冬支度

投稿日 2016-10-29

10月29日 秋もずいぶんと深まり、先日は初雪が降りました。そんな中、ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄では、すでに冬支度が始まっています。
 屋内施設にはストーブが設置され、カフェアルテでは薪ストーブが早くも活躍しています。そして、カフェアルテ冬期限定メニュー、美唄産のかぼちゃを使った「かぼちゃスープ」の仕込みも始まりました。

 11月の第2週目には、雪から作品を保護するため、屋外にある大理石彫刻に白いカバーが掛けられます。まるで外套をまとったような大理石作品と、雪の中に凜と佇むブロンズ彫刻が見られるのは、アルテの「冬の風物詩」のひとつと言えるかもしれません。

 太陽が出ていても、風が冷たくなっています。1枚多く羽織るものがあると安心ですので、お越しの際は、どうぞ暖かくしていらしてください。

アルテ〇〇の学校 第7回マルマルは(湿)(地)の学校

投稿日 2016-10-26

10月26日 第7回を迎えます「アルテ〇〇の学校」は、誰もが参加できる小さな発見の場です。毎回様々なテーマでゲストをお招きしお話を伺います。
 今回の開催は11月13日(日)、マルマルのテーマは(湿)(地)(※シメッチ)です。ゲストには同じ美唄市にあります宮島沼水鳥・湿地センターの牛山克巳さんです。宮島沼は「ラムサール条約」に登録された国際的に重要な小さな沼で、春と秋には天然記念物のマガンなど、たくさんの渡り鳥が中継地として飛来してきます。そんな宮島沼は湿地であり農業地帯、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は、元は炭鉱で栄えていた地区です。同じ美唄の中で先人たちが開拓してきた歴史の違い、農業と炭鉱の関係など、「美唄」の魅力を再発見できる時間になりそうです。
 お話を聞いた後の交流会では、宮島沼の近くで収穫されたお米や、その他軽い食事をご用意しておりますので、みなさんで交流の時間をお楽しみいただきます。参加希望の方はお電話でお申込みください。お待ちしております!

■日 時:2016年11月13日(日)15:00~(受付14:30~)
■場 所:ストゥディオアルテ 美唄市落合町栄町 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄内
■参加費:ひとり1000円(ポポロ※ではない方、1200円)
※「アルテ市民ポポロ」については、こちらをご覧ください。
交流会参加の場合、+800円
■定 員:30名 予約制
■申 込:安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 0126-63-3137(9:00~17:00 火曜休)

愛、Eye、哀、I、「その瞳に映るもの・・・」

投稿日 2016-10-23

10月23日 安田侃さんの彫刻と見頃を迎えた紅葉の写真を撮影しようと、連日カメラを持った方が来られています。

 さて、現在安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄のギャラリー(木造校舎2階)では、「愛、Eye、哀、I、『その瞳に映るもの・・・』」展が開催中です。
 目をテーマにしたデザイン画で、描いたのは木造校舎1階にある美唄市立栄幼稚園の卒業生・羽柴有理華さん。目を通して喜びや哀しみ、様々な感情が表現されています。鮮やかな色使いで、良く見ると生き物が隠れていたりと、ひとつひとつが物語のような作品になっています。丁寧に描かれた絵の中には、一気に書き上げた作品もあるそうです。お仲間のぷるーと(符流雨音)さんの絵も2点展示されていますので、あわせてご覧ください。
 2つの教室にゆったり展示されています。ぜひじっくりと絵の物語の中に入り込んでみてください。10月30日(日)までです。※25日(火)は休館日

2017年カレンダー、販売開始しました!【※10月末まで送料無料】

投稿日 2016-10-21

10月21日

 北海道各地で初雪が降りましたが、美唄では時々冷たい雨が降るものの、雪は積もっていません。ここ数日で紅葉が進み、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄の周囲の山々は今まさに見頃を迎えています。

 さて、お待たせしました、「KAN Yasuda アルテピアッツァ美唄2017年 カレンダー」販売を昨日から開始しました。
今年の表紙は、アートスペース(旧体育館)にある白大理石作品「めざめ」です。カレンダーを通して、2ヶ月ごとにアルテピアッツァ美唄の季節の移り変わりをお楽しみいただけます。
 ただ今、アルテピアッツァ美唄ギャラリー、カフェアルテで販売している他、発送も受け付けております。また、順次、札幌、美唄市内等の一部書店や美術館でもお取り扱い予定ですので、決まりましたらこちらに随時掲載いたします。

■価 格:1,600円(税込)
■内 容:アルテピアッツァ美唄6ページ(2ヶ月1ページ)+表紙+テキストページ
■サイズ:375mm×455mm 8枚セット オールカラー印刷
■送 料:全国一律200円 (複数部可)※10月31日までのご注文で送料無料!

