6月に入っても気温が低い日が続いていましたが、ようやく初夏らしい暖かさになってきました。
安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄には「ギィー、ギィー、ギィー」とセミの大合唱が響いています。夏のイメージが強いセミですが、この「エゾハルゼミ」は初夏のこの時期に一斉に鳴き合います。
緑が濃く、散策していても気持ちの良い季節です。週末にはコンサートなども開催されますので、ぜひお出かけください。
6月に入っても気温が低い日が続いていましたが、ようやく初夏らしい暖かさになってきました。
安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄には「ギィー、ギィー、ギィー」とセミの大合唱が響いています。夏のイメージが強いセミですが、この「エゾハルゼミ」は初夏のこの時期に一斉に鳴き合います。
緑が濃く、散策していても気持ちの良い季節です。週末にはコンサートなども開催されますので、ぜひお出かけください。
昨年のキャンドル点灯の様子
昨日の閉館後、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄の音の広場に、めずらしく鹿が姿を現しました。この時期は日も長いので、はっきりと見ることができます。
安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は、朝から降ったり止んだりだった雨もようやくあがりました。雨のおかげで空中の塵が洗われ、とても澄んだ空気が広がっています。
このような天気だと散策しているお客様は少ないので、広場は少し物寂しく感じます。ですが、そこからあえて小道に入ってみると、不意に彫刻があらわれることがあります。その出合いには一瞬、はっとさせられますが、同時に久しぶりに人に会えた安心感のような、温かい気持ちにもなれます。
雨の日だからと諦めずに、思い切って散策してみませんか?もしかしたら新しい出合いがあるかもしれません。
季節の節目に行っている朗読会「アルテの森語り」を、6月24日(土)に開催します。27回目の今回は夏至の頃に合わせて行います。
朗読は磯田憲一さん、ゲストはいずれも北海道教育大学岩見沢校の出身・在籍の塩谷真央さん(ヴァイオリン)、垣原遥愛さん(ヴァイオリン)、林由里子さん(フルート)です。過去に森語りで素敵なチェロの演奏を披露してくださった、フリーデリケ・キーンレさんが指導したご縁で、3名をお迎えすることができました。日の長い夜、静かなカフェで朗読と音楽のひと時をお楽しみください。終演後の交流会では、匠の会のみなさんによる「手打ちそば」が振舞われます。
また、同じ日には「popoloミーティング」も開催されます。ぜひ、あわせてご参加ください。お待ちしております。
■ 日時: 2017年6月24日(土)開演17:30~
*終演後交流会があります、持ち込み大歓迎*
■ 場所: 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 カフェアルテ(美唄市落合栄町)
■ 出演: ○朗読:磯田憲一さん/藤沢周平著「約束」○演奏:塩谷真央さん(ヴァイオリン)、垣原遥愛さん(ヴァイオリン)、林由里子さん(フルート)
■ 料金: 2,000円(手打ちそば付き)
■ 定員: 40名・予約制 *定員になり次第締め切らせていただきます。なお、未就学児童のご入場はご遠慮願います。
■ ご予約・問合せ:安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 0126-63-3137 (火曜休館 9:00~17:00)
さて、ただ今、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄木造校舎2階ギャラリーでは「いとう写真館写真展 あたりまえの宝物~ひとびとの肖像図鑑~」を開催中です。いとう写真館は、全国各地で家族写真を撮影する活動を2005年から開始し、昨年のお盆にはアルテピアッツァ美唄でも開催されました。
展示室にはカメラマンの伊東俊介さんがこれまで撮影してきた家族写真が展示されています。すべてモノクロで撮られた写真からは、日々の様子や暮らしが伝わって来そうなほど、自然体の家族が映し出され、家族の信頼関係も感じられます。中には、2005年から毎年撮影している方の写真が年代順に並べられ、その家族の歴史を一目で見られるような展示もあります。ぜひご家族でご覧ください。会期は6月11日(日)まで。6日(火)は休館日です。
