12月の「こころを彫る授業」

投稿日 2011-11-28

 間もなく、アルテピアッツァ美唄・屋外にある白大理石の彫刻の冬支度は完了し、水の広場も来春までシーズンオフとなります。音の広場にある白大理石の大きな彫刻「真無」も来年の春まで冬籠りします。シーズンオフ、というと少し寂しい気もしますが、冬はアルテに最も静かな時間が流れ、ゆっくり彫刻と自分と向き合える季節です。「この季節が好き」という方も多いのではないでしょうか。

 さて、12月の「こころを彫る授業」のお知らせです。冬の間も「こころを彫る授業」は通常通り毎月第一土日に開催しています。

◆とき:12月3日(土)、4日(日)◆時間:10:00~16:00◆材料費:一般/15,000円(大理石)12,000円(軽石)中学生以下/9,000円(大理石)6,000円(軽石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。◇お昼は持参していただくか申し込みがあれば別途800円で美唄農家のお母さん達によるこころのこもった昼食「かあさんの味」をご用意しています。

 今年最後の授業です。まだ申し込み受け付けておりますのでご参加希望の方はアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)までご連絡下さい。詳細についてはこちらもご覧下さい。

カフェ 冬の営業時間

投稿日 2011-11-26

 カフェアルテから見える景色も、すっかり本格的な冬の装いのアルテピアッツァ美唄。よく、「冬はお休みですよね?」と、尋ねられるのですが、いえいえ、雪が積もっても営業しています。だって、自然の力で真っ白になることができる、冬のアルテピアッツァはこんなに素敵!彫刻と雪が織り成す造形をカフェという特等席でゆったりとお楽しみください。薪ストーブであたたかくしてお待ちしています。

 ただ、暗くなるのも早くなりますので、カフェアルテでは 12/1から営業時間が少し変わります。

◆平日 10:00~16:00 ◆土日祝日 10:00~17:00(これまでどおり)◆火曜・祝日の翌日・年末年始(12/31~1/5) 休み

 3月中旬には営業時間も元に戻りますのでホームページなどでお知らせします。なお、ギャラリー・アートスペース(旧体育館)は変更なく、9:00~17:00 で開館しています。

「かぼちゃスープ」登場!

投稿日 2011-11-23

  しんしんしんしん…と、降り積もる雪。つい先日まで、根雪になるのはまだかな?なんて思っていたのですが、一晩で一面立派な雪景色。今年の天気は雪の降り方も気まぐれですね。降り積もる雪の中、まだ、ななかまどが赤い実をつけており、松の葉の渋い緑ともあいまって、一足先に来たクリスマスのよう。

 そんな景色の中、アルテピアッツァ美唄のカフェでは、去年も好評を頂いた「かぼちゃスープ」の登場です!美唄産のかぼちゃ(ぬくもり)を使用し、なるべく手を加えず、かぼちゃそのままの味を楽しんでいただけるように仕上げました。冬季限定のメニューです。

 やさしい味と鮮やかな黄色で “ほっこり”と、こころも温まっていってくださいね。

「かぼちゃスープ」かぼちゃスープ+ポコポコぱん2個(プレーン・シナモン) 付き  550円

「かぼちゃスープセット」上記に+コーヒー or 紅茶付き  1,000円

第57回栄幼稚園の発表会

投稿日 2011-11-21

11月20日

 昨日はぽかぽかの春のような陽気のなか、木造校舎1階栄幼稚園のホールでは「第57回発表会」が行われました。おじいちゃんおばあちゃんは孫の晴れ舞台が楽しみでにこやかに、お母さんお父さんは「ちゃんとできるかな」と少し心配そうに?園児たちの登場を待ちます。

 バーンと幕が開いて、大きな拍手の中、園児たちが登場!女の子は「プリキュア」、男の子は「ゴーカイジャー」、全員で今年流行した「マルマル、モリモリ」、演目に合わせて作られた手作り衣装を着て、歌や踊りを披露しました。それぞれ決まった歌や振り付けですが、ちゃんとそれぞれの個性が出ていましたよ。

