昨日、17時半~アルテピアッツァ美唄内カフェアルテでは、「第12回アルテの森語り」が開催されました。今回は夏至の時季に合わせての開催です。
プログラムは「朝日カルチャー安藤教室の仲間たち(大沢りえ子さん、小川敦子さん、志和英世さん、武藤有紀さん)」による朗読からスタート。北海道の児童文学作家・加藤多一著「ネムロタンポポ」を、それぞれ登場人物のイメージに合わせて、掛け合いを交えながら朗読され、聞く人をグッと物語の世界に引き込みました。
続いて、同じく安藤教室の木村郭子さんによる朗読、あまんきみこ著「白いぼうし」です。木村さんの優しい語りによって、物語の中に登場する“夏みかん”の香りがふわっと香ってくるようでした。
そして、磯田憲一さんが三浦綾子著「大雪山に想う」を朗読、それに続いて、道庁男声合唱団の皆さんによる合唱「大雪よ」が披露されました。総勢16名の重厚で落ち着いた歌声は、まもなく日が落ちて静寂に包まれるアルテの雰囲気とぴたりと合っていました。
また、磯田さんが代表を務める「君の椅子プロジェクト」(詳しくはこちら)をテーマにつくられた曲「君の椅子」も披露され、アンコールでは、会場にいる皆で「ふるさと」を合唱、大きな拍手で幕を閉じました。
その後はもうひとつのお楽しみ、交流会です。恒例となりました美唄の「匠の会」による手打ちそば(今回は“かもそば”でした!)も大好評、食事をしながらおしゃべりをして、出演者も参加者も一緒に楽しい時間を過ごしました。回を重ねるごとに、
「今回もいい時間でした、また来ます」とおっしゃってくださるお客さまも多くなり、嬉しい限りです。
この「森語り」は、参加される方、出演される方、「匠の会」の皆さんをはじめ、いつもお手伝いくださる方々…多くの方のご協力によりつくられています。今回も本当にありがとうございました。次回の開催が決定しましたら、またホームページでお知らせします。楽しみにお待ちください!