アン・サリーさん「森のコンサート」

投稿日 2014-08-18

8月17日 8月17日(日)、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「北海道文化財団20周年記念企画 アートカフェvol.15 アン・サリー『森のコンサート』」が開催されました。
 窓を開け放って、爽やかな風が吹きこむ会場に、定員いっぱいのお客さまが開演を待ちます。ピアノの小林創さんとトランペットの飯田玄彦さんが登場し、伴奏が始まり、続いて、アン・サリーさんがあらわれると、会場は大きな拍手で包まれました。「気温も湿度も、ちょうどよくて、本当に気持ちがいい日ですね」とアンさん。映画の主題歌となった「おかあさんの唄」や「この空間(アルテ)にとても合う曲です」と、歌ってくださった「のびろのびろだいすきな木」など、穏やかで伸びやかな歌声が響くと、それに身をゆだねるように、体をゆっくり揺らしながら聴いているお客さまもたくさんいらっしゃいました。
 そして、この日はなんとアンさんのお誕生日!コンサートの最後には「ハッピーバースディ」の演奏と花束贈呈があり、アンさんはとっても嬉しそうにされていましたよ。
 アン・サリーさん、小林創さん、飯田玄彦さん、主催の北海道文化財団のみなさん、空間全体を優しい空気で満たすような、素敵な時間をありがとうございました。

アルテの盆踊り

投稿日 2014-08-15

8月14日 お盆のこの時期、帰省されている方や、お盆休みを利用してという方など、連日多くの方がアルテピアッツァ美唄を訪れてくださっています。

 さて、8月13日、アルテピアッツァ美唄では、「アルテの盆踊り」を開催しました。まずは5時半から“こども盆踊り”がスタート。会場の「トリフォリオの広場」には、「ドンッ、ドンッ、ドンッ!」と太鼓の音が鳴り響き、だんだんと子どもたちが集まって来てくれました。ピンクや青のかわいい浴衣姿で、一生懸命踊ってくれたお礼に、最後に“おやつ”が配られ、満足気な子どもたち。
 続いて、6時半からは“大人盆踊り”。始まる頃にはうっすら辺りも暗くなり、水の広場にはみんなで手作りした“ころころキャンドル”が灯されました。幻想的な光景に、写真を撮る方や、自分の作ったキャンドルを探している子の姿もありました。櫓を囲む盆踊りの輪には、ご近所の方、遠方からこ8月14日の日のために来てくださった方、アルテのスタッフも加わり、太鼓の音と「どっこいしょ~どっこいしょ!」の掛け声にあわせ、真っ暗になるまで、輪を絶やさずに踊り続けました。

 最後まで太鼓を叩いてくださった「和太鼓会 鼓春」のみなさん、お手伝いしてくださった方々、参加してくださったみなさん、ありがとうございました!また来年も一緒に踊りましょう!

「炭鉱映像館」

投稿日 2014-08-12

 9日(土)は、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)で、「思い出の炭鉱写真展」関連企画である、「炭鉱映像館」を行いました。「炭鉱映像館」は、炭鉱があった当時をよく知る方のお話を伺いながら、昔の映像や写真をみんなで楽しむ上映会です。
 会場には、映像製作者で美唄市在住の金沢俊美さんと、同じく市内在住の中田茂男さんをお招きしました。この日は”三井美唄”のことを中心にお話いただきました。”三井美唄”とは、現在「南美唄地区」と呼ばれる炭鉱で栄えた地域のひとつです。(ちなみに、アルテのある地区は「東美唄地区」と呼ばれています。)
 会は2部構成で、第1部は東美唄と三井美唄それぞれの写真を見ながら炭鉱があった頃の様子を、第2部では中田茂男さんが昭和38年頃に8ミリビデオで撮影されたという映像を観覧しました。
 時には会場から補足説明があったり、合いの手があったりと、和気藹々とした空気に包まれ、終演後も金沢さんや中田さんに質問やお話をされる方が多く残っていらっしゃいました。

 さて、16日(土)も「炭鉱映像館」を開催します。次回は、金沢俊美さんが撮影された、今は無き美唄鉄道の貴重な映像など、主に東美唄地区のものを中心に上映します。どうぞお楽しみに。

  「炭鉱映像館~東美唄地区中心の映像」
  ■日 時 8月16日(土)13:00~
  ■会 場 アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)
  ■入場料 無料

