ココロとカラダが喜ぶ美術館として紹介していただきました

投稿日 2016-08-13

8月13日 このたび、アート鑑賞ナビゲーターの藤田令伊さん著「企画展がなくても楽しめるすごい美術館」の第2章 ”ココロとカラダが喜ぶ美術館” で、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄を3ページに渡り紹介していただきました。

 この本は、ただ情報が並んでいるのではなく、様々な美術館を訪れてきた著者が、その時感じたことや心で受け止めたことを基盤にして、率直に書かれた紹介文です。こころの向くまま、気の向くまま、自由に散策し、自分のペースで時を過ごせるのがアルテの魅力だと、本書で語ってくださっています。美術館自体がひとつの作品といえる、いつ訪れても楽しめる美術館を60選。その中にここアルテピアッツァ美唄も選んでくださり、とても光栄です。
 アルテの風景は季節ごとに変わり、一日の時間帯でも見え方が変わります。ふと思い立ったとき、どうぞお立ち寄りください。

 なお、この藤田令伊さんの本はベスト新書より出版されております。本屋さんで見かけたときには、ぜひ手にとってみてください。詳しくはこちら

安田侃さんとピサ展を巡るイタリアツアー 後編

投稿日 2016-08-11

8月5日 天候に恵まれ、お盆休みに入ったご家族などが安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄で散策を楽しんでいます。

 さて、先週に続き「安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー」後半の様子をお伝えします。3日目は、安田侃さんの制作拠点であるイタリア・ピエトラサンタのアトリエ訪問から始まりました。普段は、非公開の場所とあって、みなさん興味津々です。今まで制作された大小様々な彫刻作品が並ぶほか、制作途中のものや構想段階のものまで・・・。その後、もうひとつのアトリエ、イタリアの石職人であるジョルジョ親方の工房を見学し、ジョルジョさんとの二人三脚での制作話など貴重なお話を伺えました。二つのアトリエを訪れ、安田さんの彫刻の原点を垣間見ることが出来ました。
 最終日は、フィレンツェの「ボーボリ庭園」へ。2000年にフィレンツェで開催された安田侃さんの野外彫刻展「街における彫刻」展では、このボーボリ庭園にも大理石彫刻「妙夢」など数点が展示され、うち3点の「天秘」が永久設置となりました。8月11日最後は名残惜しそうに、彫刻に腰を掛けたり、触れたりと、このツアーの締めくくりに相応しい体験となりました。

 安田侃さんと貴重な時間を過ごし、盛り沢山な内容の7日間で参加者のみなさん「大満足」といった表情で帰路につかれました。前編のブログにも書きましたがこのツアーは、10月にも実施予定です。まだ応募間に合いますので、ぜひこの貴重なツアーにご参加ください。

「安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー」

■旅行期間 10月1日(土)~7日(金)5泊7日
※資料やパンフレットのご請求は、下記JTB北海道へお願い致します。
【旅行企画・実施 JTB北海道】
■ 電話 (011)271-7023 ■ FAX (011)222-5101
■ 営業時間 平日9:30 ~17:30   土・日・祝 休業

アルテ〇〇の学校 第6回マルマルは(星)(空)

投稿日 2016-08-08

星空の学校 ここ、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄で夜空を見上げたことがありますか?晴れた日の夜には、たくさんの星を見ることができます。

 「アルテ〇〇の学校」は、誰もが参加できる、小さな発見の場です。毎回、様々なテーマでゲストを招き、お話を聞きます。第6回マルマルのテーマは(星)(空)。ゲストは、津別町の山奥に「星ドロボウ津別観測所」を建設、天文写真で数々の雑誌に入選され、約600もの小惑星を共同発見し、その惑星に名前もつけているという円舘 金さんです。

 音楽や映像とともに、天体観測の楽しみ方や円舘さんと星空との出会いを、お話していただきます。天文学ではなくて「天文楽」です。「(星)(空)の学校」が終わったら、夜空を見るのが今より楽しくなりそうですね。晴れていたら、お話の後に天体写真教室を開催します。そのときには土星が見れるかもしれません!ぜひお越しください。

■日時:2016年8月16日(火) 18:00~(19:30頃まで)
※終演後、夜空が見えたら、天体写真教室を開催(参加自由・約1時間予定)
マニュアルモード撮影が出来るカメラと三脚をお持ちください。
■参加費:500円
■会場:アートスペース(旧体育館)
■定員:50名(予約制・先着順)
■お問合せ: アルテピアッツァ美唄(0126-63-3137)

