散策の合間に・・・

投稿日 2013-01-09

1月9日 年が明けてから、美唄は雪の日が続いています。北海道にお住まいの方は、毎日のように除雪でお疲れの方も多いかもしれません。

 アルテピアッツァ美唄は、雪の多い冬期間も開館しています。散策できるように道をつけていますので、ぜひ雪の中の彫刻に会いに来てください。また、長靴やかんじき(かんじきって何?という方はこちらをご覧ください)もお貸しできますので、スタッフにお声かけくださいね。
 とは言っても、長時間外にいると、身体の芯から冷えてしまいます。冷えきる前に、アルテの敷地内にある喫茶店「カフェアルテ」で、ぜひ温まっていってください。おすすめは、注文を受けてから豆を挽き、ハンドドリップで淹れる深煎りのコーヒーです。「ちょっと小腹が空いたな~」という方には、冬限定のメニュー「かぼちゃスープ」がおすすめ。どちらも、身体も心も温まる一杯です。窓際の特等席でどうぞ。

あけましておめでとうございます

投稿日 2013-01-06

1月6日 今日は、2013年アルテピアッツァ美唄の最初の開館日です。空は雲に覆われていましたが、時折、太陽が顔を出して、木造校舎2階のギャラリーに柔らかな光が射し込んでいました。

 屋外では、スノーシューを履いて散策する方、カメラを携えながらじっくりと作品と向き合う方など、開館時間前から新年のアルテを楽しむ方もいらっしゃいました。穏やかな年明けです。

 今年も、「ブログを読めば、いつでもアルテの空気に触れられる」、そんな内容であるように心がけながら、アルテの日々のことやNPO法人アルテピアッツァびばいの活動のこと、安田侃さんの情報などをお伝えしていきます。みなさま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

良いお年を

投稿日 2012-12-30

12月30日 明日から、アルテピアッツァ美唄は年末年始のお休みに入ります。2012年、アルテにお越しいただきましたみなさま、様々な場面で応援してくださいましたみなさま、ありがとうございました。

 今年は、アルテがオープンして20年目という節目の年でした。7月から8月にかけて開催しましたアルテピアッツァ美唄20周年記念安田侃作品展「触れる」には、たくさんの方にお越しいただきました。私たちNPO法人アルテピアッツァびばいにとっても、アルテの魅力を再認識するとともに、この場所が多くの方に愛され、支えられていることを、改めて強く感じる意義深い作品展でした。

 アルテピアッツァ美唄の空間が、性別や年齢、国を問わず、あらゆる人の「こころのふるさと」であり続けるように、そして、アルテでたくさんの笑顔に出会えるように、また来年も活動していこうと思います。

 2013年は1月6日(日)から開館いたします。それでは、みなさま良いお年をお迎えください。

NPO法人アルテピアッツァびばい スタッフ一同

「ココロのかたち」展

投稿日 2012-12-27

12月27日 ただ今、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、「ココロのかたち」展が開催されています。

 自分の「ココロのかたち」をテーマに紙粘土で立体作品を創ったのは、美唄市立東中学校3年生のみなさん。将来への期待と不安が入り混じる、15歳の「ココロ」がずらりと並びました。「楽しい気持ち」「迷っている気持ち」「ひとりでいる時の自分」など、作者による解説も付いていますので、作品と併せてご覧ください。
 立体作品展示の他、作品を、その作品に合う場所、お気に入りの場所で撮影した写真も一緒に展示されています。思い出の教室、部室、校庭・・・その「場所」に置かれた作品は、それが持つパワーをさらに強く発しているように感じられます。こちらもお見逃しなく。
 おひとりで、お友達同士で、ご家族で、ゆっくり見ていただきたい作品展です。来年、2月4日(月)までの展示。※火曜休館。なお、年末年始は12月31日(月)~1月5日(土)まで休館です。

第14回「アルテの森語り」

投稿日 2012-12-24

12月23日 季節の節目に開催している朗読会「アルテの森語り」が、昨日カフェアルテで行われました。14回目の今回は、一年で昼の長さがもっとも短いとされる“冬至”の頃にあわせて開催しました。

