Arte通信vol.22,できました

投稿日 2014-02-06

2月6日 最近、アルテでは「かんじき」(詳しくはこちら)が人気で、土日には家族みんなでかんじきを履いて散策される方も。先日も小学校低学年くらいの男の子が雪原を歩きながら、「僕、忍者になった!」とはしゃいでいました。

 さて、アルテピアッツァ美唄の“今”を伝えるために年に3回発行しています「Arte(アルテ)通信」の最新号ができましたので、お知らせします。毎号アルテにゆかりのある方々にご寄稿いただいています巻頭エッセイには、生活探検家の浜野安宏さんが文章を寄せてくださいました。イベント報告では、昨年秋に行われたコンサートや展示の様子を中心に、美唄が炭鉱町として栄えていた頃の“記憶”を伝える連載「炭山(ヤマ)の記憶」では、今年の干支・午(うま)にまつわるエピソードをご紹介しています。各地の安田侃彫刻をご紹介する「安田侃モニュメントめぐり」もお見逃しなく。
 Arte通信は発行のたびにアルテ市民ポポロのみなさまのお手元に届けしています。また、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)、ギャラリー(木造校舎2階)、カフェアルテにも置いていますので、ぜひお手にとって、ご覧ください!

節分

投稿日 2014-02-03

2月3日 今日は2月3日、節分です。アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階の美唄市立栄幼稚園では「豆まき」が行われました。

 幼稚園の先生から「節分」について紙芝居で教えてもらってから、園児たちは豆をまきます。自分の心の中にいる「おこりんぼ鬼」「なきむし鬼」「よわむし鬼」をやっつけようと、色画用紙やトイレットペーパーの芯を使って作った「鬼のおめん」をつけて、準備万端。「鬼はーそと!」と叫んで、豆をまいていると、「ワー!」という声と共に赤鬼が入ってきました!「鬼はーそとっ!!」、一段と大きな声で叫び、床に落ちた豆も拾って投げて、みんなで鬼を追い出しました。鬼が出ていった時の、園児たちの嬉しそうな顔といったら…!
 突然の鬼の登場に、びっくりしたでしょうね。はじめは驚いて逃げてしまう子もいましたが、最後にはみんな一緒に豆をまいていました。今日の豆まきで、心の中の「なきむし鬼」や「よわむし鬼」もしっかり退治できたようでした。

2/22,23 カフェアルテ営業時間変更のお知らせ

投稿日 2014-01-31

1月31日 2月22日(土)、23日(日)はカフェアルテ隣のストゥディオアルテ(体験工房)にて、「アルテの四季コンサート 冬編『池田聡ぶらりツアー2014 美唄』」開催のため、カフェアルテは両日(冬期土日祝の閉店時間は通常17時ですが)16時で閉店させていただきます。コンサートをご覧になる方は開場時間までご利用いただけます。

 今回は、いつものアートスペース(旧体育館)からストゥディオアルテに会場を移して開催する「特別編」の四季コンサート、ひとつの石炭ストーブで全体が暖まるくらいの小さな会場なので、いつにも増して和やかで温かい雰囲気のコンサートになることでしょう。

 22日(土)はすでに満席ですが、23日(日)は空きがありますので、参加ご希望の方はぜひお早めにアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137までご連絡ください!

■出演    池田聡 、岸孝志
■日時    2014年2月22日(土)※満席になりました、 23日(日) 
        両日ともに開場  17:30  開演  18:00
■料金    前売 3,500円 、当日4,000円  ※全席自由
■問合せ、ご予約  アルテピアッツァ美唄 (0126)63-3137

「炭鉱の記憶をキーワードにしたアートプロジェクト」展

投稿日 2014-01-26

1月26日 アルテピアッツァ美唄木造校舎2階ギャラリーでは、今日から「奔別アートプロジェクト2013関連企画『炭鉱の記憶をキーワードにしたアートプロジェクト』」展を開催しています。

