安田侃の「こころを彫る授業」開催します!

投稿日 2013-03-30
3月30日
  2012年11月「安田侃の『こころを彫る授業』」の様子

 今朝、10センチ以上の雪が積もりました。先日から、「ようやく春が近づいてきました」とお知らせしていましたが、今日はまた冬に逆戻りです。

 さて、皆さんお待たせいたしました。通常当NPOスタッフが担当する「こころを彫る授業」ですが、安田侃さんが講師として行われる「安田侃の『こころを彫る授業』」の開催が来月に決まりました。
 イタリアで彫刻の制作を続けている安田さんが直接指導してくださるとあって、毎回道内・道外から多くの方が参加してくださいます。
 彫るのは自身の“こころ”です。自分のこころと向き合い、それを大理石や軟石を使って、形にしていきます。小学4年生以上であれば、どなたでも参加できます。そして今回は、学生料金も設定しましたので、皆さまこの機会に是非ご参加ください。
 通常第一土日に行っている「こころを彫る授業」も4月6日(土)、7日(日)に開催します。

■日 程  : 2013年 4月27日(土)、28日(日)、29日(月・祝) 
■時 間 : 各日10:00~16:00
■締 切 : 4月15日(月)       
※お申込み多数の場合は、初めての参加の方を優先します。ご了承ください。
■参加費 :    一 般      /   15,000円(白大理石)10,000円(軟石)
         高校生・大学生 /   10,000円(白大理石)6,000円(軟石)
         中学生以下    /   9,000円(白大理石)5,000円(軟石)
※アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引になります。
※昼食は持参していただくか、お申込みがあれば別途650円でご用意いたします

■お申込・問合せ:アルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137

だんだんと

投稿日 2013-03-28

3月28日 美唄市内の幼稚園や小学校は春休みに入って、平日でも小さなお子さん連れのご家族がアルテピアッツァ美唄に遊びに来ています。春の陽射しを浴びながらの「ソリ滑り」は、本当に気持ちよさそうで、羨ましいです。

 最近は、気温がプラスになる日も多く、アルテの中でも、ところどころ地面が見えてきました。積もった雪もだんだんと低くなり、木造校舎2階ギャラリーの窓からは、水の広場の一部が丸く下がって、そこに「池」があることがわかるようになりました。
 雪の下に隠れていたものが少しずつ姿をあらわし、光の具合や気温の変化に続いて、視覚的にも春の訪れを感じています。

安田侃さんの講演会開催します。

投稿日 2013-03-25

3月25日 ここ数日は暖かくなったり、雪が降ったりと、季節が行ったり来たりしているようです。

 さて、来月の4月13日(土)に安田侃さんの講演会をアルテピアッツァ美唄のアートスペース(旧体育館)で開催致します。
 今回は、当NPOが受けた「北海道地域文化選奨」「第3回地域再生大賞優秀賞」二つの受賞を、アルテピアッツァ美唄の空間をこれまで一緒に支えてきた皆さまとお祝いするとともに、受賞を記念し、講演会を開催します。
 「地方文化の発祥地・トスカーナ」と題して、安田さんが42年間イタリアで彫刻の制作活動を続けてきたなかで見た、地方の食や芸術などの文化、歴史などについてお話してくださいます。アルテピアッツァ美唄を今なお創り続けている安田さんのお話を、この空間で聞く貴重な機会ですので、皆さん是非お越しください。当日の交通など、詳しくはホームページもご覧ください。
 ※なお、同日、誠に勝手ながら、カフェアルテの営業は16時までとさせていただきます。ご了承ください。

■演題:「地方文化の発祥地・トスカーナ」―【ワインとオリーブと地中海】【プッチーニの聖地、トッレ・デル・ラーゴ】【大理石の町、ピエトラサンタ】
■日時:2013年4月13日(土)14時~  ※入場は無料ですが、会場内の寄付箱に寄付をお願いいたします。いただいた寄付はアルテピアッツァ美唄の管理運営に使わせていただきます。
■場所:アルテピアッツァ美唄 アートスペース(旧体育館) 
■主催:NPO法人アルテピアッツァびばい 
■後援:北海道日伊協会

