第15回アルテの森語り

投稿日 2013-06-24

6月24日 先週の土曜日、アルテピアッツァ美唄のカフェアルテで第15回「アルテの森語り」を開催しました。

 はじめに朗読してくださったのは、朝日カルチャーセンター安藤教室の家内正賢さん。灰谷健次郎さん著の「チューインガムひとつ」を披露、万引きをした子どもと教師の微妙な関係を見事に“言葉”で表現された朗読には、色々と考えさせられる場面もあったのではないでしょうか。続いて、元HBCアナウンサーの安藤千鶴子さん。森語りでは、安藤さんの朗読を楽しみにこられる、という方も多いでしょうね。 今回は向田邦子さん著の「字のない葉書」を朗読してくださり、安藤さんのゆっくりとした口調で語られる、親と子の家族の愛情物語は、感慨深いものがありました。最後は磯田憲一さんによる宇江佐真理さん著「がたくり橋は渡らない」6月24日。こちらは花火職人の信次と女のおてる、二人が織り成す波乱万丈な恋物語ですが、磯田さんの感情豊かな朗読も相まって、みなさんじっと、物語の世界観に浸っていました。

 朗読会の後は、交流会会場へと場所を移し、美唄匠の会のみなさんによる手打ちそばや、参加者の方からの差し入れなどが並び、ゆっくりと暮れる夏至の夜をみなさん最後まで楽しまれていました。今回も、お手伝い頂いたみなさん、ご参加頂いたみなさん、本当にありがとうございました。
 また次回の開催も是非お楽しみに。

朝もや

投稿日 2013-06-20

6月20日 6月上旬、快晴が続いた日々とうってかわって、ここ数日は雨が降ったり、どんより曇り空だったりという日が続いています。こんな天気でも、梅雨のない北海道ではまとわりつくような湿気はなく、過ごしやすいです。
 昨日の朝はアルテピアッツァ美唄を囲む山を靄(もや)が包み、幻想的な風景が広がりました。夜中、雨が降っていたようで、芝生や木々の葉の緑はいつもより濃く、ブロンズの彫刻はつやつやと光り、それらと霧との対比が美しい時間でした。
 こんなふうに、アルテは一刻一刻と変化する自然と変わらずそこにある彫刻が調和し、ハッとするような風景をみせてくれます。「今日は天気が悪いから…」なんて言わず、ぜひアルテを訪れてください。その日、その時にしか見られない風景が広がっているはずです。

第59回 栄幼稚園運動会

投稿日 2013-06-17

6月16日 昨日の日曜日は、アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階栄幼稚園の運動会でした。太陽の下、園児たちはやや緊張した面持ちで入場行進、各プログラムがはじまると、玉入れやかけっこ、綱引きと頑張っていました。毎日練習していたダンスも堂々と披露していましたよ。
 プログラム終盤、毎年恒例の親子リレーは、お父さんお母さんお兄ちゃんお姉ちゃんも参加して、大盛り上がり!アルテを訪れていたお客さまの中には「いい日に来たね~」と話している方もいらっしゃいました。
  家族のみなさんは応援の合間やお昼休みに水の広場で遊んだり、校舎2階のギャラリーを見学に来たり、運動会と一緒にアルテを楽しんでいたようです。園児のみんなには、幼稚園の思い出がまたひとつふえたかな?栄幼稚園のみなさん、お疲れさまでした!

PMF2013美唄公演「PMFアンサンブル演奏会」のお知らせ

投稿日 2013-06-15

PMF2013 世界の若手音楽家を育成する札幌国際教育音楽祭、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)。そのアウトリーチ公演を、アルテピアッツァ美唄にて7月21日(日)に開催します!昨年初めてアルテで演奏会を開催し、鑑賞する方からも演奏する方からもご好評いただき(昨年の様子はこちら)、今年も公演が決定しました。自然と彫刻と音楽がゆったりと融け合う演奏会はアルテならではです。
 一般は500円、高校生以下は無料ですので、気軽にご参加ください。日暮れのアルテピアッツァ美唄でクラシックを楽しみませんか?

 ■日時      7月21日(日) 16時半開場、17時開演
 ■料金      500円(高校生以下無料)
 ■出演      PMFオーケストラ・メンバー、
           沢木良子(PMFピアニスト)
 ■演奏曲目   ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 
           第3番 ニ長調 作品9-2 ほか
 ■チケット販売 アルテピアッツァ美唄(ギャラリー、カフェ) 、美唄市役所売店、美唄市民会館、ミュージックショッププロス(コアビバイ内)、PMF組織委員会
 ■主催      公益財団法人 パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会
 ■共催      NPO法人 アルテピアッツァびばい
 ■後援      美唄市、美唄市教育委員会、美唄商工会議所、NPO法人美唄市文化協会
 ■問合せ     アルテピアッツァ美唄 0126-63-3137 (チケットのご予約はこちらでも承ります)

ベリージャムソフトクリーム、登場!

