色々な音

投稿日 2016-05-28
5月28日 ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄を歩いていると、水の流れる音や風の音が聞こえてきます。風は草や木々の葉をさわさわと鳴らし、水面を揺らします。
 そして今のアルテピアッツァ美唄ではエゾハルゼミが一斉に鳴いている声も聞こえます。本州にお住いの方はこの時期にセミ?と驚かれることもありますが、北海道に限らず、本州南部では標高1000m以上の森林で聞くことができるそうです。
 
 アルテにお越しの際は、安田侃さんの彫刻に触れながら一緒に耳をすましてみてください。色々な自然の音が聞こえてきます。

「てくてく美唄炭鉱-東美唄フットパス編-」開催しました!

投稿日 2016-05-25

5月25日 5月22日(日)「てくてく美唄炭鉱-東美唄フットパス編-」を開催いたしました。
 晴天の広がる中、22名の方が参加してくださいました。かつて石炭を運ぶために敷かれた美唄鉄道線の旧東明駅から出発し、我路ファミリー公園までの往復およそ10kmを歩きました。
 コースは美唄鉄道線の、線路だった場所を整備した美唄市サイクリングロード。当時の駅のホーム跡や、選炭場の一部を見ることができました。昔、この地域に住んでいたアルテのスタッフと一緒に歩き、「ここにはみんなが入りに来ていた温泉があった」ことや「炭鉱住宅の長屋が何軒もあった」ことなど、人で溢れ賑わっていた当時の話を聞くことができました。参加者の中には昔東明地区に住んでいた方もいて、話を聞きながら終始懐かしんでいる様子でした。
  道中では遅咲きの八重桜が咲いていたり、キツネが姿を見せたりと、炭鉱遺産と自然を満喫できた散策となりました。
5月25日 最後に旧東明駅に戻ってくると、東明駅保存会の方々が特別に駅舎内を見せてくださいました。構内には、実際に走っていた鉄道の資料や、当時の時刻表が残っていたりと、貴重な物に皆さん見入っていました。

 次回8月21日(日)には「てくてく美唄炭鉱-三井美唄編-」として、南美唄地区の炭鉱跡を辿るイベントもあります。近くなりましたらHPやブログなどでも告知しますのでぜひご参加ください!

 

第24回アルテの森語り、開催します

投稿日 2016-05-23

5月23日 この週末はグンッと気温が上がり、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄では半そでや半ズボンで過ごされるお客様が増えました。そしてエゾハルゼミの大合唱が聞こえ始め、夕方にはカエルの鳴き声も。いよいよ夏の始まりでしょうか。

 さて、カフェアルテを会場に、季節の節目に合わせて行っています朗読会「アルテの森語り」、次回の開催が決定しましたのでお知らせします。24回目の森語りは、6月18日(日)です。朗読は磯田憲一さん、ゲストにはチェロ奏者のフリーデリケ・キーンレさんをお迎えします。そして終演後の交流会では、美唄・匠の会のみなさまにより「手打ち蕎麦」が振舞われる予定です。みなさま、お誘い合わせのうえ是非お申し込みください。お待ちしています!

■ 日時: 2016年6月18日(土)開演17:30~
  *終演後交流会があります、持ち込み大歓迎*
■ 場所: アルテピアッツァ美唄 カフェアルテ(美唄市落合栄町)
■ 出演: 朗読・磯田憲一さん(菊池寛著「入れ札」)、チェロ奏者 フリーデリケ・キーンレさん
■ 料金: 2,000円(手打ちそば付き)
■ 定員: 40名・予約制 *定員になり次第締め切らせていただきます。なお、未就学児童のご入場はご遠慮願います。
■ ご予約・問合せ: 認定NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137 (火曜休館 9:00~17:00) 

子どもたちと彫刻

投稿日 2016-05-21

5月21日 ここ数日晴れた日が続いています。気温も上がってきていますが、風が心地よくて気持ちがいいです。 そんな、散歩日和の朝、木造校舎1階にある美唄市立栄幼稚園の園児たちが、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の中を探検するように散策していました。先生と一緒に園内を歩きながら、途中現れる彫刻に触れたり乗ったり抱きついたりと、全身を使って戯れていました。ある彫刻では園児たちが一列に並んで、ひとりひとり彫刻に開いている穴をくぐってから進み、また別の場所では、動くはずのない彫刻を園児数人で「よいしょ、よいしょ」と言いながら押し動かそうとしている姿がありました。 大人から見ても大きな彫刻ですが、子どもたちから見るととてつもなく大きく見えることでしょう。

ホー、ホケキョ

投稿日 2016-05-18

5月18日 「ホー、ホケキョ」と、うぐいすの声が聞こえるようになりました。野の花がたくさん咲き、遅咲きの八重桜・カンザンも満開です。葉も増えて日に日に緑が濃くなってゆくのを感じます。ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は、自然の生命力にあふれています。

 さて、毎週土曜日に行っておりますクリーン会ですが、今回は10:00~12:00の間、薪運びを行います。機械で割った薪を薪置き場に運んで積み重ねていく作業です。割ったばかりの薪は水分を含んでいて燃焼の妨げとなるため、木を乾燥させる必要があります。冬の間、カフェアルテでみなさまを暖かくお迎えするための薪ストーブ用として今から準備です。なお、薪運びの集合場所は、ストゥディオアルテ(カフェアルテ横)入口になります。新緑の中で楽しみながらの通常「クリーン会」も合わせて、是非お気軽にご参加ください!