第58回美唄市立栄幼稚園卒園式

投稿日 2013-03-23

3月22日 きれいな青空が広がった昨日、アルテピアッツァ美唄内の木造校舎1階にある美唄市立栄幼稚園では、卒園式が行われました。
 式の中では、卒園生たちが「またアルテの丘で会おうね~♪」と、この幼稚園ならではの替え歌を披露してくれました。
 今年の卒園生は8名。式の数日前、木造校舎2階アルテのギャラリーにも「アルテのみなさん、今までありがとうございました」と、折り紙でつくった飛行機やメダル、「ありがとう」の手書きメッセージカードなどを、かわいい箱に入れて、持って来てくれました。去り際に「また遊びにくるからね!」と手を振ってくれた子もいて、思わず、ジーンときてしまいました。
 春夏秋冬、アルテピアッツァ美唄のすべての季節を体感して、日々を過ごした園児たちです。ここで、見て、触れて、感じたこと、大人になってもずーっと大切にしてほしいですね。 小学生になっても、中学生になっても、大人になっても、またいつでも遊びにおいでね!

映画と音楽

投稿日 2013-03-20

3月17日 先週末、春の陽気のなか、アルテピアッツァ美唄では二つのイベントが開催されました。

 ひとつは、映画「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」の無料上映会がカフェの隣にあるストゥディオアルテ(体験工房)で、午前と夕方の2回行われました。主催の方はアルテピアッツァやこの映画を通して、様々な交流や発信の場になれば、と美唄での上映に合わせて、美唄産の黒豆茶やくるみなどを参加された方に振舞った他、全国の美術館のチラシや本なども会場に置かれていました。上映後は集まった地元の方や札幌、小樽から見に来られたみなさんで楽しく歓談するなど、終始アットホームな上映会でした。

3月17日 もうひとつは、「美唄弦楽アンサンブル15周年演奏会」がアートスペースで開かれました。“弦の音色と合奏の楽しさに魅せられて”と、毎週音楽好きな方が集まって練習をされている美唄弦楽アンサンブルのみなさん。15周年の演奏会とあって、メンバーの方も特別な想いで演奏されていたことでしょう。それに応えるように、年配の方から小さな子どもまでおよそ60名の観客が、じっと静かに聴き入っていました。

 今回の二つのイベント、お互いの主催者の方が連絡を取り合って「時間が重ならないように」と、両方参加できる設定になっていました。「映画の後にコンサートと一日中アルテを楽しめました。」と、来場された方はみなさんどちらも満喫されたようですね。アルテのいつもとは少し違った“時間”がそれぞれの会場に流れていたことでしょう。

春の兆し

投稿日 2013-03-17

3月17日 ようやく春の暖かさを感じたこの週末、二つのイベントが行われたアルテピアッツァ美唄にはお客様の姿が多く見られました。(イベントのご報告は次回ご紹介いたします。)

 そんな春の兆しが見られる中、九州、関東など各地で桜の開花宣言が始まっていますね。
 北海道・美唄市も桜で有名な「東明公園」をはじめ、アルテピアッツァ美唄の中にも桜の木があり、開花の時期には大勢のお花見の方で賑わいます。北海道の開花はまだ1ヶ月以上先の話ですが、木々たちは着々とつぼみを準備して、開花を今か今かと待っているようですね。写真はこぶしのつぼみですが、早ければ来月末には真っ白い花を咲かせてくれるでしょう。

 まだまだ雪景色が広がっているアルテピアッツァですが、春の風を肌で感じ、彫刻に触れながら散策するのはいかがでしょうか。

美唄市内小学校絵画・書道展Ⅱ

投稿日 2013-03-14

3月14日 2月28日から開催中の「美唄市内小学校絵画・書道展」、今日から後期の美唄東小学校、峰延小学校、茶志内小学校の児童による展示が始まり、約100点の絵画、書道、版画がずらりと並びました。