投稿日 2013-06-12

ベリージャムソフトクリーム 今日も美唄には青空が広がりました。陽射しは強くても、そよそよと気持ちの良い風が吹いています。
 さて、アルテピアッツァ美唄内にある喫茶店「カフェアルテ」では、夏期限定メニューに新しいメニューが加わりました。毎年人気のソフトクリームに、手作りのベリージャムをかけた「ベリージャムソフトクリーム」です。美唄の特産・ハスカップやブルーベリーを使用したベリージャムの甘酸っぱさとソフトクリームの甘さが爽やかにマッチしています。
 夏はベリーの季節です。カフェアルテにお立ち寄りの際は、ぜひベリージャムソフトクリームをお召し上がりください。

「ギギギギギギッ!」

投稿日 2013-06-09

6月9日 連日、夏のような暑さが続くアルテピアッツァ美唄では、子どもから大人まで「水の広場」が人気です。

 6月の暑い日になると、アルテに来られるお客様からよく尋ねられる事があります。
 「このギギギギッという大きい音はなんですか!?」、と。この時期になると、屋外に響き渡るのですが、実はこの音、「エゾハルゼミ」が一斉に鳴く声なのです。北海道に限らず、森林などでは聞くことができるのですが、住宅地などではほとんど耳にする事のないセミの大合唱に、みなさん驚かれています・・・。敷地内の木々をよーく見てみると、写真のようにエゾハルゼミの抜け殻が張り付いていますので興味のある方は探してみてください。
 日々、聞こえてくる音、見える景色が刻一刻と変化するアルテピアッツァ美唄。散策の際は、安田侃さんの彫刻とともに、そんな自然の“音”も、是非お楽しみください。

詩と写真のコラボレーション「水と氷と時計の針と」

投稿日 2013-06-06

6月6日 ただ今、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、千歳在住・鹿田幸年さんの写真と山内友加里さんの詩による「詩と写真のコラボレーション『水と氷と時計の針と』」を開催しています。
 このお2人によるコラボレーション展は5回目。今回は、内山さんが“新しく”創った詩に、鹿田さんが学生時代に撮りためていた“古い”モノクロの写真をあえて組み合わせる、ということに挑んでいます。
 詩を読んでから写真に目を向けると、写真が映像のようにも見え、その世界観に引き込まれます。「展示の最後にノートを置いていますので、感想など残していただければ」とお2人。空間に静かな時間が流れている展示です。ひとつひとつじっくりとご覧ください。
6月16日(日)までの開催です。※6月11日(火)は休館日。

第15回「アルテの森語り」のご案内

投稿日 2013-06-03

6月22日「アルテの森語り」 昨日までの、夏のような暑さも一段落。今日は北海道らしい、カラッとした涼しい気候にもどりました。

 さて、今年初めての「アルテの森語り」のお知らせです。季節の節目に開催している森語りですが、今回は一年でもっとも日が長い「夏至」に合わせて開催します。窓から、だんだんと日が沈んでいくのを外に眺めながら、静かなカフェで朗読に耳を傾けてみませんか?

◆日時  2013年6月22日(土)17時半~ 
◆場所  アルテピアッツァ美唄 カフェアルテ  
◆出演   安藤千鶴子さん(元HBCアナウンサー)、家内正賢さん(朝日カルチャーセンター安藤教室)、磯田憲一さん 
◆料金  1500円(手打ち蕎麦付)  
◆定員  40名・予約制 
※定員になり次第締め切らせていただきます。
※未就学児童のご入場はご遠慮願います。  
◆問合せ   NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

 終演後には、出演者やご来場のみなさまとの交流会を予定しています。(持ち込み、差し入れ大歓迎です。)美唄の「匠の会」による手打ちそばもありますので、どうぞ楽しい時間をお過ごしください。
 いつも好評の「アルテの森語り」、すでにお申し込みを受け付けていますので、ご希望の方はお早めに。みなさんのご参加お待ちしております。※右の画像をクリックしますと演目などの詳細がご覧いただけます。

第26回森の広場の音楽会

投稿日 2013-06-01

6月1日 今日は朝から青空が広がり、「水の広場」には子どもたちの賑やかな声が響いていました。春を通り越して、夏がやってきたような感じがします。

 13時からはアルテピアッツァ美唄内アートスペース(旧体育館)にて「第26回森の広場の音楽会」が開催されました。
 出演者はプロ・アマ問わず、プログラムは個性豊かで、ひとくちに「合唱」と言っても、5歳くらいの女の子を中心としたかわいらしい親子合唱もあれば、美唄市民合唱団のみなさんによる重厚で落ち着いた合唱もあります。弦楽アンサンブル、ギターの弾き語り、オカリナ…楽器もスタイルも様々、出演者の年齢層も幅広く、奏でる方も聴く方も「音」を「楽」しんでいらっしゃいました。
 6月1日アートスペースの窓を開け放っていたので、その音楽は屋外まで聞こえていました。木陰で休む方々や水の広場で遊ぶ子どもたちにも、心地よいBGMのように聞こえていたことでしょう。アルテ全体が優しい雰囲気に包まれた土曜の午後でした。

 来週、6月8日(土)には「永井公美子ヴァイオリン・リサイタル ヴァイオリンで巡る音楽の旅」(詳しくはこちら)が開催されます。新緑のアルテでヴァイオリンを聴きませんか?こちらもぜひお越しください。

6月の「こころを彫る授業」

投稿日 2013-05-29

5月29日 気温が上がり、芝生や木々の若葉も一気に萌えてきました。6月の「こころを彫る授業」は今週末に開催です。

◆とき:6月1日(土)、6月2日(日)◆時間:10:00~16:00◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。

 昼食は持参していただくか、事前にお申込みいただければ、別途800円で美唄農家のお母さん達による旬の野菜を使った昼食「かあさんの味」をご用意します。「こころを彫る授業」についてはこちらもご覧ください。1日のみの参加も可能です。ご予約はお早めにアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)までご連絡ください。授業に関する質問、お問合せもこちらで承っています。

 気持ちの良い新緑の季節、石と向き合い、自分と向き合う時間をアルテで過ごしませんか?

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