「アルテ文庫」オープン!

投稿日 2014-10-06

10月5日 「アルテ文庫」とは、彫刻家・安田侃さん自ら選んだ書籍が並ぶ、アルテピアッツァ美唄の中の小さな図書館のこと。書棚に並ぶ本は皆さまからのご寄附で購入していきます。つまり、寄附が集まるたびに、本が増えていく、という仕組みです。これは、今年の2月、アルテピアッツァ美唄を管理運営する「NPO法人アルテピアッツァびばい」が「認定NPO法人」になり、アルテへの寄附が税制優遇措置の対象になったことを機に、より多くの方々にアルテを未来へ繋ぐ活動へ参加してもらえたら、と考えてスタートした、新しい取り組みです。

 この春からアルテ文庫のための寄附を募り、10月5日(日)、待ちに待ったオープンの日を迎えました!除幕式には、寄附をしてくださった方を中心に、40名ほどのお客さまが集まり、「tre(トレ)、due(ドゥーエ)、uno(ウーノ)!」(日本語では「3,2,1!」)というイタリア語の掛け声で、除幕されると、会場は大きな拍手に包まれました。続いて、ささやかな“乾杯”をして、みんなで創ったアルテ文庫のオープンを祝いました。
 式の後、彫刻、絵画、現代美術…とジャンルも時代も様々な、安田侃さんセレクトの本が並ぶ文庫を前に、「アルテで過ごす時間の“楽しみ”がまたひとつ増えた」「(寄附というかたちで)文庫づくりに参加できて嬉しい」「アルテに来るたびに少しずつじっくり読みたいなぁ」と、あちこちで話に花が咲いていました。

 アルテ文庫に寄附をくださった皆さま、当日お集まりいただきました皆さま、ありがとうございました。アルテ文庫は始まったばかりです。今ある本を楽しみながら、ますます文庫を充実させられるよう、今後もご協力お願いいたします。

静かな秋に…

投稿日 2014-10-04

10月2日

 美唄は紅葉が進んでいます。冬の訪れを告げる…とも言われる“雪虫”も飛び交うようになりました。

 さて、10月2日(木)、アルテピアッツァ美唄内アートスペース(旧体育館)では、「小松原俊、PETA 北海道ツアー in 美唄」が開催されました。ギター演奏と弾き語り、2部編成のコンサートで、秋の静かな夜にしっとりとしたギターの音色が響いていました。小松原さん、PETAさん、ありがとうございました。 

 今月、アートスペースでは、他にも様々なコンサートイベントの開催が予定されています。日本フィル打楽器奏者・福島喜裕さんを中心とした“うずしおカルテットプラスワン”のコンサートアルテ市民ポポロであり、チェンバロ奏者の明楽みゆきさんらによる“チェンバロとよみかたり”のコンサート、今回で29回目となる“森の広場の音楽会”、そして、美唄在住のミュージシャン・岸孝志さんが主催、季節ごとに開催しています“アルテの四季コンサート”など、盛りだくさんです。詳しくはアルテピアッツァ美唄ホームページの「イベント」欄をご覧ください。この秋、アルテで音楽を楽しみませんか?

はらり、はらり

投稿日 2014-10-02

 10月に入りました。紅葉も数日でぐっと進み、「水の広場」のカツラの木は、黄色や朱色に色づきはじめました。カツラの木が発する、独特のカラメルのような甘い香りが漂っています。訪れた方の中には、お醤油の香りのよう、と感じる方もいらっしゃるようです。
 一方、「音の広場」では、クルミの木や桜の木が、葉をはらはらと落としています。暖かい日には、大きなクルミの木の横にあるベンチに座って、落ち葉を横目に本を読んだり、景色をぼんやり眺めている方の姿をお見かけします。

 さて、アルテピアッツァ美唄では、毎年10月に、休館日を除く毎日朝8時半から10時の間、次の春を美しく迎えるために「落ち葉拾い」を行います。手を動かして、ちょっと疲れたら紅葉を見つつ、おしゃべりしながら一呼吸してみてください。朝の冷たい空気が美味しく感じられますよ。
 ご都合の良い時間でお手伝いいただける方、是非ご参加お願い致します!

