「安田侃の『こころを彫る授業』」、開催しました。

投稿日 2014-07-23

安田侃の「こころを彫る授業」 7月19~21日の3日間、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)で、「安田侃の『こころを彫る授業』」を開催しました。美唄市、札幌市、小樽市…と北海道内各地から、そして、東京、神奈川、静岡と北海道外からの参加者もいらっしゃいました。

 「自分の『こころ』を見たことがある人はいる?触れたことのある人は?」と、彫刻家・安田侃さんから参加者のみなさんへの問いで、授業はスタート。「こころを彫る」ことについて、彫刻の材料となるイタリアの白大理石のこと、道具の使い方などのお話を聞いたあと、それぞれ自分の「石」と向き合います。天気が良かったので、彫刻のための作業台をストゥディオから外へ持ち出し、自分の場所を見つけて、彫っている方も多くいらっしゃいました。
 時々、手を休めて、アルテの中を散策したり、カフェで休憩したりしながら、みなさんそれぞれのペースで自分の“こころ”をかたちにしていました。今回、参加者の中には中学生や小学生の姿も。安田さんに話しかけられると、やや緊張しながらも、真剣に耳を傾けていましたよ。

安田侃の「こころを彫る授業」 「これだけ、職業も年齢も好みもバラバラの人たちが集まって、同じことをする(石を彫る)教室なんて、なかなか無いよ。石を前にすれば、誰でも同じ、ひとりの“人”なんです。」と安田さん。それぞれ自分の石を集中して彫っていても、不思議と仲良くなるようで、授業のあと、参加者同士が集って、カフェでテーブルを囲む楽しそうな姿も見られました。

 ご参加いただきましたみなさん、授業のお手伝いをしてくださったみなさん、ありがとうございました。安田侃さんによる「こころを彫る授業」は不定期に開催していますので、次回開催が決まりましたら、ホームページやブログでお知らせします。また、来月、8月2日(土)、3日(日)はアルテスタッフが担当する「こころを彫る授業」を開催します。こちらもぜひご参加ください。

アルテの四季コンサート 2014 夏

投稿日 2014-07-21

7月19日 7月19日、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「アルテの四季コンサート 2014 夏」が開催されました。「アルテピアッツァ美唄で、四季を感じながら音楽を楽しんでもらえたら」と、美唄出身・在住のギタリストである岸孝志さんが企画したこのコンサート、今回の出演者は岸さんを含め皆、北海道出身のアーティストが揃いました。
 美唄出身で、現在東京で活動されている歌手・金子喜美(きみ)さんは「ずっとアルテで歌いたいと思っていた。今日はとても嬉しい!」と、感情を爆発させるように、誰もが知るカバー曲からオリジナル曲まで、パワフルな歌声を聞かせてくださいました。
 続いて出演されたのは、札幌出身で、現在世界各地でコンサートをされているギタリスト・谷本光さん。

7月19日

谷本さんのギター奏法はバラエティに富み、三味線の音やアフリカの打楽器の音、スティールパンの音…などなど、同じギターから繰り出されるとは思えないほどの様々な音の響きに、会場のみなさんから驚きと感嘆の声が漏れていました。途中、ステージを離れ、間近でそのギターの弾き方を見られるようにと、客席を回りながら演奏するパフォーマンスも披露してくださいました。

 最後、歌とギター、3人揃ってのステージには客席から大きな拍手が起こっていました。北海道が生んだアーティストたちの爽やかなエネルギーに満ちた、夏の夕暮れにぴったりのコンサートでした。岸さん、金子さん、谷本さん、ありがとうございました!

BIBAIでアート

投稿日 2014-07-19

7月19日 「今日から三連休」という方も多いのではないでしょうか。みなさま、いかがお過ごしですか?アルテピアッツァ美唄ではこの三連休、ストゥディオアルテ(体験工房)では安田侃さんが講師を務める「こころを彫る授業」が開催され、アートスペース(旧体育館)ではコンサート、ギャラリーでは展覧会も始まり、たくさんの方が訪れています。
 今日から木造校舎2階ギャラリーで始まりました「BIBAIでアート」は、京都造形大学陶&染織コース卒業生のみなさまと美唄陶芸グループのみなさまによるグループ展です。陶芸、染織物の18名の作家さんの作品がずらりと(陶芸だけでも40点以上!)並んでいます。それぞれに個性があり、自分の”お気に入り”のひとつを見つけるのも楽しいです。
 会期中は作家さんが日替わりで会場にいらっしゃいますので、作品のお話をいろいろ聞くこともできそうですよ。みなさま、お誘い合わせのうえ、ぜひご覧ください。27日(日)までの展示。※22日(火)は休館日です。