 「ヨーヨー遊び」をしている姿を表現した版画作品では、うまくヨーヨーが操れなくて、困惑している様子がよーく伝わってきますし、絵画の「ひまわり」や「へちま」からはそれらが持つ生き生きとした力強さが伝わってきます。子どもたちの、まっすぐな目が捉えた世界が、ちゃんと伝わってくる作品ばかりです。
 どの作品も、ひとりひとりの個性が光っています!じっくり時間をかけて、ご覧ください。3月27日(木)までの開催です。※3月19日(火)、21(木)、26(火)休館日。

どんな思いも

投稿日 2013-03-11

3月11日 ブログを読んでいるみなさまは、どのような思いで、今日の日を迎えているでしょう。
  この2年の間に、アルテピアッツァ美唄には「被災して、北海道に移って来たんです」という方が何人もいらっしゃいました。
 「なんだか、やっと、ほっとした」と、涙をこらえながら、お話してくださった方もいました。この空間が、その方の張りつめていた心を解いてくれたのかもしれません。それは、アルテがあることの意味を強く感じた瞬間でもありました。

 北海道の小さな町・美唄には、どんな思いも受け入れ、包み込む場所があることを、いつも心の片隅に留めていてください。一日も早い被災地の復興を、心よりお祈りしています。

 

3月24日、31日は「小学生のための『こころを彫る授業』」

投稿日 2013-03-09

小学生のための「こころを彫る授業」 今日の美唄は風が強く、雲がどんどんと流れています。

 さて、今月24日(日)、31(日)に「小学生のための『こころを彫る授業』」を実施します。どんな授業なのか?前回、参加してくれた子どもたちによるアンケートから一部をご紹介します。

「すごいつかれてたいへんだった。むずかしかったけどたのしかった。(1年女子)」、「この石が、みがけばみがくほどつるつるになって、とても興味がわき、おもしろかったです。(4年女子)」、「そとを あるいたときに やすだかんせんせいのさくひんをみて あながあいていたから ふしぎだった。(2年男子)」、「外のけしきも外にあるちょうこくもすごくきれいだった。(3年男子)」

 この授業では、誰も点数をつけたり、評価したりしません。じっくりと石と向き合い、自分と向き合う時間を大切にしています。保護者の方のご見学も大歓迎です。次の学年に上がる前に、「こころを彫る授業」を体験してみませんか?

◆とき: ①3月24日(日) ②3月31日(日)◆時間:10:00~16:00◆対象:小学1年生~6年生◆定員:各回15名(先着順)◆参加料金:白大理石3,500円、軟石3,000円(材料費・昼食代込み)◇コポポロさんは200円割引。(チラシ画面をクリックすると、裏面もご覧いただけます)◆参加希望の方は、3日前までにアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)へお願いします。

こころを彫る「つづき」、しませんか?

投稿日 2013-03-07

3月7日 アルテピアッツァ美唄の中にある、彫刻の体験工房「ストゥディオアルテ」。ここでは、毎月第一土・日に白大理石や軟石を使って、自身の“こころ”をカタチにすることに挑む「こころを彫る授業」(詳細はこちら)を行っています。
 このストゥディアルテ、個人でも利用できることをご存知ですか?一度でも授業に参加したことのある方でしたら、誰でもその「続き」を彫ることができます。もちろん、彫刻に必要な作業台や道具(やすりやノミなど)もご利用いただけます。

■利用可能時間: 9:00~17:00でお好きな時間
■料金: 1人100円(冬期は暖房料として、+50円)/時間

 ひとりでも、気の合う仲間同士でも、都合のいい時にご利用ください。「1時間だけ」でも「利用時間いっぱい」でも、OKです。ご利用希望の方は、前日までにアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)までご連絡をお願いします。
 「週末にお休みがなかなかとれなくて」「この日なら都合がついたから」と個人で利用される方、増えています。こつこつと自分のペースで石に向かう時間は、授業で過ごす時間とは、またちょっと違う体験になるはずです。

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