 かつて炭鉱で栄えた北海道空知地方において、アートによる地域再生を模索する炭鉱アートプロジェクトの報告展です。赤平(2004)・幌内布引(2009)・夕張清水沢(2011)・奔別(2012・2013)と行われてきたプロジェクトの全作品を写真で振り返っています。ギャラリーの壁一面に貼られた大きな写真の数々は迫力満点!その「場」にいるような気分になります。炭鉱遺産とアート作品はもちろんのこと、それに関わるスタッフや地域の人々の生き生きとした表情もお見逃しなく。
1月26日 また、「美唄市内でのアートプロジェクト展開のきっかけになれば…」と、会場には美唄市にあった炭鉱地区の地図が置かれ、訪れた人それぞれが「記憶」や「思い」を書き入れていく企画も行われています。最終日にはどんな地図が出来上がっているか、楽しみですね!

  2月5日(水)15時までの展示です。ぜひご家族皆さんでお越しください。※1月28日(火)、2月5日(火)は休館日。

山の中を

投稿日 2014-01-23

 1月23日近頃、アルテピアッツァ美唄にある彫刻「帰門」から、川むこうの山をじっと見ていると、時折、雪上に、小さな黒い点が動く様子が見えます。この点を双眼鏡でよ~く見ると、なんと鹿の姿が!!
  アルテの雪原に鹿の足跡はよく見つけますが、姿を見かけるのは早朝や夕暮れ時のこと。ですが、晴れた日の昼間に向かいの山を注意深くじっと観察していると、雪が融け、顔を出した草を食むために、あちらこちら移動する鹿の姿が見られます。枝葉も落ち、雪がある今だからこそわかる鹿たちの動きは、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)の窓からも観察できますよ。

 さて、今週末26日(日)から木造校舎2階ギャラリーで行われる「炭鉱(ヤマ)の記憶をキーワードにしたアートプロジェクト」展のオープニングイベントとして、厳寒の我路町を歩くぷらぷら我路・・・、ならぬ「ぶるぶる我路」が開催されます。我路のまちには様々な建物がありますが、夏場は蔦や樹木で覆われて見えないものも多く存在します。冬場は覆っていた草木が枯れて、その姿が明らかになるチャンスです。必ず温かい格好での参加をお願いします。帰ってきたら、是非カフェアルテ特製「かぼちゃスープ」で温まってくださいね。

「ぶるぶる我路」(我路町を歩いてまわるイベントです)
■とき 2014年1月26日(日)10:30~12:00
■集合場所 アルテピアッツァ美唄ギャラリー展示室 
■注意事項 移動は自家用車に分乗して行います。自家用車はアルテピアッツァ美唄第一駐車場に停めて集合場所までお越しください。 
■料金 無料 
■お問合せ そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター Tel.0126-64-9901
■詳細はこちらをご覧ください。

2014びばいっ子フェスティバル!

投稿日 2014-01-20

1月20日

 昨日の日曜日、美唄市民会館で美唄市主催の「2014びばいっ子フェスティバル」が開催され、アルテピアッツァ美唄も参加させていただきました。「びばいっ子フェスティバル」は、「家にこもりがちな冬の時期に多世代の方が集まって交流できたら…」と美唄市内のレクリエーションや子育て関係の方々が中心となって、毎年この時期に開催されています。

 地域のおばあちゃんたちによる「むかしのあそび」コーナーやくじ引き、美唄尚栄高等学校生徒によるロボットショー、人形劇、親子ヨガ教室…などなど、親子で楽しむことができる催しが大集合。
 アルテピアッツァ美唄は「美唄の子どもたちに、もっとアルテで遊んでもらえたら、親しみを持ってもらえたら…」と、四季折々の写真展示をしたり、「小学生のための『こころを彫る授業』」の体験コーナーを設置したりして、子どもたちとの交流の場をつくりました。

1月19日 さすがびばいっ子!「夏に水の広場で遊んだよ」「何回も行ったことある!」という子どもたちが大半でした。そんな子どもたちに顔を合わせてお話しながら、「冬もきれいだよ、遊びに来てね~」と冬のアルテを紹介することができました。びばいっ子フェスティバル実行委員会のみなさま、参加させていただき、ありがとうございました。

お貸しします!

