オツネントンボ

投稿日 2013-03-04

3月4日 昨日の日曜日は鮮やかな青空が広がり、日中はストーブもいらないくらいでした。
 そんなポカポカ陽気の中、お客さまから「こんな時期にトンボ?」というお尋ねが。そうなんです、今、アルテピアッツァ美唄内の木造校舎には、イトトンボの一種で、体長4㎝ほどの「オツネン(越年)トンボ」がいます。秋から冬にかけて、知らず知らずのうちに姿を現し、成虫のまま越冬する珍しいトンボです。冬の間、窓際にじっとして(生きているのか心配になるほど…)、春が来るのを待っています。

 最近は暖かくなってきたので、少し活動的になってきました。羽音を聞いて、トンボの存在に気付く方も多いようです。「冬になってから何度も来ていますが、今日初めて(トンボに)気が付きました」という方も。「チリリリ・・・」と小さな音ですが、この羽音も、春を思わせる音のひとつです。

美唄市内小学校絵画・書道展Ⅰ

投稿日 2013-03-01

3月1日 昨日から、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは「美唄市内小学校絵画・書道展」を開催しています。
 この展覧会は前期と後期に分かれて開催され、現在は、中央小学校、南美唄小学校、西美唄小学校から各学年ごとに、併せて約80点の絵画・書道作品が展示されています。
 絵画作品の中には、昨年9月にブログで紹介しました写生会で描いてくれたアルテの木造校舎の作品もあります。外壁板一枚一枚、微妙に色が違うのも、ちゃんと見て描かれていて、何だかうれしいですね~。
 美唄の小学生たちのはつらつとした、エネルギーが詰まった作品と世界的に活躍する彫刻家・安田侃さんの作品が同じ空間で見られるのも、アルテならでは。感じるものがあるはずです。ご家族そろって、お越しください。前期は、2月28日(木)~3月13日(水)です。※3月5日(火)、12(火)休館日。後期日程は、こちらをご参照ください。

光の春

投稿日 2013-02-27

2月27日 今日、木造校舎2階のギャラリーには窓からやわらかい光が注いでいました。まだ寒いけれど、光に春を感じるこの時期を“光の春”というそうです。まさに、その言葉どおりの1日でした。
 さて、ここでお知らせをふたつ。だいぶ日が長くなってきましたので、3月1日(金)から、冬期間の平日は16時までだったカフェアルテの閉店時間を17時に戻します。なお、冬季限定メニューのかぼちゃスープは3月末までご提供の予定(品切れ次第終了)ですので、お早めにどうぞ。
 もうひとつは、3月の振替休館日について。春分の日の翌日、3月21日(木)は休館日となりますので、ご了承ください。屋外は休館日に関係なく、いつでも開放しています。心がアルテに向いたら、いつでもお越しください。自然の中で、彫刻たちが静かにみなさまをお待ちしています。
 また、アルテピアッツァ美唄HPには開館日カレンダーも掲載していますので、旅行等の計画にお役立てください。

3月の「こころを彫る授業」

投稿日 2013-02-24

2月24日 数日降り続いた雪は、今日やっと落ち着きました。ふんわりと積もった真っ白い新雪を太陽が照らし、キラキラと輝いています。

 さて、来月の「こころを彫る授業」のお知らせです。石炭ストーブで暖まったストゥディオアルテ(体験工房)で、自身の「こころ」と向き合い、それを形にしてみませんか?もちろん、「石を彫るのは初めて」という方も大歓迎です!

◆とき:3月2日(土)、3月3日(日)◆時間:10:00~16:00◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。昼食は持参していただくか、事前にお申込みいただければ、別途800円で美唄農家のお母さん達によるこころのこもった昼食「かあさんの味」をご用意します。「こころを彫る授業」についてはこちらもご覧ください。

 3月24日(日)、31日(日)には小学生のための「こころを彫る授業」も開催します。いずれもお申し込み、お問い合わせは、前日までにアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)へお願いします。

積もりました

投稿日 2013-02-21

2月21日 ここのところ、穏やかな天候が続いていたアルテピアッツァ美唄ですが、昨日から今日にかけて吹雪となり、雪がまた積もりました。
 数日前までは、ご近所の方、来訪される方と「このまま雪が融けて春になるのかな?」といった話をしていたのですが、まだまだ冬は続きそうですね。

 写真は今日の朝、雪が積もった後に撮影したものです。
 カフェの奥の林の中に設置されているブロンズの彫刻「天聖・天モク」ですが、うさぎが手前の「天聖」の真ん中をくぐって、「天モク」へと向かって行く足跡がくっきり残っていました。この彫刻、子供から大人まで、多くの方がこの“間”を通り抜けていますが、動物たちも、同じように通っているのですね。
 姿は見えませんが、雪が降った後は、動物たちの足跡がたくさん残っているので、どんな動物が来て、どんな行動をしていたのか、を想像するのも面白いですよ。
 