 夕方5時半からはじまった森語り、まずは、磯田憲一さんによる山本周五郎著「裏の木戸はあいている」の朗読です。裏口の鍵のない木戸をあけた中にある、お金の入った箱。この箱をめぐって、繰り広げられる様々な人間模様を描いた作品ですが、緊迫した話の展開に、みなさんじっくりと耳を傾けていました。
 続いてはゲストの安藤千鶴子さん。2011年3月11日、想像を絶する中で誕生し、未来への希望を携えて104人の子どもたちが生まれました。その子どもたちに“希望の「君の椅子」”が贈られ、今回朗読した手記は、椅子を贈られた、3.11生まれの赤ちゃんのお父さんお母さんが書いたものです。困難な状況のなかでの出産の様子や、12月23日無事に生まれてきた子どもへの“希望”など、様々な想いが綴られた手記にじっと目を閉じて聞いている方、涙を流されている方など、3.11の出来事を改めて考えていたのではないでしょうか。手記の最後には、「子どもの子どもにも受け継いでいきたい」と“希望の「君の椅子」”を未来の子ども達へ、というお母さんの思いが綴られていました。

 
 朗読の後は、交流会&餅つきが行われました。参加者のみなさんからの差し入れや、冬至かぼちゃ、搗きたてのお餅などがテーブルいっぱいに並び、参加された方は、冬至の長い夜を最後まで楽しまれていました。
 ご来場のみなさん、そして、料理のお手伝いや、餅つきの準備にご協力いただいた方々、出演者の方々、本当にありがとうございました。まだ次回の開催が決まりましたら、ホームページ、ブログでお知らせしますのでお楽しみに。

小学生のための「こころを彫る授業」、開催しました

投稿日 2012-12-23

12月22日 昨日、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)にて「小学生のための『こころを彫る授業』」を開催しました。昨冬から始まったこの授業、今回は札幌と美唄の小学1年生から4年生まで、7名の小学生が参加してくれました。

 白大理石や軟石をつかって、自身の「こころを彫る」ことに挑みます。棒やすりと紙やすりをメインに行う彫刻は、かたちを変えるにも、つるつるに磨くにも根気がいりますが、ほとんどの子が彫刻の時間いっぱい、自分の石と向きあっていました。
 お昼には、美唄の郷土料理「とりめし」とデザート(この日は冬至が近かったので、スイートパンプキン)を食べて、エネルギー満タン!それから、みんなで冬のアルテを散歩した後、再び彫刻の時間です。はじめは、「どういうかたちにしたらいいかわからない」と言っていた子も、手を動かしているうちに自分の「かたち」が見えてきたようです。午後は、特にそれぞれが“自分の世界”に入り込んで作業しているように感じました。

 終わりの時間には、みんな、自分の作品をニコニコと眺めたり、「見て見て~」と解説をしてくれたり、1日一緒に過ごした「こころ」の石を愛おしそうにしていました。もちろん、ひとつも同じものはありません。
12月22日 この日の彫刻時間は、全部で約3時間あり、小学生にはちょっと長いかな・・・とも思いましたが、「石は硬くて、簡単には削れなかった。でも、まだ続きを彫りたい」と言う子がたくさんいました。なかなか出来上がらなくて、くたくたになっても、続きを彫りたくなるのがこの授業のおもしろいところ。「こころを彫る」ことは、大人にとっても子どもにとっても、変わらないですね。
 参加してくれたみなさん、ありがとうございました。またぜひ続きを彫りに来てね。

 「小学生のための『こころを彫る授業』」は来年、1月と3月にも開催します(詳細はこちら)。また、毎月第一土・日に開催している「こころを彫る授業」、年明けは1月12日(土)、13日(日)に行います。ご参加希望の方は、アルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137まで、お早めにご予約ください。お待ちしています。

