昨日の日曜日は鮮やかな青空が広がり、日中はストーブもいらないくらいでした。
そんなポカポカ陽気の中、お客さまから「こんな時期にトンボ?」というお尋ねが。そうなんです、今、アルテピアッツァ美唄内の木造校舎には、イトトンボの一種で、体長4㎝ほどの「オツネン(越年)トンボ」がいます。秋から冬にかけて、知らず知らずのうちに姿を現し、成虫のまま越冬する珍しいトンボです。冬の間、窓際にじっとして(生きているのか心配になるほど…)、春が来るのを待っています。
最近は暖かくなってきたので、少し活動的になってきました。羽音を聞いて、トンボの存在に気付く方も多いようです。「冬になってから何度も来ていますが、今日初めて(トンボに)気が付きました」という方も。「チリリリ・・・」と小さな音ですが、この羽音も、春を思わせる音のひとつです。