安田侃さんとピサ展を巡るイタリアツアー

投稿日 2016-08-05

ピサの斜塔「妙夢」 7月27日~8月2日の7日間、美術館登録記念イベント「安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー」 が実施されました。
 初日は、ローマでヴァチカン美術館などを見学後、安田侃さんの作品「意心帰」が常設されている「トラヤヌス帝の市場」へ。イタリアで最初に出合った安田さんの彫刻という事もあり、みなさん触れたり、記念写真を撮ったりとゆっくり鑑賞されていました。
 翌日、いよいよ安田侃さんのご案内で「安田侃野外彫刻展『Toccare il Tempo 時に触れる』」の見学です。ピサ市内に展示された18点に及ぶ大理石やブロンズの彫刻を2時間かけて一緒に巡りました。ピサの斜塔やドゥオモ大聖堂など歴史的な建造物が並ぶ市街に設置された安田侃さんの彫刻を通じて、中世から現代へと、まさに“時に触れる”瞬間でした。途中、安田侃さんを囲んでの昼食では、ピサ展の経緯やオペラの見所などのお話を伺いました。夜には、ツアーオプションとして 安田侃さんが舞台演出をおこなうオペラ「Madama Butterfly(蝶々夫人)」(プッチーニ財団主催)の鑑賞もあり、充実した一日となりました。
 後日ブログで、ツアーの後半の様子をお伝えしますのでお楽しみに。

 ※このツアーは、10月にも行われます!まだ間に合いますので、ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく。

 

「安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー」

■旅行期間 10月1日(土)~7日(金)5泊7日
※資料やパンフレットのご請求は、下記JTB北海道へお願い致します。
【旅行企画・実施 JTB北海道】
■ 電話 (011)271-7023 ■ FAX (011)222-5101
■ 営業時間 平日9:30 ~17:30   土・日・祝 休業

「思い出の炭鉱写真展」開催中です!

投稿日 2016-08-03

8月3日 毎年お盆の時期に開催している「思い出の炭鉱写真展」(企画協力・資料提供 美唄市郷土史料館)が安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄内、木造校舎2階のギャラリーで始まりました。
 かつて美唄が炭鉱で栄えていた頃の生活の様子、炭鉱住宅や商店街などの町の風景をとらえた貴重な写真を展示しています。今年のテーマは「学校」。美唄市内にあったたくさんの学校に関する写真を集めました。児童たちの集合写真や運動会の様子、校舎の外観写真など当時の空気を感じられる写真ばかりです。また、展示会場にはモニターを設置し、画面で歌詞を見ながら各学校の校歌のメロディーを聴くことができます。このギャラリーも元は美唄市立栄小学校の校舎でした。むかしの木造校舎の中で校歌を聴くと、子どもの頃の気分に戻れるかもしれません。この写真展は8月21日(日)までの開催です。※9日(火)は休館日。
 また、8月14日(日)13時から、アートスペース(旧体育館)にて「炭鉱映像館」を行います。美唄市在住の金沢俊美さんが制作した、当時の東美唄地区の炭鉱住宅街の様子や美唄鉄道にかかわる貴重な映像を上映します。お申し込みは不要ですので、ぜひこちらもご参加ください。

なにがみえる?きみだけのアルテ

投稿日 2016-07-31

 

7月31日  7月28日(木)と29日(金)、ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄で、美唄市内の小学生を対象とした芸術体験プログラム「なにがみえる?きみだけのアルテ」を開催しました。アルテの敷地内の彫刻を探して、色んな角度からよーく見て、自分のとっておきの一枚を撮るというプログラムです。

 まず始めに、ウォーミングアップとして行った絵画の鑑賞では、「これは鳥にみえる。このとんがっているところがくちばしで、この線が鳥の手みたい!」などたくさんの意見が飛び交いました。そしてお友達の意見を聞くことで、また違った発見がありました。

 そして次は安田侃さんの彫刻をみんなで鑑賞する時間です。まず彫刻をじっと見ます。近くに寄って見て、遠くからも見て、そして彫刻に触れてみます。「クリームがのってるみたい!」「ここはツルツルしてるのに、ここから急にボコボコしてる!」など、色んな事に気づいていきます。さらには、「窓から光が差し込んでて、彫刻にあたって光ってる」などと、作品の周りのことにもたくさん気づいてくれました。
7月31日
 その後は、ヒントが隠されたカードを手に、彫刻探しを開始。雨のため屋外の彫刻は断念し、アートスペースと木造校舎2階ギャラリーを探索します。ここからは、子ども一人一人、彫刻との対話が始まります。探し出した彫刻の、自分が一番いいと思う構図を考えながらシャッターを押していきます。

 最後に今日のお気に入りの一枚をプリントアウトし、みんなで感想を話してプログラムは終了。どれも力作、素敵な写真ばかりでした。次にここで彫刻を見るとき、何がみえるかな?

