安田侃の「こころを彫る授業」、開催しました

投稿日 2013-04-30

安田侃の「こころを彫る授業」 4月27日、28日、29日の3日間、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテでは「安田侃の『こころを彫る授業』」が開催されました。
 今回も定員いっぱいで、高校生、大学生といった学生さんや親子で参加される方も多かったです。授業のはじまりに、彫刻家・安田侃さんから「展覧会に出すとか、人に見せるとかは考えないで、無心になって、自分のこころを彫ることに集中してください」と“こころを彫る”ことについてのお話がありました。参加者のみなさんがグッと自分の石に集中し、「カン、カン、カン」とノミを打つ音が響きはじめると、安田さんは作業台をひとつひとつまわり、参加者のみなさんの石を見て、具体的にアドバイスをされていました。
 最後、安田さんからの「また彫りたいと思った人は?」という問いかけに、ほぼ全員の方が手を挙げていました。またぜひ自分の「こころ」を彫りにいらしてくださいね。ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。安田侃さんによる「こころを彫る授業」は不定期に開催していますので、次回開催が決まりましたら、アルテピアッツァ美唄のHP、ブログなどでお知らせします。

安田侃の「こころを彫る授業」

 なお、NPOスタッフが担当する毎月の「こころを彫る授業」、次回は5月4日(土)、5日(日)に開催します。GW真っ只中、ちょっと日常から気持ちを離して、自分の「こころ」と向き合う時間を過ごしませんか?お申し込みは、前日までにアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137 までお電話をお願いします。

ノンノン・マリア弦楽四重奏団 with 栃原享子 アルテピアッツァ コンサート

投稿日 2013-04-24

4月21日 この前の日曜日、夕方からアルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では「ノンノン・マリア弦楽四重奏団 with 栃原享子 アルテピアッツァ コンサート」が開催されました。
 札幌交響楽団の弦楽器奏者が集まって結成された「ノンノン・マリア弦楽四重奏団」、そして、美唄市出身のピアニスト・栃原享子さんによる一流の演奏は観客をぐっと惹きつけ、曲ごとに力強い拍手がアートスペースに響いていました。
 日が暮れる前にスタートしたこのコンサート、春の華やかな雰囲気ではじまり、太陽が沈んでいくにつれ、だんだんと落ち着いた大人の雰囲気に包まれていきました。ノンノン・マリア弦楽四重奏団のみなさまもこの演奏会を楽しまれたとのこと。時間と共に、会場の一体感が増していくような素敵なコンサートでした。

みーつけたっ!

投稿日 2013-04-21

4月21日 今週末、天気にも恵まれて、多くの方が、アルテピアッツァ美唄を訪れてくださっています。

 昨日は、午後から小学生のための「こころを彫る授業」が行われました。
 休憩中に、子どもたちと彫刻を見に外を散策していたら、みんなが鮮やかな紫色の“クロッカス”の花を見つけました。「きれい!」と、参加していた男の子は夢中になって写真を撮っていました。4月21日
 アルテピアッツァでは、“フキノトウ”と並んで早くに顔を出すクロッカス、毎年一番に黄色や紫色の花を咲かせています。これからの季節、こうした色々な動物や植物に出合えるのも、ひとつの楽しみですね。

ゴールデンウィーク期間中の開館日のこと

投稿日 2013-04-18

4月18日 どんよりとした曇りの日が続きながらも、アルテピアッツァ美唄では雪の“白”ではなく、芝生の“緑”の面積がどんどん広がっています。
 屋外にあるいくつかの白大理石の彫刻は冬期間覆っていたシートを外し、約半年ぶりにその姿をあらわしました。天翔の丘のふもとにあるブロンズの「新生」「生誕」も、フキノトウがひょっこりと土から出てくるかのように、姿をあらわしてくれました。

 あと2週間もすれば、ゴールデンウィークです。アルテピアッツァ美唄は毎週火曜と祝日の翌日を休館日としていますが、ゴールデンウィーク期間中につき、4月30日(火)は開館します。その頃には、白大理石の玉石が敷き詰められた「水の広場」もオープンしている予定です。ぜひみなさま遊びにいらしてください!

安田侃講演会「地方文化の発祥地・トスカーナ」

投稿日 2013-04-15

4月13日 先週の土曜日、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「『北海道地域文化選奨』および『第3回地域再生大賞優秀賞』受賞記念 安田侃講演会『地方文化の発祥地・トスカーナ』」が行われました。
 イタリアのトスカーナ・ピエトラサンタにアトリエを構え、その地で彫刻の制作を続けている安田侃さん。現地での暮らしを通して知ったイタリアの人々の価値観や考え方を、街の様子や大理石の採石場などの写真を交えながら、お話しされました。
 最後には「国が政策をたてて、というよりも、地方のひとつひとつが文化的な価値を創り上げていくことが大切。そして、何よりも最後は“人”です」と、人が熱意を持って、継続していくことの大切さをお話されました。「本当の豊かさとは何か」と改めて考えさせられた方も多かったのではないでしょうか。今回は300人近いお客さまにお集まりいただき、急遽座席を増やすほどの大盛況でした。

 また、講演会終了後に開催しました安田侃さんを囲んでの交流会も、アルテ市民ポポロのみなさまや講演会にご参加いただいたみなさまと、つきたてのおもちや手打ちそばなどおいしいものを食べながらの、和気藹々とした和やかな会となりました。講演会や交流会にお越しくださいましたみなさま、運営のお手伝いをしてくださったみなさま、ありがとうございました。

明日は、安田侃さん講演会!