■ 日時:5月21日(土)8:30~12:00※雨天中止 (軍手は各自ご準備ください。) 
■ 集合場所:アートスペース(旧体育館)入口 ※作業場所を掲示しています。

安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー

投稿日 2016-05-16

5月15日 アルテピアッツァ美唄が4月から登録博物館(美術館)に認定され、「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」となったことを記念して、特別に「安田侃とピサ展を巡るイタリアツアー7日間」を開催します。ツアーは夏と秋のコースをご用意しております。(Aコース2016年7月27日~8月2日、Bコース2016年10月1日~10月7日)

 イタリア・ピサ市で6月30日~10月16日(予定)に行われる安田侃ピサ展「Toccare il tempo  時に触れる(ピサ市主催)」を彫刻家安田侃さんご本人の案内で巡るツアーです。ツアーでは他に、安田侃さんが40年以上住んでいるピエトラサンタにも行き、実際に彫刻を制作しているアトリエの見学も含まれています。なお、7月出発Aコースのオプションとして、プッチーニ音楽祭で4年ぶりに上演される「Madama Butterfly 蝶々婦人」(イタリアと日本の国交150周年記念)の鑑賞も可能です。安田侃さんがはじめて舞台美術を手がけ、東京、長崎、バルチモア、ヴィースバーデンなどで好評を得てきた舞台の再演となります。

 ご本人と展覧会やアトリエを巡る大変貴重な機会となります。ぜひご参加ください!資料やパンフレットのご請求は、JTB北海道へお願い致します。

【旅行企画・実施 JTB北海道】
■ 電話 (011)271-7023
■ FAX (011)222-5101
■ 営業時間 平日9:30 ~17:30   土・日・祝 休業

「てくてく美唄炭鉱‐東美唄フットパス編‐」開催します!

投稿日 2016-05-13

5月13日

去年のてくてくの様子です

 今日は久しぶりの晴天に恵まれ、外は暖かな陽気です。気が付けば、山の木々が芽吹き始めて賑やかになってきました。
 さて、5月22日(日)に「てくてく美唄炭鉱‐東美唄フットパス編‐」(認定NPO法人アルテピアッツァびばい主催)を開催します。この「てくてく美唄炭鉱」は、かつて炭鉱で栄えていた地区の当時を知る方と歩き、その頃の記憶や思いを参加者と共有するという企画です。
 石炭を運ぶために敷かれ、その当時使用されていた美唄鉄道線の「東明駅」から出発し、安田侃さんの彫刻「炭山(ヤマ)之碑」がある我路ファミリー公園までの片道5kmを歩き、昼食休憩を挟んでから、再び東明駅まで向います。道中には石炭の選別を行っていた選炭場の跡地や商店街の一部が残っており、当時の面影を見ることができます。
 昼食は各自持参。舗装されていないところも歩きますので、よく履き慣れた靴と、歩くのに適した服装で当日東明駅(※写真の場所です。)に集合してください!予約は不要です。

■日 時: 5月22日(日)10:00~15:00頃まで
■集合場所: 旧東明駅集合(美唄市東明5条2丁目) 
         ※高速美唄ICからアルテへ向かう途中の道沿いにあります。
■参加費: 500円(当日のイベント保険代など) 予約不要。
■持ち物: お昼ごはん、飲み物、雨具
※道路・自然状況によるコース変更有り
※小雨決行、荒天時中止 判断は当日朝8時に致します。
お問い合わせは、認定NPO法人アルテピアッツァびばい事務所(0126)62-0808までお願いします。

「Deai」展

投稿日 2016-05-11

5月11日 今朝からの冷たい雨で桜の花びらも、だいぶ落ちてしまいました。

 さて、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄のギャラリー(木造校舎2階)では、今日から「Deai」展が開催中です。
 札幌にある「hanaagura」さん主催の展示で、主に北海道で活動している若手の作家17名によるグループ展です。2教室いっぱいの空間に展示された作品は、絵画や写真など、色々なジャンルのものがずらりと並んでいます。作品点数も多く、それぞれの作家さんの個展を見るように、様々な世界観が楽しめます。ぜひ一点一点じっくりとご覧ください。
 春にぴったりの彩り鮮やかな展示です。散策の合間に、ぜひお立ち寄りください。 5月23日(月)までです※最終日は15時まで。火曜休館。

この場所の風景

投稿日 2016-05-08

5月8日 ここ数日、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄は雨模様でしたが、ようやく太陽が顔を出し、芝生の緑もいきいきしています。

 先日、ぱらぱらと降っていた雨が上がり、朝の陽射しが出始めた頃、一人の女性が両手をいっぱいに広げ、彫刻に身を預けている光景を目にしました。しばらくすると一緒にいらした男性が、同じようにして両手を広げて全身を彫刻にゆだね始めたのですが、その姿はまるで作品と対話しているようでした。その後、お二人は向かい合って彫刻に耳を当て、静かな時間を過ごされていました。思い思いに過ごしているみなさんの姿も、彫刻や自然の景色と同様、アルテピアッツァ美唄の風景なのだと、あらためて感じました。

桜が見頃です

投稿日 2016-05-05

5月5日 今日はあいにくの空模様で、時折しとしとと雨が降っておりますが、そのおかげで空気はいつもより澄んで心地よい朝です。

 ここ安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ではエゾヤマザクラが盛りの頃を迎えています。芝や木々の緑、大理石の白にまじって、きれいな桜のピンク色が春のアルテピアッツァ美唄の景色を彩っています。

 「お花見」と言うとたくさんの桜の木に囲まれるのが一般的ではありますが、ここでの桜の楽しみ方は少し特別かもしれません。緑の中にたたずむ彫刻とそこに凛と立つ一本の桜の木という、アルテピアッツァ美唄ならではの「お花見」を楽しんでみるのはいかがでしょうか。カフェアルテからも桜が見れますので、コーヒーを飲みながらの「お花見」もおすすめです。

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