■日 時    10月の毎日(火曜休館日除く) 8:30~10:00  ※予約不要、雨天中止    
■場 所    アルテピアッツァ美唄 アートスペース(旧体育館)入り口
         (当日の作業場所を掲示しています)
■持ち物    帽子、軍手など。作業しやすい服装でお越しください。

 

「アルテ文庫除幕式」と10月の「こころを彫る授業」のお知らせ

投稿日 2014-09-29

9月29日 気温が下がり冷え込むことも多くなりましたが、日中太陽が出ると、カフェではテラス席がまだまだ人気です。

 さて、今週末に行われるイベントのお知らせです。
 2014年春からスタートした「アルテ文庫」がいよいよ10月5日にオープンします!アルテ文庫は、みなさんからのご寄附により、安田侃さんがセレクトした本が並ぶ“小さな図書館”をつくるプロジェクトですが、これまでにお寄せいただいた寄附金は総額598,000円(9 月25 日現在)となりました。ご寄附くださったみなさん、本当にありがとうございます。オープン後も、文庫はみなさまのご寄附によりどんどん充実しますので、引き続きよろしくお願いします。

 当日は、アルテ文庫の「第一次オープン」を祝して、「アルテ文庫除幕式」を13時から開催します。当NPOの磯田憲一理事長の挨拶や、書籍について、安田琢理事の解説も予定しております。すでに文庫に並ぶ書籍の一部が届いていますが、彫刻、絵画など、安田侃さんが自らセレクトした、ここでしか見れない貴重な書籍も数多く並ぶ予定です!ぜひお手にとってお楽しみください。

「アルテ文庫 除幕式」
■ 日 時    2014年10月5日(日)13:00
■ 場 所    アルテ文庫前(アルテピアッツァ美唄 ギャラリー内)
■お問合せ   認定NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

 そして、10月4日(土)、5日(日)は、「こころを彫る授業」を開催します。“芸術の秋”、自分の「こころ」と向き合い、石を彫ってみませんか?授業及び昼食のお申込み、お問合せはアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)までご連絡お願いします。詳しくは こちら

平和展

投稿日 2014-09-27

9月27日 昨日からアルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、日本キリスト教団美唄教会主催「平和展」として、報道写真家・石川文洋さんによる写真展「戦争と子ども」が開催されています。石川さんが1965年から2005年頃までに撮影した、ベトナム、カンボジア、沖縄を中心とした戦争に関わる写真63点を展示しています。

 新聞やテレビではあまり見られないような生々しい写真の数々。なかには、目を背けたくなるような写真もあります。そのような写真についても、主催者側で石川さんの意図を汲み、現実に起きていることをふまえ、そのまま展示されています。「子どもたちのために何を遺し、何を語り継いでいくか、という問いを持ちながらごらんいただければ」とのこと。

 ご家族やご友人、みなさまでご覧いただきたい写真展です。10月5日(日)までの展示※9月30日(火)は休館日。

森の住人とおとぎ話と音楽と

投稿日 2014-09-25

9月23日 9月23日(火)は「昼と夜の長さが同じになる」と言われている秋分の日。祝日ということで、アルテピアッツァ美唄は開館していました。少し早い秋を楽しみに北海道内外から、多くの方がアルテを訪れていました。

 この日の夕方、アルテピアッツァ美唄内アートスペース(旧体育館)では、「森の住人とおとぎ話と音楽と」と題した物語の朗読と音楽の舞台がありました。
 美唄市に工房を持つ英円楽器・主宰の伊藤英円(ひでまる)さんが創り、奏でるのはとても繊細な音がする「ライア」という現代の弦楽器です。今回は英円さんを含む「森のゆりぶね」のメンバーが出演されました。ライアの他、カランコロンときれいな音色が響く「カリンバ」、小さなマラカスのような「マラカ」も使って、お話の中にお客さまを巻き込んで一緒に演奏する場面もあり、温かい雰囲気が会場に満ちていました。

 4つのおとぎ話の朗読と音楽、風に乗って窓の外から流れ込んだ自然の音も一緒になって、この場所、この時にしか観られないプログラムとなっていました。森のゆりぶねのみなさん、あたたかい朗読と音楽をありがとうございました。

第19回アルテの森語り

投稿日 2014-09-23

9月21日 いつも季節の節目にアルテピアッツァ美唄内カフェアルテにて開催しています朗読会「アルテの森語り」。9月21日(日)、今年は暦より少し遅くなりましたが、十五夜(中秋の名月)の時期に合わせて、開催しました。

 まずは、大島さゆりさんによるフルート演奏です。クラシック音楽だけでなく、誰もが一度は耳にしたことのある、ミュージカル「レ・ミゼラブル」や映画「ティファニーで朝食を」の劇中歌なども披露してくださいました。陽が落ちて、だんだんと辺りが暗闇に包まれる頃に演奏されたのは「星に願いを」。客席では、音に身をゆだねるように目を閉じて聞かれている方も多かったです。大島さん自身もとても楽しそうに演奏されていたのが印象的でした。
 窓の外が真っ暗になった頃、磯田憲一さんによる、江戸を舞台にした物語・藤沢周平著「小ぬか雨」の朗読がスタート。場面転換の際には大島さんのフルートが日本の横笛のように鳴り、江戸の雰囲気を盛り上げます。「橋」を舞台にした、叶わぬ思いを描いた物語を磯田さんが読み終えると、一瞬静寂に包まれたのち、大きな拍手がおきていました。