二つの“旅”、掲載されました。

投稿日 2012-12-20

12月20日 昨日から降り続いた雪で、アルテピアッツァ美唄の積雪も増え、日々風景が変化しています。今日は、一時見えた太陽の光が、積もったばかりの新雪を照らし、キラキラと綺麗に輝いていました。

 さて、今月アルテピアッツァ美唄が“旅”にまつわる二つの記事で紹介されました。
 ひとつは、雑誌「O.tone(オトン)」です。大きな写真と、旅日記のような温かい文章でアルテの魅力を掲載して頂きました。もうひとつは、「ポテトファーム」のホームページ内「ありがポの旅」。北海道らしい素材を探し、紹介していくというコーナーですが、今回は“美唄”を旅するなかで、アルテピアッツァにも寄ってくださいました。どちらも美唄の魅力、アルテピアッツァの魅力を紹介していただきました。是非ご覧ください。そして、アルテを訪ねる旅はいかがでしょうか?

窓から

投稿日 2012-12-17

12月17日 昨日の日曜日、午前中はずっと雪が降っていましたが、午後は止んで、穏やかな冬の休日となりました。

 その日、木造校舎2階のギャラリーを訪れた女性が「孫たちに連れられて、はじめてアルテピアッツァ美唄に来たんですよ」と嬉しそうに教えてくださいました。
 ギャラリーの窓の外には、ソリ滑りして遊ぶお孫さんが見えています。その様子を眺めながら、その方はストーブの側で一休み。体が温まった頃、「そろそろ行こうかしら」と、笑顔でギャラリーをあとにされました。

 ストーブにあたりながら、雪の中で遊ぶ子どもたちの姿を眺めたり、刻々と変化する自然の風景を静かに眺めたりするのも、アルテの冬の楽しみです。窓際に椅子もありますので、自由に座って、ぜひゆっくり時間を過ごしてください。

小島啓二 写真展2012『アルテピアッツァの四季彩り』

投稿日 2012-12-14

12月14日 ただ今、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは「小島啓二 写真展2012『アルテピアッツァの四季彩り』」を開催中です。
 昨年3月に、アルテのギャラリーにて、過去10年のアルテを撮った写真展を行った小島さんは「アルテに出会えたことは、今までの人生の中で、とてもすばらしいことだと再認識した」とのこと。「またアルテで写真展ができたら」と、今回は、2012年1月から11月までに撮影した写真を厳選し、アルテの四季を表現した写真展を開催してくださいました。

 天候に関わらず、朝早くから夕方遅くまで、何度も美唄に足を運んでくださった小島さんだからこそ、撮ることのできた写真ばかり。春夏秋冬、すべての季節にアルテを訪ねたような気分にさせてくれる写真展です。みなさま、お誘い合わせのうえ、お越しください。24日(月)までの開催です。※火曜休館。

冬の彫刻

投稿日 2012-12-12

12月12日 アルテピアッツァ美唄にある、小さなブロンズの作品「生誕」。一度は雪の中に入ってしまいましたが、ここ数日の晴れ間で、またひょっこりと顔を出していました。屋外にあるブロンズの作品は、一部を除いて、冬でも公開していますので、真っ白な雪との調和を是非、ご覧ください。

 そして、小学生のみなさん冬のアルテピアッツァで彫刻をしてみませんか?毎月第一土日に開催している「こころを彫る授業」ですが、この度小学生向けの「小学生のための『こころを彫る授業』」を下記の4日程で開催致します。こちらは前回の様子ですが、小学生であれば、誰でも参加できます。「こころ」と向き合い、白大理石や軟石を使って自分だけの「こころ」の形を作ってみましょう。

■日時 2012年①12月22日(土)、 2013年②1月14日(月・祝)、 ③3月24日(日)、④3月31日(日) 
      いずれも10~16時  ※一日完結型です、お好きな日程にご参加ください。
■参加料金  白大理石:3,500円、軟石:3,000円(材料費・昼食代含む)※コポポロさんは200円割引。
■お申込み・お問合せ アルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137

※持ち物など、詳細はホームページをご覧ください。

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