投稿日 2014-01-18

1月18日 冬になると、北海道外、特に雪の降らない地域からいらした方に人気なのがこの「かんじき」です。ふわふわの新雪の上を靴で歩くと埋まってしまうのですが、このかんじきを付けると、あまり埋まらずに雪の上を歩くことができます。
 園路から、少しそれて山の方へ歩くと、思わぬところで彫刻に出合ったり、カケスやシジュウカラなどの冬鳥の姿や動物の足跡などにも巡り合えることもありますよ。
 実際に今まで体験された方は、少し興奮気味に「貴重な体験でした!楽しかった~」「山の上から見渡すアルテもまた良いですね」と、みなさん冬の寒さも忘れ、夢中になってアルテを“探検”されたようです。ぜひお友達同士やご家族で、冬のアルテを存分に体感してみてください。
 ご利用の方は、木造校舎2階のギャラリーか、カフェのスタッフにお気軽に声をお掛けください。長靴もお貸ししています。

2月の「こころを彫る授業」

投稿日 2014-01-15

1月15日 今日は久しぶりの快晴です!厳しい冬の晴れの日は、つかの間の休息のようです。

 毎月第一土日に行っています「こころを彫る授業」、2月の授業のご案内です。道具の使い方などはスタッフがお教えしますので、初めての方も大歓迎です。小学4年生以上なら、どなたでもご参加いただけます。時々、カフェアルテで休んだり、外を散策したりしながら、自分のペースで「こころ」をかたちにしてみませんか?

◆とき:2月1日(土)、2月2日(日)※1日のみの参加も可能です。◆時間:10:00~16:00◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。  

昼食は持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。こちらは予約が必要ですので、授業の3日前までにお申し込みください。

 お申込みはアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)までご連絡お願いします。お問い合わせだけでも、お気軽にどうぞ。

真冬のアルテ

投稿日 2014-01-12

1月12日 寒波の影響で、ここ数日、美唄も雪が降り続いています。空と地面の境目がわからなくなるほど、外全体が真っ白になる時間もありました。そんな中で、アルテピアッツァ美唄を訪れた方々は白い息を吐きながら、口々に「ここまで来た甲斐がありました!」とおっしゃいます。
 ピン!と張りつめた冷たい空気と雪雲のフィルターを通って落ちる淡い光、雪を踏む音が響く静寂…とても繊細な要素が構成する空間に、彫刻はそこに確かに存在しています。風や光のわずかな変化に、ハッとさせられることも多いです。そんな真冬のアルテに惚れて、この時期ばかり何度も足を運んでくださる方もいるほど。

 明日は連休最終日。帽子や手袋も忘れずに、しっかりと防寒してお越しください。カフェアルテギャラリーは暖かくしていますので、ぜひこちらにもお立ち寄りくださいね。

美唄市立東中学校美術科3学年抽象立体作品「ココロのかたち」

投稿日 2014-01-09

1月9日 現在、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、「美唄市立東中学校美術科3学年抽象立体作品『ココロのかたち』」が開催されています。
 美唄市立東中学校3年生の皆さん82名による「中学校3年間とこれからの自分」を表現した抽象立体作品の展示です。
 中学校生活の思い出、将来への不安や悩み、希望…中学卒業を前に揺れ動く自分の「ココロ」が自由な感性で表現されています。

 
 「自分の悩み」「不安定な心」「明るい自分と落ち込んだ自分」「前に進もうとする自分」などなど、作品にはひとつひとつ作者による解説文が付いています。なかには、「何を作っているのかわからなくなりました…」という子も。両手に乗るくらいの小さなその立体から、考えて悩んで創ったであろうそれぞれの“想い”がちゃんと伝わってきます。作品と対話するように、じっくり時間をかけて見ていただきたい展示です。
 壁面には、作品を自分の好きな場所、思い出の場所に置いて撮影した写真があり、作品単体で見るそれとはまた違った表情が見えます。こちらもぜひご覧ください。

 1月19日(日)までの展示です。※14日(火)は休館日。

RSS

PAGE TOP