9月21日

 朗読会終了後は会場となりのストゥディオアルテに場所を移して、交流会が行われました。今回は、「冷やし天ぷらそば」(新そばでした!)が振る舞われると、みなさんおいしそうに召し上がり、あちらこちらで話に花が咲いていました。「森語り」にご参加いただきましたみなさん、交流会の為に“差入れ”をお持ちくださったみなさん、そばを打って振る舞ってくださった美唄の「匠の会」のみなさん、ありがとうございました。また次回をお楽しみに。

紅葉は?

投稿日 2014-09-21

9月21日

 この週末は暑すぎず、寒すぎず、ちょうどよい気候で、日曜日は朝早くから、お母さんと小さなお子さんが散歩しながら、クルミの実を拾っていました。

 アルテピアッツァ美唄内「天翔の丘」の脇にあるカツラの木は、秋の始まりを告げるようにきれいな橙色に変わってきました。「水の広場」近くの大きなプラタナスの葉も、ちらほらと落ち初めています。これから迎える紅葉の時期もアルテピアッツァ美唄はとてもきれいです。今年は気温が下がるのが急だったため、紅葉も早いように感じます。 例年ですと、見ごろはだいたい10月中旬~下旬ごろ。自然のことですから、わかりませんが、今年は少し早いかもしれません。徐々に深くなっていく秋のアルテの様子はブログなどでもお伝えします。「紅葉に包まれたアルテに行きたいな」という方も、「なかなか行けないから雰囲気だけでも・・・」という方も、アルテピアッツァ美唄からお届けします“秋の便り”をお楽しみに。

陶・木・ガラスの作品展「風に吹かれてⅡ」

投稿日 2014-09-18

9月18日 今日から、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、陶・木・ガラスの作品展「風に吹かれてⅡ」を開催しています。大谷実佳子さん(陶)、清水佐和子さん(陶とガラス)、竹中英雄さん(陶)、豊村眞理さん(陶)、若林克友さん(木工)によるグループ展です。昨年に引き続き、アルテピアッツァ美唄ギャラリーでは2回目の開催となりました。

 作品を出展されているのは、普段は北海道内外にそれぞれ拠点をおいて活躍されている作家さんたち。細かい打ち合わせをすることなく、「アルテの空間に合うものを」という共通認識の下、各自制作されたそうです。そんな想いを込めて作られた作品だからでしょうか、それぞれ違う作風なのですが、作品はどれも伸び伸びとしていて、この空間に居ることが気持ちよさそうにも見えます。9月18日

 会期中は作家さんが在廊されていることも多いので、作品についてお話を聞くことができるかもしれませんよ。23日(火・祝)16時までの開催です(毎週火曜休館ですが、23日は祝日につき開館しています。翌24日はお休みです)。みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください!

Arte通信vol.24、できました!

投稿日 2014-09-15

9月15日 美唄は天気の良い日が続いています。今日は敬老の日だからでしょうか?おじいちゃん、おばあちゃんと一緒にみんなでアルテピアッツァ美唄を訪れているご家族も多かったです。

 さて、この度アルテピアッツァ美唄の四季折々の表情と共にアルテの情報をお届けしています「Arte通信」、最新号となるvol24が発行されました!今回のArte通信は、昨年初雪の際に撮影した「天翔」を表紙にしています。巻頭には、今年、来年と「KAN yasuda アルテピアッツァ美唄カレンダー」の写真を撮ってくださっている写真家・大野繁さんにエッセイを寄せていただきました。嬉しいことに、エッセイと一緒に写真も送ってくださいましたので、文章と併せてお楽しみください。アルテピアッツァ美唄ギャラリー(木造校舎2階)、アートスペース(旧体育館)、カフェアルテ(喫茶室)の他、北海道を中心とした全国の美術館・ギャラリー各施設にも置いていただく予定です。これからアルテピアッツァ美唄で行われる展覧会やコンサートなどイベントスケジュールも掲載していますので、ぜひお手にとってご覧ください。
 いつもアルテを応援してくださっていますアルテ市民ポポロのみなさまには、「ポポロだより」と一緒にお送りしますので、こちらもお楽しみに!(ポポロについては、アルテHPポポロとは」をご覧ください)

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