Arte(アルテ)通信vol.18発行しました

投稿日 2012-09-19

9月19日 最近は不安定なお天気ながら、穏やかなアルテピアッツァ美唄です。賑やかだった夏が終わり、紅葉がはじまるまでの期間、静かな時間が増えます。初秋の柔らかな陽射しの中、のんびり一人で過ごしたい…という方にはぴったりの時期です。屋外にあるベンチに座って、ぼんやりしたり、読書をしたりするのもいいですね。

 さて、アルテピアッツァ美唄の現在(いま)を伝える「Arte通信」の最新号を発行しましたので、お知らせします!
 年3回発行していますArte通信、今回の巻頭エッセイでは座かんさい座長・京都工芸繊維大学名誉教授である西村征一郎さんに寄稿していただきました。2012年5月から8月にかけて行われたイベントやギャラリー展示の報告記事や今後のイベント予定の他、連載「安田侃モニュメントめぐり」ではセゾン現代美術館にある作品を取り上げています。創刊号から続いている連載「炭山(やま)の記憶」、アルテスタッフによる「事務局便り」もお読み逃しなく!

 アルテ市民ポポロのみなさまにはお送りしましたので、お手元に届いた頃かと思います。ここ数か月のアルテの空気を、少しでも感じていただけたら幸いです。アルテピアッツァ美唄では、アートスペース(旧体育館)、ギャラリー(木造校舎2階)、カフェアルテに置いていますので、ご来訪の際にはぜひ手に取ってご覧くださいね。

カラメルの香り…?

投稿日 2012-09-16

9月16日 暦の上では、昨日から三連休ですね。みなさまはどのようにお過ごしでしょうか?
 美唄は朝からどんより曇り空(時々雨)で、ムシムシと湿度は高く、「いつになったら、涼しくなるの?」と聞きたくなる気候です。それでも、アルテの中を歩くと、しっかりと秋が近づいていることを感じます。プラタナスは落葉が始まり、ナナカマドやカエデの葉は赤く色づいてきました。

 今日、アートスペース(旧体育館)から木造校舎へと続く芝生の上で、綿あめのような、カラメルのような甘い香りがしました。その香りの正体は「桂」の木の葉です。葉に含まれる“マルトール”という物質に由来するそうで、紅葉(落葉)の時期、特に雨が降ると、この甘い香りが強く感じられます。これも秋のサインのひとつですね。丸い葉っぱが特徴ですので、プワンといい香りがしたら、辺りを探してみてください。

南美唄地区を歩きませんか?

投稿日 2012-09-13

美唄フットパス この時期、「一雨ごとに涼しくなり、秋が近づく」というのが例年の気候ですが、先日の大雨が去った後、また蒸し暑さが戻ってきました。今日の予想最高気温は28度(!)です。

 さて、先月、美唄の我路地区で行いました「てくてく美唄炭鉱」は「楽しかった」「来年もまた参加したい!」と大変ご好評いただきました(当日の様子はこちら)。「まだまだいろいろ見てみたい」「参加してみたかったな~」という方に朗報です!来週、「美唄フットパス」(主催:北海道空知総合振興局)が行われます。
 今回のコースは、三井美唄炭鉱街として栄えた南美唄地区。昭和の面影を残す炭鉱住宅群や当時の映画館、炭鉱関連施設などをガイドスタッフと一緒に巡ります。平成19年経済産業省近代化産業遺産となった元・三井美唄炭鉱事務所では、今回特別に内部も見せていただけるそうなので、こちらも必見です。参加費・お申込不要なので、お気軽にご参加ください!

◆日  時:     2012年9月17日(月・祝)13時~受付、13時半出発
◆集合場所:    アンテナショップPiPa(美唄市進徳町1区) 駐車場あり
◆ コース :     三井暮らし歴史アートコース 約6km
◆申し込み:    不要、現地集合
◆主  催:     北海道空知総合振興局
◆協  力:     美唄市、NPO法人アルテピアッツァびばい、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団
◆お問合せ:    北海道空知総合振興局地域政策課 (0126)20-0034
※画面をクリックすると、詳細がご覧いただけます。