11月20日

 はじめから終わりまでしっかり踊って歌う子、恥ずかしそうにところどころ歌う子、歌よりも踊りに力を入れている子、緊張のせいか固まってしまう子・・・表現の仕方は違っても、みんな一生懸命なのがよくわかります。その頑張りに、見ている方も精一杯の拍手を送っていました。そして、その歌声や拍手は木造校舎2階のギャラリーにも響いて、来館者を和ませていました。また来年もどんな発表会が見られるのか、今から楽しみです。

「安田侃 野外彫刻展 ―街に触れるー」はあと2日間です

投稿日 2011-11-18

11月18日 昨日まで降っていた雪は止み、今日の美唄は快晴でした。少し融けた雪の中からひょこっと彫刻が顔を出していて、何だかかわいらしかったです。

 9月3日(土)から札幌で開催しています「安田侃 野外彫刻展 ―街に触れるー」が11月20日(日)で閉幕します。会期中、「札幌での野外彫刻展を見て、アルテピアッツァ美唄に来たよ」という方、反対にいつもアルテに遊びに来てくださる方で「札幌で安田さんの彫刻展、見ていたよ」という方も多くいらっしゃっています。札幌の街の中、美唄の自然の中、それぞれの場所で同時期に安田侃さんの作品がご覧いただける期間も残り2日となりました。もうすでにご覧になった方も多いかと思いますが、閉幕の日まで札幌の街にある彫刻に何度でも出合って、触れて下さい。

 なお、札幌での彫刻展終了後もアルテピアッツァ美唄は通常通り開館しています。これからぐっと寒くなりますので、しっかり防寒対策をしてお越し下さい。また、11月24日(木)は祝日(勤労感謝の日)の翌日ですので休館日です(野外の作品は通常通りご覧いただけます)。ご了承下さい。

萩原義弘写真展 ヤマに在りヤマへ還る

投稿日 2011-11-16
11月16日

11月16日

 昨日から降り続いた雪が積もり、アルテピアッツァ美唄も一面真っ白な雪景色となりました。木造校舎1階栄幼稚園の園児達も積もった雪に大喜びといった様子で、カラフルな上着を着て今日も元気に登園して来ています。
 今日からギャラリーでは「萩原義弘写真展 ヤマに在りヤマへ還る」が開催されています。1981年、夕張新炭鉱でおきた事故の5ヵ月後に、当時写真を学ぶ学生だった萩原さんが夕張を訪れた事がきっかけとなり、以来30年間全国の炭鉱や鉱山跡(ヤマ)を撮り続けています。

11月16日
11月16日

90年代には美唄の炭鉱跡に秋に訪れ、対になって残っている竪坑の姿に惹かれた萩原さん、冬に再訪した時に撮影した雪の中の美しい竪坑の写真も今回展示されています。「恐らくこの雪の中の竪坑の写真がなければ、美唄で写真展を行うことはなかったのではないかと思います。」と、この一枚の写真がかつての炭都美唄での写真展開催のきっかけにもなったようです。他にも長年に渡って萩原さんが撮影されたヤマの写真の数々が木造校舎2階のギャラリーに展示されています。萩原さん会期中は「美唄という町に触れ、もっと知りたい」と、美唄に滞在し、毎日ギャラリーにいらっしゃいますので貴重なお話を伺えるかもしれません。11月30日(水)までです。(火曜休館)
 11月20日(日)にはステゥディオアルテ(体験工房)にてアーティストトークも開催されますので是非ご参加下さい。

■萩原義弘写真展 ヤマに在りヤマへ還る アーティストトーク

萩原義弘(写真家) ゲスト 佐藤友哉(北海道立近代美術館学芸副館長)

■日時      2011年11月20日(日)14時~16時  
■場所      アルテピアッツァ美唄ステゥディオアルテ(カフェアルテ隣接)
■料金      無 料

「生まれた!」

投稿日 2011-11-13

11月13日 「生まれたー!」、アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階栄幼稚園の園児たちが突然現れた大きな彫刻を見つけて叫んでいました。実は数日前、アルテに彫刻がひとつ仲間入りしました。木造校舎の近くに設置されたブロンズの「天秘」という作品です。ちょうど園児の胸くらいの高さなので、早速みんなで上によじ登ったり、寝転んだりして、遊んでいましたよ。