-ご注文方法-
電話でのご注文のほか、「名前」「ご注文部数」「おところ」「電話番号」を 明記の上、下記FAX&メールでも承っております。 お支払いは、カレンダーに同封します郵便振替用紙をご利用ください。 また、知人へのプレゼントなど、他のお送り先への郵送も可能です。

■お申込み・お問合せ:
安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ギャラリー TEL/FAX:(0126)63-3137  mail:arte@artepiazza.jp
(9:00-17:00、火曜休館)

 

安田侃とピサ展を巡るイタリアツアー 第2弾

投稿日 2016-10-19
10月19日 10月1日~10月7日までの7日間、8月に続き、美術館登録記念イベント「安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー」 が実施されました。
 初日はローマ市内を自由散策し、2日目はお待ちかねの安田侃さんのご案内で「安田侃野外彫刻展『Toccare il Tempo 時に触れる』」を巡りました。ピサ市で出合う安田侃彫刻はどれも子どもたちに親しまれていました。特に「妙夢」が大人気で、穴から斜塔を撮影したり、顔を出したりと撮影の順番待ちができていたほどでした。彫刻を巡ることで、ピサ市を巡った野外彫刻展でした。
 3日目は安田侃さんや、かのミケランジェロも彫刻の素材として求めたカッラーラの大理石、その採石場に案内していただきました。彫刻に使われる大理石は主にトンネルを掘って切り出されています。10月19日歩く道、天井、壁・・・すべてが大理石。目の前ではまさに切り出す作業が行われ、機械を動かす音が響きます。その後、石切り場を後にして安田侃さんがアトリエを構える町「ピエトラサンタ」へ。駅前にある妙夢の前で記念撮影し、アトリエを訪問しました。石切り場で見た、地球の一部である大理石が、地上に切り出され、アトリエでは彫刻へと姿を変えていました。とても大きな時間の流れに触れた一日でした。
 安田侃さんに展覧会をご案内いただきながら貴重なお話をお聞きし、カッラーラの石切り場、そしてアトリエ訪問・・・とあっという間のイタリア滞在でした。ピサでの展覧会は10月16日に終了しましたが、また希望の声が集まれば、安田侃さんの展示に合わせたイタリアツアーが実現するかもしれません!

秋のポポロウォーキング開催のお知らせ

投稿日 2016-10-17

10月17日 今月末、安田彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄では「秋のポポロウォーキング」を開催します(昨年の様子はこちら)。  普段はなかなか歩くことのできない、アルテの山の中をみんなで散策し、この時期ならではの様々な“秋の発見”を楽しむイベントです。今年もガイドには、北海道立総合研究機構林業試験場の南野 一博さんにお越しいただき、樹木のお話を伺ったり、動物の痕跡などを見ながら歩きます。散策の後は、美唄産のじゃがいも入りの豚汁もご用意しますので、心も体も温まりますよ。
 大人も子どもも楽しめるイベントですので、ぜひ家族揃って、ご参加ください。

■日 時    2016年10月30日(日) 10時~お昼頃まで ※予約不要、小雨決行
■集合場所   アルテピアッツァ美唄 ストゥディオアルテ(体験工房)入り口
■参加料    500円(美唄産じゃがいも入り豚汁付)
※『アルテ市民ポポロ市民証』or『落ち葉カード(詳細はこちら)』提示で300円
■対 象    小学生以上
■持ち物    長靴、あたたかい服装
■お問合せ   安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 (0126)63-3137

「あそびプロジェクト」に参加します!