8月13日はアルテの盆踊り

投稿日 2014-08-09

8月9日 もうすぐお盆の時期ですね。ふるさとへ帰省される方も多いことと思います。
 さて、今年も8月13日、アルテピアッツァ美唄では「おかえりなさい」の気持ちを込めて、「アルテの盆踊り」を行います(昨年の様子はこちら)。この土地に生きた先人たちの霊を慰めその思いをつなぐとともに、人々の結びつきを深める盆踊り。かつて、美唄が炭鉱で栄えた頃、二重三重の輪を作りながら朝まで踊ったそうです。
 その記憶を大切にしながら、今年も往時と同じ「北海盆唄」を太鼓の音頭で踊ります。夕暮れ時には、「水の広場」にみんなで手作りした“ころころキャンドル”を灯し、年に1度の特別な夜を演出します。

 「アルテの盆踊り」はどなたでもご参加いただけます。みんなで一緒に踊りましょう。

■日時  2014年8月13日(水) 
       ※雨天の場合、14日(木)
       こども盆踊り 17:30~ 大人盆踊り 18:30~

■場所  アルテピアッツァ美唄 トリフォリオの広場(木造校舎横。上写真の広場)
■お問合せ先  認定NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

 また、毎週火曜は休館日ですが、8月12日(火)はお盆期間中につき開館しております。

「思い出の炭鉱写真展」開催中

投稿日 2014-08-06

8月6日 アルテピアッツァ美唄ギャラリー(木造校舎2階)では、多くの方が帰省されるお盆の時期にあわせ、「思い出の炭鉱写真展」を開催中です。
 今年のテーマは「思い出地図」。会場には、三菱美唄地区(東美唄)、三井美唄地区(南美唄)、日東美唄地区(茶志内)に、それぞれの炭鉱があった頃の地図や写真をご用意しています。会場では、用意してある付箋に、皆さまの思い出を書いて地図に貼っていただいています。この地図を通し、皆さんが大事にしてきた“炭鉱の記憶”を共有したいと考えています。

 展示開始より1週間経ち、少しずつ地図上がにぎわいはじめました。たとえば、「リンゴ園がいっぱいありました」という思い出に対し、後日「だから本町にはリンゴ屋さんがあったんだー」というコメントが書かれた付箋が追加されていました。子どものころに演劇を見たことや海へ行く時の思い出を綴った付箋もあります。初めてご覧になった方も、「これって何?」と、質問を付箋に書き込んでみてはいかがでしょうか。もしかしたら、誰かが答えを書いてくれるかもしれませんよ。皆さまの思い出でどんどん地図を賑わせていきましょう!
 「思い出の炭鉱写真展」は31日(日)までです。※19日(火)、26日(火)休館。

 
 また、「思い出の炭鉱写真展」関連行事の「炭鉱映像館」も、9日(土)・16日(土)13時より、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)にて実施します(詳しくはこちら)。こちらもお誘いあわせのうえ、是非ご来場ください。入場無料。

「sapporo55夏祭り」に行ってきました

投稿日 2014-08-03

8月2日 8月2日の土曜日、札幌駅近くで開催された「sapporo55夏祭り」というイベントに行ってきました。今回も、sapporo55夏祭り実行委員会の方からの「札幌でアルテを紹介しませんか?」というお声かけに「ぜひ!」と参加させていただきました。
 夏祭りらしい「射的」や「わたあめ」といった出店の他、札幌のベーグル屋さんや西洋菓子屋さん、オーガニック食品のお店、フラワーショップなど、華やかなお店に交じって、「アルテピアッツァ美唄」も場所を作っていただき、紹介をしてきました。
  「あ!安田侃さんの彫刻があるとこね」「美唄ってどのへんにあるの?」と、興味を持って言葉をかけてくださる方々にリーフレットや写真でアルテをご紹介し、その魅力をPR。アルテピアッツァ美唄の“トートバッグ”や“Tシャツ”も好評でした!「今日はアルテまで行けないから、こっちに来たよ」と訪ねてくださったのはアルテ市民ポポロの方。ありがとうございました。8月2日また、出店者の方からも「行ったことありますよ」「今度行ってみたいです」と声をかけていただいたりと、札幌で広がるアルテの輪を実感し、美唄に戻りました。お立ち寄りくださいましたみなさま、sapporo55夏祭り実行委員会のみなさま、本当にありがとうございました!今度は美唄でお会いしましょう。

「たんこうスケッチツアー」開催しました

投稿日 2014-07-31

 7月27日(土)は、「思い出の炭鉱写真展」関連企画、「たんこうスケッチツアー」を行いました。美唄にある炭鉱遺産を描くことで、美唄の歴史や炭鉱について理解を深めてもらおうという企画です。アルテピアッツァ美唄から車で5分ほどの我路ファミリー公園にある安田侃さんの彫刻「炭山之碑(やまのひ)」や、炭鉱メモリアル森林公園の「立坑やぐら」、炭鉱旺盛期に“花街”として栄えた我路地区にある「我路郵便局」、元炭鉱町の小学校で、現在アルテピアッツァ美唄の一部である「栄小学校校舎」などを描きました。