8月の「こころを彫る授業」

投稿日 2014-07-16

7月16日 美唄は天気の良い日が続いています。午前中の早い時間、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーには光が射し、白大理石の彫刻を柔らかく照らしています。
 さて、ここで、8月の「こころを彫る授業」のご案内です。8月は2日(土)、3日(日)の2日間で行います。

◆日にち:8月2日(土)、8月3日(日)※1日のみの参加も可能。
◆時間:10:00~16:00
◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)
◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。
 昼食は持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。こちらは予約が必要ですので、授業のお申し込みと一緒にお早めにご予約ください。

 授業のお問い合わせ、お申込みはアルテピアッツァ美唄ギャラリー※(0126-63-3137)までお願いします。※火曜日(休館日)を除く、9:00~17:00。

 そして、いよいよ今週末19日(土)から3日間「安田侃の『こころを彫る授業』」が開催されます。参加お申込みされている方は楽しみにいらしてくださいね!

言葉では

投稿日 2014-07-13

7月13日 「近くまで来たから、よく知らないままなんとなくここ(アルテピアッツァ美唄)に立ち寄ったら、別世界に迷い込んだようで、頭の整理がつかないけれど、鳥肌が立って…これって感動してるってことかな?」というのは、先日1人でアルテを訪れた男性の言葉。
 「幼稚園があって、古い校舎があって、その中にも彫刻があって…言葉にすると、それだけなんだけど、違うんだよな~」と少し興奮気味に話してくださいました。

 たしかに、時々「アルテのこと、言葉では伝えきれないから、連れてきちゃった!」と、お友達やお知り合いと一緒にアルテを再訪してくださる方がいらっしゃいます。この空間には、言葉にできなくても、訪れると感じる“何か”があります。「“何か”ってなぁに?」という方、ぜひ一度アルテピアッツァ美唄にいらしてください。アルテの空間はいつでもゆったりとみなさまをお待ちしています。

「たんこうスケッチツアー」のお知らせ

投稿日 2014-07-10

  7月も中盤に入り夏休みも目前に迫ってきました。なにをしようか、どこに行こうか、子どもたちはわくわくしているころでしょうか?今回は8月に開催する「思い出の炭鉱写真展」の関連企画、「たんこうスケッチツアー」のおしらせです。
 ツアーでは、アルテ周辺の美唄の炭鉱遺産をめぐりながら、スケッチを行います。スケッチは絵画の先生が丁寧にポイントを教えてくれるので、どう描いていいかわからないよ、という子も安心です。ツアーの合間には美唄の炭鉱のことがわかる解説もあります。美唄のまちを支えた「炭鉱」のことを知る機会です。夏休みの自由研究にもおすすめですよ!
 午前中は小学生限定ですが、午後からは全年齢対象です。午後の部は、スケッチブックではなく、炭鉱遺産を絵手紙にしたためます。お父さん・お母さんも一緒に参加可能なので、ご家族みなさんで、夏の思い出作りはいかがでしょうか?
 みなさまの参加をお待ちしております!ご予約・お問合せはアルテピアッツァ美唄ギャラリーまで。
■日 時     2014年7月27日(日) ①9:30~ ②14:00~     
■集合場所    アートスペース(体育館)横
■対 象     ①小学生 ②全年齢 
■参加費     ①700円 ②1500円
■定 員     ①25名  ③30名
■持ち物     ①飲み物、動きやすい服装、クーピー、クレヨンなど ②飲み物、動きやすい服装
         ※スケッチブック、画仙紙などはこちらで用意します。
■申込締切    ①②7月24日(木)
■主催・お問合せ 認定NPO法人 アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

アルテで音楽を

投稿日 2014-07-07

7月7日 今日も暑い日でしたが、夕方になると涼しい風が吹いていました。

 さて、これから、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では様々なコンサートイベントが行われます。7月は「PMF2014アンサンブル演奏会」、8月はアン・サリーさんをゲストに迎えた「北海道文化財団20周年記念企画 アートカフェ」など…その他にも素敵なコンサートがたくさんあります!詳しい情報はアルテピアッツァ美唄ホームページ「イベント」欄をご覧ください。
 北海道にお住まいの方でも「美唄って遠いのでは?」と交通アクセスを心配される方が多いようですが、札幌からも意外と近いんですよ。車の場合は、道央自動車道利用で札幌JCTより約35分、公共交通機関利用の場合は、札幌駅からJR特急で約40分、美唄駅から市民バスで約20分です。こちら(時刻表)もぜひご参考に。
 この夏、音楽と一緒に、アルテで心地よいひとときを過ごすのはいかがでしょうか?

