4月に入り、まだ空気は少し冷たいですが、陽射しは春らしくなってきました。日中の暖かい日だと、散策時に上着を脱いでいる方もいらっしゃいます。
アルテピアッツァ美唄は、ここ最近雨が降ったこともあり、順調に雪どけが進んでいます。雪に埋まる前に白いカバーをかけて冬籠りしていた作品たちも、少しずつそのフォルムが見え、姿を現し始めました。冬期間除雪をして道をつけていた園路の雪は、すでに融けて芝生が顔を出しています。わずかにですが、土の匂いも感じられるようになってきました。広場全体にはまだまだ雪が積もっていますが、山や林の方に目を向けると、木の周囲から丸く雪融けが始まる、“雪根開き”が見られます。これが見られるようになると、北国では春の訪れと言われています。
雪が融け、一面緑の芝生となり、花が咲いて、桜が咲いて…とこれからの風景を想像すると、冬の真っ白い世界が名残惜しくも感じられます。もう少し、雪融けには時間がかかりそうですので、雪のアルテの見納めに、散策されてはいかがでしょうか?お待ちしております。