雨上がりの風景

投稿日 2012-09-10

9月10日 昨日から、北海道内ほぼ全域で雨が降っています。美唄でも強くなったり、弱くなったりしながら、雨が続いています。

 先日も、大きな雷が鳴る豪雨の日がありました。じりじりと真夏のような太陽が照らし、青空が見えていたかと思うと、急にもくもくと雨雲が空を覆い、2時間くらい滝のような雨が降りました。しばらくして、パーッと空が明るくなったので、「もしかして?」と窓の外を見てみると、やはり!出ていました。大きな虹です。しかも、この日は二重の虹が出ていました。
 雨が降った後は、空気が澄み、彫刻も雨のシャワーを浴びて、こころなしか、すっきりとして見えます。いつもの晴れの日には見られない風景が広がる、とっておきの時間です。今も降り続くこの雨の後には、どんな風景が広がるでしょう?

第13回「アルテの森語り」のご案内

投稿日 2012-09-07

第13回アルテの森語り アルテピアッツァ美唄の敷地内、トンボがたくさん行き交うようになりました。その中でも、目を引くのはアカトンボ。アカトンボにも種類がありますが、ほとんどが夏の間は山にいて、秋が近づくと赤く色づき、里に降りてくるそうです。セミの声も聞こえなくなり、鈴虫が鳴くようになりました。山々に囲まれたアルテでは、日々、秋の“要素”が増えていくのがわかります。

 季節の節目に行われるアルテの行事、といえば、朗読会です。今回は十五夜の時期に合わせて、9月30日(日)に第13回「アルテの森語り」を開催いたします。
 出演は、磯田憲一さんと安藤千鶴子さん(元HBCアナウンサー)のお2人です。当日は、暦によると“中秋の名月”です。満月の夜、静寂に包まれたカフェアルテで朗読に耳を傾けてみませんか?定員がありますので、参加希望の方はお早めにお申し込みください。(左記画像をクリックすると、詳細をご覧いただけます)

◆日時:    2012年9月30日(日)17時半~
◆場所:    アルテピアッツァ美唄 カフェアルテ
◆出演:    磯田憲一さん、安藤千鶴子さん(元HBCアナウンサー)
◆料金:    1500円(手打ちそば付き)
◆定員:    40名・予約制  ※ 定員に達しましたので、募集は締め切りました。 
◆お申込み:  NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137 

加藤征治写真展「生の霊(いのち)」

投稿日 2012-09-05

9月5日 今日は美唄市内の幼稚園から、園児たちがたくさん遊びに来てくれました。暑い中、「水の広場」で元気に遊ぶ姿がとても微笑ましかったです。

 さて、今日からギャラリー(木造校舎2階)では加藤征治写真展「生の霊(いのち)」が始まりました。
 留萌在住の加藤さんがここ一年間で撮影した中から52枚のモノクロ写真が2教室に展示されています。「日常の何気ない風景の中にこそ、いろいろと新しい発見がある」と加藤さん。撮影しているのはほとんどが移動中の何気ない一コマです。使わくなった家屋、店の古い看板、海辺で捨てられたゴミなど、ほとんど人が写っていない風景ですが、その背景には何処か共通して“生の霊(いのち)”を感じる作品ばかりです。9月27日(木)16時までとなっておりますので是非ご覧ください。※火曜休館

 

アルテの四季コンサート2012・秋

投稿日 2012-09-02

9月1日 9月1日、まだまだ真夏のような暑さの中、アルテピアッツァ美唄アートスペースにて「アルテの四季コンサート2012・秋」が開催されました。今年、5月に引き続き、美唄出身、在住のミュージシャン岸孝志さんが企画した音楽イベントの第二弾です。ミュージシャンの池田聡さん、岸孝志さん、そして、今回はラジオパーソナリティとしても活躍するミュージシャンでもあるみのや雅彦さんが出演されました。

 約200名の観客(暑い中、開場前からずっと並んでいた方が多数!)が待つ中、17時半開演。前半は、池田さんと岸さんのセッション、ヒット曲『モノクローム・ヴィーナス』などが披露されました。途中、CMソングを数多くてがけている沖縄在住のミュージシャン・福井洋介さんがゲストで参加してくださいました。続いて、後半はみのや雅彦さんのステージです。最新のアルバムに収録されている曲を中心に演奏され、エネルギッシュなトークと歌で会場は大盛り上がりでした。
 アンコールでは、池田さん、みのやさん、岸さんの3人が再登場し、『卒業写真』、『22才の別れ』のほか、みのやさんが池田さんに提供された曲も演奏され、熱い拍手の中、コンサートは終了。約3時間半にもおよぶ、長時間のコンサートでしたが、それを感じさせないくらい、出演者と観客の熱気に満ちたコンサートでした。企画者の岸さん、出演者のみなさん、お疲れ様でした!