写真展「winter songs in ARTE アルテの冬の詩」

投稿日 2014-07-05

7月5日 アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、本日から「写真展『winter songs in ARTE アルテの冬の詩』」を開催しています。
 この写真展では、“冬の” アルテピアッツァ美唄の写真が19枚展示されています。これらの写真を撮ったのは、岩見沢市の仁平(にひら)寿枝さん。「この空間、特に冬のアルテに心惹かれ、彫刻と一緒に頭に雪を積もらせながら撮ってきた」という仁平さんの言葉のとおり、深々と降り積もる雪の日、吹雪の日でも、朝早くから嬉々として、彫刻と向き合って、写真を撮り続けていらっしゃいました。

 「今の時期には見られない、冬のアルテの風景を見てもらえたら」と、あえてこの暑い時期に冬の写真展を開催されました。週末には仁平さんが在廊される予定ですので、写真のエピソードなどが聞けるかもしれません。新緑のアルテと真っ白な雪に包まれたアルテ、ぜひこの機会にお楽しみください。7月13日(日)15時までの開催です。※8日(火)は休館日。

ポポロミーティング

投稿日 2014-07-02

6月29日 先週の日曜日、アルテピアッツァ美唄のストゥディオアルテ(体験工房)で、ポポロミーティングを開催しました。

 当NPOの活動報告を かねて行われたポポロミーティング。まず第1部として、事務局から平成25年度NPO活動報告をいたしました。
 その後は第2部に続くのですが・・・、その前に今回は“デザート付”という事で、美唄産のハスカップをお菓子に仕立てた手作りデザートを、皆さんに召し上がっていただきました。今回のメニューは「ハスカップどら焼き」でしたが、“美味しい”と好評でした!
 デザートの後は、 「ポポロが描くアルテの未来 工房deワークショップ!2」。今回は3つのテーマ「Q1あなたにとってのアルテのニッチとは?」「Q2お客様をアルテに引き戻す魅力とは?」「Q3だれからどんなお金のもらい方が出来る?」で、アルテピアッツァ美唄の未来を考えます。前回(こちら)とは、また少し雰囲気を変えて、参加者が輪になって向かい合い、各問いの答えを付箋で貼りながら進めていきます。

6月29日なかでもQ2の問いでは、アルテの魅力からさまざまなアイディアが飛び出し、「スマホをかざすと安田侃さんの解説が月替わりで聴ける」といったユニークなものから、「アルテをツアーにくみこむ」という現実的なものまで付箋が次々と貼られました。最終的には、予定時間を超える、充実したワークショップとなりました。

 今回のポポロミーティングも、アルテ市民ポポロの方々とアルテスタッフやNPO関係者が、直接意見交換し、“アルテの未来”をみんなで考える貴重な機会となりました。ご参加いただきましたアルテ市民ポポロの皆さん、ありがとうございました。 

鳥坊主「うちにかえろう」

投稿日 2014-06-30

6月28日 6月28日(土)、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、ダンスと演劇「うちにかえろう」の公演がありました。柴田智之さんと東海林靖志さんによるユニット「鳥坊主(とりぼうず)」の演劇と歌、コンテンポラリーダンス(現代舞踊)で構成された舞台です。

 「鳥坊主」のお2人が、その場の空気をとらえて即興で組み立てられる部分も多い公演で、ひとつの動作、ひとつの呼吸にまで神経が払われた演技と緊張感は観る者をその世界へとググッと引き込んでいきました。安田侃さんの彫刻も舞台の一部となって、場所、時間、そこに集まった人たち…すべての要素がその公演を創っていました。

 公演が終わった後、「(こういう舞台を)はじめて見たけど、すばらしかった!」というお客さまがいらっしゃったり、会場で余韻にひたっている方が多いのも印象的でした。最後まで全身全霊で演じてくださった「鳥坊主」の柴田さんと東海林さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!

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