 11月末頃からアルテピアッツァ美唄は徐々に冬支度に入ります。野外にある白大理石の彫刻は作品保護のため養生シートで覆ってしまいますが、アルテは通年開館しています。明日、美唄には雪の予報が出ています。早くもうっすらと雪が積った風景が見られるかもしれません。冬のアルテもお楽しみに。 

講演会「安田侃が語る イタリア人生45年」

投稿日 2011-11-10

11月10日 今日は美唄市内にあるアカシヤ幼稚園の園児たちがアルテピアッツァ美唄に遊びに来てくれました。両手いっぱいにモミジやプラタナスの落ち葉を拾ったり、彫刻の間をすり抜けたりして元気に走り回っていましたよ。外の空気はすっかり冷たくなりましたが、太陽の当たるところは暖かくて、気持ちのいい1日でした。

 さて、札幌で行われる北海道日伊協会主催の安田侃さん講演会のお知らせです。この講演会は「イタリア統一150年記念行事」のひとつとして行われます。

 11月16日(水)締切ですが、先着順で定員に達し次第受付終了とのことですので、参加ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。また、講演会終了後、懇親会も予定されています。詳しくは011-241-0345までお問合せ下さい。

  「安田侃が語る イタリア人生45年」

  日 時:2011年11月21日(月) 18時~20時
  場 所:札幌テレビ塔2階大会議室(札幌市中央区大通西1丁目)
  参加費:500円
  主 催:北海道日伊協会、北を語る会
  申込・問合せ: 011-241-0345  ※11月16日(水)締切

秋から冬へ

投稿日 2011-11-07

11月7日 今日の美唄は薄曇り。雨の後で空気が澄んでいるからでしょうか、時々日が射して彫刻を照らすと、いつもより彫刻の陰影がくっきりと見えました。

 最近のアルテピアッツァ美唄は周辺の山々の紅葉もピークが終わり、色とりどりの鮮やかな秋から落ち着いた秋の風景へと移っています。時折、ブログでお伝えしていますように、アルテの敷地内をエゾリスが活発に走り回っています。アルテにお越しの際にはカフェアルテの近くにある松林の中を歩いてみて下さい。風も無いのに上の方からはらはらと葉が落ちてきたら、木から木へとエゾリスが飛び移っているところかもしれませんよ。
 また、カケスやシジュウカラ、コゲラといった“冬鳥”も見かけるようになりました。季節は確実に冬へと向かっています。カフェアルテでも冬期メニューの準備を始めました。準備が整いましたら、またブログでお知らせしますね。

美しい写真講座

投稿日 2011-11-05

11月3日

 今日はしとしとと冷たい雨が降っています。来週には雪が降る予報も出ているようです。この時期、アルテピアッツァ美唄にお越しの際には防寒対策もお忘れなく。

 さて、11月3日(木)文化の日、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテで美唄市観光交流課主催「美しい写真講座」が開催されました。講師はフリーのプロカメラマンとして活躍され、数多くの写真教室の講師活動も展開されている上原稔さん。当初予定していた定員20名を上回る27名の方々が参加されました。
 今回の講座の内容は「美しい写真を撮るための基本」が中心で、皆さんそれぞれ自分が普段使っているカメラを持参しての参加です。基本的なカメラの扱い方や機能、写真の構図についてを学ぶ機会は意外と少ないもので、先生の説明のたびに「そんなふうにも撮れるんだ~」「構図のとり方でこんなに違うのか~」など“発見”の声がストゥディオのあちこちで響いていました。当日はぽかぽか陽気の小春日和でしたので、自由時間には皆さん気持ち良さそうにアルテを散策しながら、学んだ技術を活かして撮影をされていましたよ。
 美唄市主催のこの写真講座、次回開催は未定ですが、継続する予定とのこと。「次は参加したい!」という方は美唄市観光交流課で情報をチェックしてみて下さい。

RSS

PAGE TOP