは駅や公演などの公共空間に置かれた彫刻作品のことを指すだけではない。ということを、模型や映像を使った展示で紹介しています。                                                                              機会がありましたら、皆さま、是非。

「わくわく!木育ランドinびばい」

投稿日 2006-10-15

 「木とふれあい、木に学び、木と生きる」取り組みを推進し、これまでにも道内6ヶ所で開催。平成17年は、約11,000人もの方が来場し、おやこで大小さまざまな木のおもちゃで遊び・ふれ親しみながら“木”を体感する機会を提供してきた北海道の事業が、アルテピア ッツァ美唄で開催されることになりました。                                                                              アートスペース(旧体育館)には、木の砂場や滑り台、メリーゴーランドや木馬など、とにかく所狭しと木のおもちゃが配置され、14、15日の全日程を終え、およそ1,300人の方が訪れ、「まだ遊んでいたぁ~いっ」。という声を残しての閉幕でした。

ネイチャーゲーム

投稿日 2006-10-14

  9日には2回目のネイチャーゲームを実施し、市内の小学生十数人が参加してくれました。                                8月のアルテまつりの時に初めてネイチャーゲームを実施したあと、「すごく楽しかったから、是非またやってくださいね」なんて声もあり、今回が2度目の参加だというこどもさんも結構いました。                                                                      お互いのことを知るための「はじめまして」で少し情報交換をしてから、「コウモリとガ」や「カモフラージュ」などで楽しみました。自然を意識できるプログラムにもなっていて、あっという間の2時間でした。雪のアルテピアッツァでのネイチャーもあるかも…なので、ご期待下さい。

豪雨

投稿日 2006-10-11

 昨日の穏やかな陽射しから一転。今朝は雷鳴も轟き、真っ黒な雲が空一面を覆っています。池にも泥水が流れ込み、緑の空間もあっという間にビショビショです。                          木造校舎のトタン屋根を打つ音が轟音となって耳に届きます。校舎内のギャラリーは夕闇に包まれたような雰囲気で、とても朝の表情とは思えません。                                                                               こんなバケツをひっくり返したような豪雨のなかを幼稚園のこどもたちは元気に登園して来て、新しい「今日」が始まります。                                                          彫刻も雨に打たれながらジッと佇んでいて、こういう姿を目の当たりにするたびに野外に展示されている彫刻が厳しい天候にも耐えて、そこに「ある」ことを再認識するのです。                                           

中村 歩 写真展

投稿日 2006-10-07

 今日は雨。朝から冷たい雨が降っています。                                            雨の日は来訪者の数も減ってしまうアルテピアッツァですが、少しずつ色づきはじめた木々のようすを楽しみながら、是非ゆっくりと散策していただきたいです。                                                              秋のギャラリーでは、札幌市在住の中村歩さんの写真展が開催されています。今回はモロッコの風景などが展示されています。中村さん自身が切り取ったモノクロームの世界をお楽しみ下さい。10月15日(日)まで。

感謝!!!

投稿日 2006-10-05

 秋を迎え、今年も落ち葉隊の季節がやって来ました。                                                                                10月1日から1ヶ月間は休館日の火曜と雨天時を除く毎日、8時半から10時までで都合の良い時間に落ち葉集めを手伝ってください。という呼びかけをしています。                                                            今日で4日目。今のところはポプラと桂の葉が中心ですが、何人もの方が手伝いに駆けつけてくださって、私たちにとっては本当に有り難いことです。                                                  朝露で芝生が濡れている朝、美味しい空気を吸い込みながらの作業に参加してみようか!と思われる方がいましたら、是非お手伝い下さい。これからが秋本番!集める落ち葉の量も日々増してくるはずです。ご協力お願い致します。

上杉春雄ピアノリサイタル~アルテの風音~

投稿日 2006-10-02

 さわやかな秋の陽射しが心地よい今日、上杉春雄さんのピアノリサイタルが300人を超す満員のアートスペース(旧体育館)で開催されました。                                                                                              開演当日の朝にも問い合わせの電話が何本 もかかってくるような人気で、前売り券は完売。開演間際の会場の状況によっては入場出来るという整理券を手に、多くの方が並んでくださり、上杉人気に嬉しい悲鳴をあげました。                                      上杉さん自身が「この我侭な(贅沢な)場所でピアノを弾けたら・・と思っていました」と言ってくださった、その想いが溢れる2時間で、観客のみなさんも大満足のひとときだったみたいです。                                           終演後には安田侃さんとのトークセッションもあり、“アルテピアッツァならでは”のリサイタルでした。                                                       釧路や紋別、道外からのお客さもいらしてくださり、主催者としても大きな喜びをいただいた一日でした。みなさん、どうもありがとうございます。

RSS

PAGE TOP