 そして、ここでテレビ放送のお知らせです。9月4日(火)、UHB「スーパーニュース」(17:54~)の中で、この「アルテの四季コンサート」の企画から開催までを追った特集が放送されます。コンサートにかける岸さんの思いを聞くことができたり、当日の映像も放送される予定です。お楽しみに!(なお、ニュース番組内の特集のため、報道内容により変更になることもあります。ご了承ください)

秋空

投稿日 2012-08-31

8月31日 ここ数日は厳しい残暑が続いています。8月も今日で終わりですが、この暑さはしばらく続きそうですね。

 とはいえ、アルテピアッツァ美唄では、秋の気配を少しづづ感じるようになってきました。今日は綺麗な秋空が上空を埋め尽くし、高く澄みわたった青空と雲、そして白い大理石の彫刻との調和がなんとも美しい光景でした。ベンチに座ったり、寝転びながらぼーっと空を眺めるのもいいかもしれないですね。
 プラタナスなどの木々の影も伸び、日もだんだんと短くなってきているのを日々感じます。

 もうすぐ迎える秋を前に、夏の終わりを肌で感じながら、アルテピアッツァを散策してみてはいかがでしょうか?日中は暑くても夕方になればひんやりと気持ちのよい風が吹き込みますよ。

 

 

9月の「こころを彫る授業」

投稿日 2012-08-29

8月29日 先日、アルテピアッツァ美唄の中にあるコナラの木にたくさんの“どんぐり”がついているのを見つけました。まだ青々としていますが、まるまる太って、立派などんぐりです。今年の秋はエゾリスたちも大喜びでしょうね。

 さて、ここで9月の「こころを彫る授業」のお知らせです。

◆とき:9月1日(土)、9月2日(日)◆時間:10:00~16:00◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。◇お昼は持参していただくか、申し込みがあれば別途800円で美唄農家のお母さん達によるこころのこもった昼食「かあさんの味」をご用意しています。「こころを彫る授業」の詳細についてはこちらもご覧ください。
 どういうペースで進めて、どこで完成とするかは自分次第の「こころを彫る授業」。一度、授業に参加された方はストゥディオアルテ(工房)の個人利用も可能です。お問合せや授業参加、工房利用のお申込みは、前日までにアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)へお願いします。

酪農学園大学写真部OB会 三人展

投稿日 2012-08-26

8月26日 暑さは落ち着いてきたかな・・・と思っていましたが、まだまだ暑いです!今日のアルテピアッツァ美唄には、休日の家族連れや恋人同士、そして、少し遅めの夏休みをとった大人たちが訪れています。

 昨日から、木造校舎2階ギャラリーでは、田嶋裕子さん(陶芸)、横手一敏さん(写真)、林大作さん(写真)の3人によるグループ展「酪農学園大学写真部OB会 三人展」が行われています。
 昨年8月にアルテで個展をされた田嶋さんの呼びかけに、現在も写真を続けているお2人が応え、今回はグループ展としての開催となりました。また、「この作品展を写真部OB会のみんなで見よう」と、同窓会も美唄で企画されたとのことで、本日は北海道内外からOBのみなさんも多くお越しくださいました。 
 展示室Aでは、大きなスクリーンにプリントされ、さらに迫力を増す横手さんの野生動物・テンとムササビの写真、展示室Bでは、8月26日カワセミやシマフクロウなど野鳥の“一瞬”をとらえた林さんの写真が壁面を飾り、床には田嶋さんの陶芸作品「風の記憶&海の記憶」がしっかりと腰を据えて、空間に安定感を生み出しています。

 写真と陶芸のみごとなコラボレーションをお楽しみください!9月2日(日)までの開催です。※火曜休館。

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