足跡探し

投稿日 2015-01-26

1月26日 ここ数日、美唄は穏やかな日が続いていて、今日はスノートレッキングをしている方もいらっしゃいました。

 冬は、動物たちの気配をより近くに感じられる季節でもあります。夜中のうちに遊びに来ているのでしょう。この時期、キツネ、リス、シカ…と、雪上に動物たちの足跡がたくさん残っています。
 写真の足跡は、「エゾユキウサギ」です。夏に一度見かけたことがありますが、室内で飼われるような「ウサギ」よりずっと大きく、走りも力強かったです。今は真っ白い冬毛に覆われているので、さらに見つけにくいかもしれませんが、足跡はあちこちに残されています。かなり傾斜のきつい雪面にも足跡が残っているので、調べてみると、このウサギの足の裏には毛が密生し、それが“かんじき”のような役割を果たして、雪上でも滑りにくいそうです。よくできていますね~。
 アルテピアッツァ美唄に遊びにいらした際には、動物たちの「足跡」も探してみてください。この時期だけの小さなお楽しみです。

2月の「こころを彫る授業」

投稿日 2015-01-24

1月24日 昨日、木造校舎1階「栄幼稚園」の園児たちが、今年初めての“ソリ滑り”をしていました。彫刻「天聖」と「天モク」の間を、色とりどりのスキーウェアを着た園児たちが一生懸命登っては滑ってを繰り返し、楽しんでいました。

 さて、来月の「こころを彫る授業」のご案内です。アルテピアッツァ美唄の一面の雪景色を見ながら、自分の「こころ」を形にしてみませんか?
 ◆日にち:2月7日(土)、8日(日)※1日のみの参加も可能。 ◆時間:10:00~16:00 ◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房) ◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引 ◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。 ◇昼食について:持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。こちらは予約が必要ですので、授業のお申し込みと一緒にお早めにご予約ください。
 授業に関するお問い合わせ、お申込みはアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137までお願いします。※休館日を除く、9:00~17:00。

 

「ポポロだより」、できました

投稿日 2015-01-21

ポポロだより この度、「ポポロだより」vol.3を発行しました。アルテピアッツァ美唄を支えてくださっている“アルテ市民ポポロ”のみなさまのお手元には届いている頃かと思います。年2回発行しています「Arte通信」はアルテの中や各地の美術館等で手にすることができますが、この「ポポロだより」は、ポポロのみなさまにだけお送りしているお便りです。
 アルテを守るための活動のこと、アルテがオープンしてから今までの軌跡のこと、NPO法人アルテピアッツァびばいスタッフからのお知らせ…「もっと確かにアルテを未来へ繋いでいけるよう、“アルテ”と“ポポロ”がもっと近くなるには?」とスタッフで話し合いを重ねながら、毎号作っています。みなさまのご意見、ご感想もお聞かせください。

 アルテピアッツァ美唄では、平成27年度アルテ市民ポポロの会費受付を開始しました。この場所を守るために支援していただけますよう、みなさまのご協力よろしくお願いします。

雪遊び

投稿日 2015-01-18

1月28日 先日、アルテピアッツァ美唄内「ストゥディオアルテ」の入り口のところに、小さな雪だるまが2体、知らぬ間に置かれているのを見つけました。誰が作ってくれたのか?わかりませんが、切り株の上にチョンと座っていました。

 冬の間、アルテには雪遊びをしに来くる子どもたちも多いです。寒さなんて何のその、広ーい雪原を走ったり、跳ねたり、寝転がったり・・・。どっしりと構える大きな彫刻に背中を預けてひと休みする子もいます。時には、子どもに手を引っ張られながら一緒になって楽しそうに遊んでいるお父さんお母さんも。遊具など無くても、自然や彫刻と戯れながら、いろんな“遊び”を見つけて、キャッキャとはしゃいでいます。

 雪遊びで、身体が冷えたかな?と思った時には、「カフェアルテ」へどうぞ。ぱちぱちと音を立てて燃える薪ストーブで店内をしっかり暖めております。子どもたちには別海産の牛乳を使った「ホットミルク(500円)」や、美唄産かぼちゃ「ぬくもり」を使用した「かぼちゃスープ(ポコポコぱん2個付)(600円)」がおススメです。ぜひお立ち寄りください。

かんじき貸し出ししてます。

投稿日 2015-01-15

1月15日 ここ数日は穏やかな天気が続き、“カケス”や“ヤマゲラ”などの野鳥たちの鳴声があちこちから聞こえてきます。

 さて、そんな野鳥の観察にも役立つかもしれません。アルテピアッツァ美唄では、ふわふわな雪の上でも、足があまり埋まらずに歩くことができる道具“かんじき”を、無料で貸し出しを行っております。
 冬は屋外の彫刻(ブロンズの大きな作品のみ)をご覧いただけるように園路をつけていますが、雪の上を歩きながら散策するのも、いつもと違った景色が見えるのでおすすめです。動物の足跡を追ってみたり、鳥の鳴声のするほうへ行ってみたり、とその先には貴重な出合いがあるかもしれませんね。あわせて長靴も貸し出ししておりますので、ご希望の方は、ぜひお気軽にスタッフまでお声掛けください。 

今年最初の…

投稿日 2015-01-12

1月11日 1月10日(土)、11日(日)、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)にて、今年最初の「こころを彫る授業」を行いました。2日間合わせて、18名の方が参加され、それぞれ自分の「石」と向き合い、彫刻をしました。