 小学生の部では、炭鉱があった頃に“山神祭”というお祭りで実際に使用されていた法被や鉢巻が、地元の有志の方から参加者の子どもたちにプレゼントされました。このサプライズには子どもたちも大喜び!その後のスケッチも、ツアーが終わったあとにも法被を着たままだった子もいたほどです。かつて、地底深くでたくさんの人が命懸けで石炭を掘っていたことや、炭山(ヤマ)には多くの人の日々の営みがあったことを知り、描くことで、参加者にとって炭鉱の記憶に向き合う時間になりました。

 さて、明日8月1日(金)からは、アルテピアッツァ美唄2階ギャラリーで「思い出の炭鉱写真展」を開催します(詳しくはこちら)。炭鉱があった頃の大きな地図を会場内にご用意します。皆様の思い出を共有し、地図上で交流が深まることが目的です。
 展示の詳細は、後日ブログでお知らせします。皆様のお越しをお待ちしております!
 

ハスカップ摘み

投稿日 2014-07-30

 カフェアルテですっかり定番となった、「ベリージャムソフトクリーム」。ソフトクリームの上に、美唄産の季節のベリーを使った手作りジャムをかけた、夏期限定のデザートです。
 先日、スタッフがジャムに使う美唄特産の「ハスカップ」を摘みに、いつもお世話になっている農家さんの畑にお邪魔しました。「毎日とってあげないと、熟してどんどん落ちちゃうから・・・」と農家さんはてきぱきと実を収穫。私たちスタッフも実をつぶさないように慎重に収穫作業を行いました。丸かったり細長かったり、甘みが強いものや、渋味を感じるもの・・・、ハスカップも種類で色々な味や形があり、「実際に収穫してみることで新たな発見があるんじゃないかしら」という農家さんの言葉に、うなずくばかりでした。
 農家さんの愛情がこもったハスカップを使ったベリージャムソフトクリーム。是非一度ご賞味ください。

今週末は札幌のイベントに参加します!

投稿日 2014-07-28

7月28日 先週末は雨でしたが、今日は朝から晴れ間が見え、彫刻に光が差し、緑もいっそう映えています。

 さて、8月2日(土)、毎年この時期にお誘いいただいている、札幌で開催される夏のイベント「sapporo55夏祭り」に、アルテピアッツァ美唄も参加させていただきます。
 アルテピアッツァ美唄の雰囲気が少しでもお伝えできればと、アルテのブースでは、写真を展示したり、今年の5月にリニューアルした「アルテ通信」を来場のみなさんにお渡しするほか、アルテの新グッズ「トートバッグ」も札幌で初めて販売いたします。「アルテの魅力を少しでも知人に伝えたい」という方や、「なかなかアルテに行けなくて」という札幌近郊のみなさん、会場でお待ちしております。

 その他にも、美唄の郷土料理「とりめし」の販売や、射的などのゲームコーナー、コンサートなども開催されますので、どうぞご家族で遊びにきてください!

「sapporo55夏祭り2014」
 ■場所:札幌市中央区北5西5 sapporo55 1階 インナーガーデン
      (紀伊國屋書店札幌本店入口前)
 ■日時:8月2日(土) 10:00~17:30(ブースの出店は16:00まで)
 ■主催:sapporo55夏祭り2014実行委員会 

PMF2014美唄公演アンサンブル演奏会

投稿日 2014-07-25

7月21日 7月三連休の最終日、21日(月・祝)の午後、アルテピアッツァ美唄内アートスペース(旧体育館)では、「パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)2014美唄公演アンサンブル演奏会」(PMF組織委員会主催)が開催されました。
 一昨年、去年と開催したアルテピアッツァ美唄での公演は「彫刻と自然とクラシック音楽が融合するコンサート」として、ご好評いただき、3回目となる今回は当日券も売り切れるほどの大盛況!
 世界から集まった若手音楽家から成る「PMFオーケストラ・メンバー」のみなさんは、デンマークの作曲家・ニールセンの「木管五重奏曲」、アメリカ現代音楽のパイオニアとして知られるアイヴズの「弦楽四重奏曲」、18世紀を代表する音楽家・モーツァルトの「弦楽五重奏曲」など、心地よい緊張の中で、素晴らしい演奏を聞かせてくださいました。
 その音色に引き寄せられ、会場であったアートスペースの近くに座ったり、寝転んだりしながら、窓からもれてくる音楽に耳を澄ませている方もたくさんいらっしゃいました。
   PMFオーケストラ・メンバーのみなさん、今年も素敵なコンサートをありがとうございました。

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