投稿日 2013-04-12

4月12日 明日13日(土)14時から、アルテピアッツァ美唄にて「地方文化の発祥地・トスカーナ」と題した安田侃さんの講演会を開催します。

 明日の美唄の天気予報は、まずまずの様子。せっかくなので、早いうちに来て、ぜひアルテを満喫してください。雪の下から出てきた芝生を踏みしめて、アルテの空気を胸いっぱいに吸い込んでから、アートスペース(旧体育館)にどうぞ!かまぼこ型の赤い屋根が目印です。また、カフェアルテの営業は16時までですので、講演会の前にご利用くださいね。

 お車でいらっしゃる方もご安心ください。道路の雪もだいぶ融けて、アルテまでの道のりもよくなりました。公共交通機関をご利用の方はこちらにJRとバスの時刻表がありますので、ご参照ください。
 予約は不要です!ぜひみなさまお誘い合わせのうえ、ご参加ください。お待ちしています。

暖かいカフェで

投稿日 2013-04-10

4月10日 ここ数日は雨が降り、アルテピアッツァ美唄内の雪が、日に日に少なくなっているのが分かります。

 カフェアルテでは、今日から3つの夏期メニュー(4月〜11月)提供が始まりました。
 砂川の牧場から新鮮なミルクを取り寄せて作る「ソフトクリーム」は大人から子どもまで、幅広い世代に人気です。そして、写真の「アフォガート(ソフトクリームにエスプレッソをかけたもの)」はソフトクリームの甘さと、エスプレッソの苦味が組み合わさった大人のデザート。もうひとつ、8時間以上かけて一滴一滴、ゆっくり抽出した深みのある「水出しアイスコーヒー」は、暑い時に喉を潤す飲み物として、好評です。

 とはいえ、まだまだ雪が残る季節ですので、カフェでは薪ストーブをたいています。ストーブで暖まりながら、冷たいものを楽しむ。というのもこの時期の北海道ならではですね。ぜひ、お立ち寄りください。

春のコンサートのお知らせ

投稿日 2013-04-07

ノンノン・マリア弦楽四重奏団with 栃原享子 アルテピアッツァ コンサート アルテピアッツァ美唄内にあるアートスペース(旧体育館)。いつもは彫刻作品の展示空間としてご覧いただいていますが、時々コンサートや講演会も行われています。

 4月21日(日)、「ノンノン・マリア弦楽四重奏団 with 栃原享子 アルテピアッツァ コンサート」が開催されます。ノンノン・マリア弦楽四重奏団メンバーの中には、何度もアルテを訪れていて、アルテで演奏できることを楽しみにしている方もいらっしゃるとのこと。美唄にゆかりのあるピアニスト・栃原享子さんも参加する、春のアルテにぴったりな素敵なコンサートです。開演、終演に合わせて無料シャトルバスも運行します(詳しくはこちら)ので、お誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。

 そして、13日の土曜日には、アルテで安田侃さんによる講演会が行われます。予約は不要ですので、直接アルテピアッツァ美唄アートスペースにお越しください。みなさまのご来場、お待ちしています!

散策日和

投稿日 2013-04-04

4月4日 4月に入りました。今日はポカポカ陽気の一日で、上着を脱いで外を歩いていても寒くないほどでした。

 そんな春の陽気に誘われてか、外を散策している人の姿も見られます。アルテピアッツァのご近所にお住まいの男性は「今日は暖かくて、散歩するには最高だね~」とアルテの敷地をぐるっと一周されていました。園路の雪も少なくなり、緑がだんだんと見え始めたこの時期、安田侃さんの彫刻に触れ、元気に飛び回っている鳥の鳴き声などを聞きながらゆっくりと散策するのがおすすめですよ。木々も芽吹き始め、来月には写真左側の桜の木も綺麗な花を咲かせているでしょう。今は、雪解け水で園路が濡れていますので、長靴をお忘れなく。長靴は貸出しもしていますので、お気軽にスタッフまで声を掛けてください。

小学生のための「こころを彫る授業」開催しました

投稿日 2013-04-01

3月24日 3月24日(日)、31日(日)、「小学生のための『こころを彫る授業』」を開催しました。各日、美唄、札幌、滝川、岩見沢の小学校に通う子どもたち、約15名が参加してくれました。
 ほとんどの子にとって、石と向き合い、自分の「こころ」と向き合う時間は初めての経験。1日では、なかなか完成できないけれど、授業が終わる頃には、隣の子のそれとは違う、自分の「こころ」のかたちに近づいたと思います。授業の終わり、「おうちに帰ってから、家族のみなさんと石を見ながらお話できますように」と、スタッフが手作りした “枝台(折れ枝を三角形に組んだもの)” をプレゼントすると、早速みんな大事そうに自分の「こころ」を枝台に乗せて、眺めていました。

3月31日

 中には、「(アルテの中にある彫刻を見に)外を散歩する時間が一番楽しかった!」という子もいました。彫刻だけでなく、アルテで体験した「何か」がこころのどこかにひっかかって、またアルテに遊びに来てくれたら嬉しいです。
 昨年12月から4回行いましたこの授業も、今季は終わり。次回、「小学生のための『こころを彫る授業』」の開催は未定ですが、決まり次第またアルテピアッツァ美唄のHPでお知らせしますね。小学生のみなさん、お楽しみに!

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