 「こころを彫る授業」は、いわゆる学校の“授業”とは違い、参加する方々の時間の過ごし方は様々。黙々と彫刻をする方もいらっしゃいますが、気分転換にストゥディオを出て、木造校舎2階ギャラリーの展示を見たり、「アルテ文庫」の書籍を読んだり、カフェアルテでコーヒーを飲んだり…「授業に来ると、彫刻以外にもやりたいことがたくさんあって、時間が足りないの」と笑っている方もいらっしゃいました。月に一度、日常から少し気持ちを離して、アルテで過ごす全ての時間を楽しみに、参加されている方も多いようです。
 次回の「こころを彫る授業」は2月7日(土)、8日(日)に開催します。参加の予約、お問い合わせなどはアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137までご連絡ください。

めずらしいお客さま

投稿日 2015-01-10

1月9日 久しぶりに眩しいほど陽射しがあった昨日の午前中、めずらしいお客さまがありました。
 木造校舎2階ギャラリーへ続く螺旋階段の途中に、ふわふわの、丸っこいものが。「あれ、忘れ物のぬいぐるみかな?」と思い、よく見ると、生きています!それは、「エゾモモンガ」でした。どこかにぶつかって脳しんとうを起こしていたのでしょうか、ちょこんとうずくまっていました。その後、無事に意識を取り戻し(?)、校舎の壁に飛び移って、走ってどこかへ消えていきました。大きな目とふさふさの尻尾が可愛らしかったです。

 このエゾモモンガ、アルテピアッツァ美唄の中では、過去に「カフェアルテ」で発見されたことはありました(その時のブログはこちら)が、それ以来、見かけることはなかったので、驚きました。調べてみると、本来夜行性で、昼間はほとんど活動しないとか。どうしてこんな天気の良い日に、出てきたのでしょうね?でも、またいつか会えることを密かに楽しみにしています。

今年もよろしくお願いします

投稿日 2015-01-07

1月7日 あけましておめでとうございます。みなさまはどんなお正月を過ごされたでしょうか?アルテピアッツァ美唄は本日が新年最初の開館日です。朝は青空が見えていましたが、徐々に雪雲に覆われ、細かな雪が降ってきました。

 今年もアルテピアッツァ美唄のブログでは、NPO法人アルテピアッツァびばいのスタッフが、日々のこと、安田侃さんの情報などを発信していきます。なかなかアルテに来ることができない方々にも、ブログを読んで、春夏秋冬通して、ここの空気に触れていただければ幸いです。
 まだしばらく厳しくも美しい冬が続きます。ピリッと肌が痛いくらい寒い日もありますが、そんな日こそ、その時にしか出合えない「何か」があるはずです!しっかりと防寒して、冬のアルテにもぜひいらしてください。本年もみなさまのお越しをお待ちしています。

良いお年を

投稿日 2014-12-28

 12月28日もう年末年始のお休みに入られた方も多いでしょうか。アルテピアッツァ美唄は明日、12月29日(月)が年内最後の開館日です。
 あっという間の1年、今年は団体旅行で初めてアルテを訪れる方も多かったように思います。風を感じながら芝生の上を歩いたり、どっしりと構える彫刻にそっと触れてみたりしていくうちに、帰り際には「なんだかよくわからないけど、気持ちがいいところだねぇ!今度ゆっくり来るわ」と言って、また日を改めて訪れてくださる方が何人もいらっしゃいました。そのたびに、この空間の大きな“力”を感じました。
 また、今年の主な出来事のひとつに、アルテピアッツァ美唄の指定管理者を任されています「NPO法人アルテピアッツァびばい」が「認定NPO法人」に認定されたことがあります。その記念事業として、「アルテ文庫」という新しい取り組みを始められたこと、皆さまのご協力とご理解に感謝いたします。私たちスタッフにとっても、大きな励みとなりました。

 2014年、アルテピアッツァ美唄を訪れた皆さま、全国各地で、様々なかたちで応援してくださった皆さま、ありがとうございました。新年、アルテピアッツァ美唄は1月7日(水)から開館しています(屋外は年末年始もご覧いただけます)。それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。

 認定NPO法人アルテピアッツァびばい スタッフ一同

第20回「アルテの森語り」

投稿日 2014-12-25

12月25日 今日のアルテピアッツァ美唄は、朝からしんしんと雪が降っています。

 さて、12月23日(火・祝)アルテピアッツァ美唄カフェアルテでは、 第20回「アルテの森語り-朗読会-」を開催しました。2008年3月から、季節の節目に開催してきた森語りも、今回で20回を迎えました。
 開演の4時半にはすでに辺りは真っ暗となり、まずは、ゲストのフリーデリケ・キーンレさんのチェロ演奏からスタート。 静かに登場され、バッハの無伴奏チェロ組曲 第1番から演奏が始ま

12月25日

り、その後は、朗読会の雰囲気に合わせるように、日本民謡の「八木節」や、最後には童謡「この道」で、歌声も披露してくださいました。チェロの温かみのある豊かな音色がカフェアルテの空間に心地よく響き渡りました。

続いて、朗読は磯田憲一さん。今回朗読するのは、初めて披露する藤沢周平著「雪明り」。江戸の人情物語ですが、磯田さんの深みのある声により、物語の世界へぐんっと引き込まれます。カフェアルテの窓からは、ライトに照らされた雪景色も見え、朗読の雰囲気も一層盛り上がりました。

 終了後は、場所をストゥディオアルテ(体験工房)に移して、恒例の交流会。今回は冬至の頃の開催にあわせて、「冬至かぼちゃ」をご用意したほか、大勢の方からの差し入れなど、テーブルいっぱいに料理が並びました。その他、工房の軒下では、餅つきも行われ、参加者の方々が掛け声にあわせて順番に餅をつく光景に、会場も和やかな雰囲気に包まれました。
 出演者のみなさん、ご参加いただいた方々、そしていつもお手伝いしてくださるみなさん、本当にありがとうございました。来年、開催の際には、ホームページ、またはこちらのブログでお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに。

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