5月27日(土)、「アルテ〇〇の学校 第9回マルマルは(古)(民)(家)」をストゥディオアルテ(体験工房)で開催しました。あいにくの雨でしたが、定員いっぱいの方々が全道各地から参加してくださいました。
ゲストは、良質な北海道の民家などを保存・再生し、次の世代へと繋げていく活動をされている「NPO法人北の民家の会」の北島詳三さん。はじめは、北島さんが古民家再生に携わるきっかけとなった「古民家再生塾」のお話から。続いて、民家再生に取り組む意義について、伝統的木造建築の素晴らしさに触れたり、先人の大工さんの巧みな技を知ることや民家の歴史から地域の歴史を知ることができたりと、古民家を通じて様々なことが見えてくるようです。
後半は、実際に古民家が発見され、解体、保存、再生されるまでの一連の流れを解説してくださいました。また、再生事例を写真付きで紹介していただきながら、時折北島さんから「これは何に使うか分かりますか?」と参加者のみなさんに問いかける場面もありました。
新たな施主に出合うことで再生される古民家は、「まさに渡りに船」とおっしゃる北島さんですが、北海道の貴重な木材で作られた伝統的な建造物の価値を理解してもらい、広めていくことが大事ともおっしゃります。終了後、参加者からは「北海道にもこんなに民家があるんですね」「民家を見る目が変わりました」と、まさに古民家の価値が広まったのではないでしょうか。北島さん、貴重なお話ありがとうございました。
「アルテ〇〇の学校」、次回は(ア)(ス)(パ)(ラ)です!7月29日(土)の開催を予定しています。詳細が決まりましたら、ホームページやこちらのブログなどでお知らせしますので、お楽しみに。
今朝の安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は雨が降っていました。芝の上には水滴があり、辺りはベールのような霧につつまれてとても幻想的です。
さて、6月の「こころを彫る授業」のお知らせです。「こころを彫る授業」ではノミやゲンノウを使い、大理石などで自分のこころをかたちにします。心地よい新緑の中、鳥の声に耳を傾けながら、ぜひご自身のこころと向き合ってみませんか?小学4年生からどなたでもご参加いただけます。お待ちしております。
◆日にち:6月3日(土)、4日(日)※1日のみの参加も可能。 ◆時間:10:00~16:00 ◆場所:安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房) ◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)大学生・高校生/10,000円(大理石)6,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引 ◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。 ◇昼食について:持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。3日前までに授業のお申し込みと一緒にご予約ください。
お申し込みは、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ギャラリー TEL 0126-63-3137 ※毎週火曜日、祝日の翌日は休館日。
5月14日(日)、「てくてく美唄炭鉱-東美唄フットパス編-」を開催いたしました。
炭鉱地区の小学校・旧栄小学校跡地でもある安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄を出発し、炭鉱の記憶を残すための慰霊碑、「炭山(ヤマ)の碑」(安田侃 作)のある我路ファミリー公園までの往復およそ10kmを歩きました。
フットパスのコースは主に、かつて炭鉱で栄えていた地区の美唄鉄道廃線跡を整備した美唄サイクリングロード。歩いていると当時の駅ホームや選炭場を垣間見ることができます。
この美唄鉄道線の東明駅では東明駅保存会の方々が駅舎内を、中間地点の我路神社では神主さんが特別に拝殿を見せてくださったりと、貴重な体験に参加者の方々も喜ばれていました。
そして、残された建物や、今でも変わらない山の稜線など、多くの人で賑わっていた過去の面影を追いながら、当時をよく知るアルテスタッフが語る様々なエピソードにみなさん耳を傾けていらっしゃいました。
小樽から来られた参加者が、「初めて来たけれど、これからは、『美唄』という文字を見るたび、美唄のこと、炭鉱の歴史のこと思い出すわ」と笑顔で言ってくださったことを、とても嬉しく思います。
次回8月20日(日)13:00から「てくてく美唄炭鉱-三井美唄編-」として、南美唄地区の炭鉱跡を辿るイベントがあります。近くなりましたらHPやブログなどで告知いたします!