平成24年度北海道地域文化選奨贈呈式

投稿日 2013-02-18

2月17日 2月17日の日曜日、アルテピアッツァ美唄のアートスペース(旧体育館)では「平成24年度北海道地域文化選奨贈呈式」が行われました。

 クラシックのミニコンサートではじまった式は、選考委員の方々や受賞者の他、美唄市民の方々、北海道内外からアルテ市民ポポロのみなさまなど100名ほどのお客さまにお集まりいただき、華やかな雰囲気の中で行われました。
 NPO法人アルテピアッツァびばいの磯田理事長の挨拶では「(会場にある)安田侃さんの彫刻たちも、耳を傾けて聞いていて、受賞を喜んでいるように感じる」という言葉がありました。アルテピアッツァ美唄で、彫刻も自然も人も、ここになくてはならないすべてが、一緒に受賞の喜びを分かち合うことができたことを嬉しく思います。
 磯田理事長のお話の中にもありましたが、私たちNPO法人アルテピアッツァびばいは、地道に粘り強く、この空間を未来へ繋いでいくようにこれからも活動していきます。今後ともよろしくお願いします。

かぼちゃスープ、人気です

投稿日 2013-02-16

2月16日 カフェアルテの冬季限定メニューとして、昨年12月から提供している「かぼちゃスープ」ですが、ほっと一息つける温かいスープとして、カフェのお客様に人気です。
 冬のアルテをゆっくりと過ごした後にという方や、かんじきで雪の上を散策して少し小腹が空いた方、わざわざ「かぼちゃスープ」を求めてカフェに来てくださる方など・・・。みなさん召し上がったあとは「体が温まりますね」「かぼちゃの味が濃くて美味しいです」と嬉しい言葉をかけてくださいます。スープの他にも温かい飲み物として「ホットミルク」も提供しています。
 どちらも冬季限定ですので、是非、冬のアルテを散策した後に、ゆっくりとカフェアルテでお過ごしください。薪ストーブで、店内暖めてお待ちしております。

冬のアルテは

投稿日 2013-02-13

2月13日 今日は青空がきれいな1日でした。
 「冬のアルテピアッツァ美唄には行ったことがないのだけど、雪は多い?どんな格好で行ったらいい?」というお問合せを、本州などの方から時々いただきますので、ここでもご回答を。

 今月に入ってからは穏やかな日が続いています。それでも、気温はマイナスになることが多く、外を散策する時には厚手のコートが必需品。フード付きだと、寒い時や雪が降ってきた時、サッとかぶることができるので便利ですよ(さらさらの雪なので、傘は不要です!)。加えて、帽子や手袋があると安心です。雪は少なくても、足元が冷えるので、長靴やブーツを履いてくることをおすすめします。体が冷えてきたら、無理をせずに、カフェアルテギャラリーのストーブで温まってくださいね。
 当然、その日その日の天気で状況は変化しますので、ご参考までに。「今日のアルテはどうかしら・・・」という場合は、アルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137までお気軽にお問合せください。“今”の状況をお伝えします。

Arte(アルテ)通信vol.19発行しました

投稿日 2013-02-10

Arte通信 木造校舎1階「栄幼稚園」の玄関には、園児達の手作り雛人形が飾られました。牛乳パックや折り紙で作られた人形は、ひとつひとつ表情がちがっていて、とっても可愛らしいです。

 さて、アルテピアッツァ美唄で年に3回発行しています「Arte通信」の、最新号が出来あがりました。
 毎回様々な分野の方に寄稿していただている巻頭エッセイですが、今回はITジャーナリストの林信行さんに文を寄せていただきました。その他、アルテで開催したイベントの報告欄や今後のイベントスケジュール、各地にある安田侃さんの彫刻を紹介する「安田侃モニュメントめぐり」や、かつて炭鉱で栄えていた美唄の炭鉱遺産を掲載する「炭鉱(やま)の記憶」など、アルテピアッツァ美唄の“現在(いま)”を知っていただこうと様々な情報をお届けしています。
 アルテ市民「ポポロ」の方へはすでに発送いたしましたので、是非ご覧ください。アルテピアッツァ美唄のギャラリー、アートスペース、カフェアルテには過去に発行した通信も置いてありますので、来訪された際は最新号とあわせて是非手にとってみてください。

石川久美子・苧坂恒治・山口武史 展

投稿日 2013-02-07

2月7日 昨日から、アルテピアッツァ美唄木造校舎2階ギャラリー展示室Bでは、石川久美子さん(陶芸)、苧坂恒治さん(陶芸)、山口武史さん(絵画)によるグループ展を開催しています。
 大阪在住の画家・山口さんが、函館を拠点に活動されている石川さんと苧坂(うさか)さんに声をかけ、今回の展示を企画してくださいました。

 角度や光の当たり具合で見え方が変わる山口さんの絵画をはじめ、いわゆる「陶芸」「絵画」のイメージとは一味も二味も違う作品たちに出合えます。1教室の中で各々の世界を創っていて、3つの個展を見たような気分にもなる展示です。会期は、2月25日(月)15時まで。※火曜休館
 また、3月2日(土)~31日(日)の期間、函館の「ギャラリー三日月」にて、同展示が行われます。お近くの方はぜひこちらにもどうぞ。 

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