「sapporo55夏まつり」と、8月の「こころを彫る授業」

投稿日 2016-07-28

8月6日 2つのお知らせです。毎年札幌で開催されている「sapporo55夏まつり」が、8月6日(土)に行われます。安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄になってからは初めての参加となりますが、ブースからたくさんの方にアルテピアッツァ美唄のことを紹介する予定です。アルテピアッツァってどんなところ?と言う方にも、ぜひこの場所をお伝えできればと思います。
 最近はアルテに行っていないなという方も、ぜひお立ち寄りください。お待ちしております!

◇ 場所:sapporo55 インナーガーデン(紀伊國屋書店札幌本店入口前)
◇ 日時:8月6日(土) 9:50~18:00(ブースの出店は11:00~16:00)

 そしてもう一つのお知らせは、ここアルテピアッツァ美唄で毎月第一土・日に開催している「こころを彫る授業」です。彫るのは自分の「こころ」。小学4年生から参加できますので、お子さんとぜひ一緒に、いつもはできない体験をされるのはいかがでしょうか。

◆日にち:8月6日(土)、7日(日)※1日のみの参加も可能。 ◆時間:10:00~16:00 ◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,00円(軟石)大学生・高校生/10,000円(大理石)6,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円引き◇翌月以降の授業継続の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。◇昼食について:持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。授業のお申し込みと一緒にご予約ください。

 お申し込みは安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137までお願いします。※毎週火曜、祝日の翌日は休館日。

彫刻に触れる

投稿日 2016-07-25

7月25日

 先日、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄に視覚障がい者の方々が来訪し、アルテピアッツァ美唄スタッフとボランティアの方と一緒に野外の敷地を散策、そして彫刻の鑑賞をしました。
 一緒に歩くことは初めてでしたが、介助の方から心得を教えていただき、二人一組になっての散策。簡単な自己紹介を済ませ、緊張しつつも言葉を交わし、ゆっくりと歩み始めました。周りの景色を伝えながら、聞こえてくる音、匂いを共有して、彫刻に触れます。彫刻によって素材や質感が違うため、手で触れながらお互いに気付いたことを言葉にして伝え合い、時には疑問を投げかけて感じたことを言葉で返していく。それはよくある自然な会話のようでしたが、普段一人でじっと鑑賞していた時には気付いていなかった、作品の魅力を再発見することにもつながりました。人よりも大きな彫刻の、手の届かないところや彫刻周辺にある景色を改めて言葉にして伝え、情景が相手に伝わったとわかった途端、その共感はとても深いものとなりました。
 作品をまわるにつれて次第に会話も弾み、和気藹々と散策を終えました。みなさまお越しいただきありがとうございました!

全日本写真連盟美唄支部展

投稿日 2016-07-22

7月22日 ただ今、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄の木造校舎2階ギャラリーでは、「全日本写真連盟美唄支部」のみなさんによるグループ写真展を開催中です。

 美唄市内を含め、月形、三笠、美瑛、釧路、積丹で撮影された街の景色や人の営み、動物や自然の美しさなど、24点の作品が展示されています。前回に引き続き、今回も展示されている写真の人気投票を行っていますので、お気に入りの1枚を選んで、ぜひ投票を!

 そしてこちら、全日本写真連盟美唄支部ではただ今新規会員を募集中で、写真が好きな人なら誰でも入会できるそうです。展示は7月25日(月)15時まで。

8月13日は「アルテの盆踊り」と写真館

投稿日 2016-07-20

7月20日

2015年の盆踊りの様子

 みなさんお盆の予定は決まっていますか?安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄では、毎年8月13日に「アルテの盆踊り」を開催しています。この土地に生きた先人たちの霊を慰めその思いをつなぐとともに、かつて美唄で暮らしていた方が帰省されるお盆にあわせて、「おかえりなさい」という気持ちを込めて盆踊りを行います。美唄が炭鉱で栄えた頃と同じ「北海盆唄」を太鼓の音頭で輪になって踊ります。夕方になると、「水の広場」に手作りの“ころころキャンドル”を灯し、年に1度の幻想的な夜を演出します。
 同じ日に、「いとう写真館 北海道ツアー2016」 が開催されます。いとう写真館とは、写真家 伊東俊介さんによる全国出張写真館です。今回は北海道ツアーのなかで、アルテピアッツァを会場に、盆踊りの日にあわせて開催してくださいます。お盆でご家族が集まった記念やご夫婦の思い出などに、アルテピアッツァで家族写真はいかがですか?写真館についてのご予約・お問合せはこちらから。

「アルテの盆踊り」
■日時 2016年8月13日(土) ※雨天時は14日 こども盆踊り17:30~ おとな盆踊り18:30~
■場所 アルテピアッツァ美唄トリフォリオの広場  

「いとう写真館 北海道ツアー2016」
■日時 2016年8月13日(土) 撮影時間:10:00~18:00 
※ご予約の方を優先で撮影させていただきます。
■会場 アルテピアッツァ美唄※撮影場所はお選びいただけます。
■予約・料金など http://www.itohokkaido.com/

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