投稿日 2016-10-15
10月15日 今月の22日(土)、北海道教育大学岩見沢校で行われる「あそびプロジェクト vol.8」(同大学主催)に安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄もブースを出します。この「あそびプロジェクト」とは、音楽・美術・スポーツの原点である「あそび」をテーマに学べる、大学・地域が一体となったプロジェクトです。

 アルテピアッツァ美唄は「こころを彫る授業」の体験版として、大理石や彫る際に使用する道具を用意し、参加者に実際に石に触れて、こころの形を彫る体験をしてもらいます。ブースにはこころを彫る授業のビデオ上映や四季折々のアルテピアッツァの写真も展示する予定です。その他会場には、オータムコンサートや鉄道模型の走行展示のほか、子どもたちが楽しめるようなプログラムも用意されていますので、近くへお越しの際はぜひお立ち寄りください。画像をクリックするとプログラムの詳細(PDF)をご覧いただけます。

■日時 10月22日(土)10:00~17:30(アルテブースは10:30~15:00)

■場所 北海道教育大学岩見沢校(岩見沢市緑が丘2-34-1)
    ※入場無料

紅葉情報

投稿日 2016-10-12

10月12日 雪が降る前に出てくる、小さな「雪虫」が早くも飛んでいます。

 今週に入り、来館される方から「紅葉の見頃はいつですか?」と聞かれることが多くなりました。自然のことですので毎年時期が変わりますが、今年は、来週末頃になるでしょうか?山の木々は、これから本格的に色づき始めます。
 ただ、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄の中には、今が見頃の木もあります。木造校舎のそばにある大きなカツラの木は、見事に黄色く色づき、園路のサクラの葉もすでに赤くなり始めています。
 安田侃さんの彫刻と紅葉した木々の調和をぜひご覧ください。晴れた日、葉っぱに陽が差した時は、いっそう輝き、幻想的です。

美唄に「移動美術館」が来ました!

投稿日 2016-10-09
10月9日 ただ今、美唄市民会館2階大会議室内にて「ぐるっと美術館2016 美へのいざない~北海道立近代美術館・三岸好太郎美術館コレクションより~」(主催:美唄市教育委員会、北海道立近代美術館、北海道立三岸好太郎美術館)が開催されています。これは美術への理解と関心を深めてもらうことを目的として、北海道内にある6つの道立美術館・芸術館の所蔵する作品を、毎年道内各地で展示する移動美術館です。

 今年はその開催地のひとつに美唄市が選ばれ、札幌にある北海道立近代美術館と三岸好太郎美術館の所蔵作品の中から計40点が展示されています。会場には、美唄市出身の安田侃さんの、あまり見ることのできない版画作品や、札幌市出身の画家、三岸好太郎の油彩画、古いものだと歌川国芳など、油彩・日本画・版画・ガラス工芸の様々な「日本の美術」、そしてピカソやダリといった「西洋の美術」などを幅広く展示・紹介しています。会期は10月12日(水)までですが、名作を間近で見られる貴重な機会ですのでぜひ足をお運びください。また、会場内での撮影などはできません。詳細はこちら

■日時 10月8日(土)~10月12日(水) 9:00~17:00 入場無料
     ※10月12日(水)16:00から、学芸員による作品解説があります。
■会場 美唄市民会館(美唄市西4条南1丁目4番2号) 2階 大会議室
■問合せ 美唄市教育委員会(0126-62-3132)

「小島啓二写真展2016」、今日から開催です

投稿日 2016-10-07

10月7日 今日から、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄木造校舎2階ギャラリーでは、「小島啓二写真展2016」が開催されています。

 2001年からここアルテピアッツァの写真を撮り続けていらっしゃる小島さん。昔から、早朝のまだ人のいない時間帯に、風の音、鳥の鳴き声や近くを流れる美唄川の音だけを聞きながら、シャッターを押すことが多いのだとか。
 展示されている写真の中には、朝日に照らされて、まるで淡く透き通った光を放っているような安田侃彫刻作品もあります。普段、なかなか見ることのできない一瞬を捉えた小島さんの写真を、ぜひご覧ください。一日の中で刻々と変わるアルテの風景を垣間見ることができます。そして、2007年にイタリア・ローマで開催された安田侃野外彫刻展、「時に触れる」を撮った写真も展示してありますのでどうぞお見逃しなく。会期は10月17日(月)14:00まで。

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