12月の「こころを彫る授業」

投稿日 2009-11-28

  今朝もキリッと冷えていました。「意心帰」の上にさらさらの雪が降り、まるで粉砂糖をふったお菓子のようにみえます。もう11月も終わりに近づき、いよいよ12月がやってきます。
そして12月の「こころを彫る授業」のお知らせです。◆とき:12月5日(土)、6日(日)◆時間:10:00~16:00◆材料費:一般/10,000円(大理石)7,000円(軽石)中学生以下/6,000円(大理石)3,000円(軽石)※NPO会員は500円割引。◆昼食は持参していただくか申込みがあれば別途500円でご用意いたします。
 今年最後の授業です。はじめての方も自分の“こころ”(目に見えない)をコツコツ彫ってみませんか。お問合せは(0126-63-3137)まで。ご連絡お待ちしています!

pater & jobin.展覧会

投稿日 2009-11-26

  22日の日曜日からギャラリーで「pater & jobin.展覧会」が開催されています。れっきとした日本人のおふたりですが、札幌の若手作家として各方面で活躍中。2007年から毎年「ハルナデ展」で二人展を開催、今回は壁を隔てて「別々」の作品発表になります。
 jobinさんは立体のモビールを天井から吊りさげ、制作した照明で展示室を演出。壁に映る影がチラチラ動くのも計算されてのことでしょう。居心地がいい空間になっています。
一方、paterさんは壁一面アクリル絵の具で描いた大きな作品を展示。これは「こどものころのけしき」を描いていて、それは今でも「こころのなかにいる」と制作したもの。paterさんの素直な気持ちが表現されています。
 それぞれに個性的なおふたりの展覧会は12月6日(日)まで。火曜休館。なお最終日は作家在廊予定日になっています。おしゃれなふたりに会いたい方、チャンスですよ!

第55回 栄幼稚園の「発表会」

投稿日 2009-11-25

  ジャーン!颯爽と登場したのは侍戦隊「シンケンジャー」。兜をかぶって刀を小道具にバッサバッサと決めのポーズで踊ります。孫の晴れ舞台を見に来たおじいちゃん、おばあちゃんもこの勇ましい姿に“にっこり”。他にも、今流行の「プリキュア~」やちいさな劇もあり、会場内は溢れんばかりの人で大盛りあがり。園児たちも今出てたと思ったら次も着替えて出てきたり、大忙し。でもよくこんなに、いろいろな踊りの振り付けを覚えているなぁと感心してしまいます。
そして毎回、園児たちの着る衣装の見事さといったら素晴らしいです。無理がないものに手を加えて、皆が同じような衣装になるよう工夫されています。お母さんの腕の見せ所でしょうか。お父さんは、カメラとビデオ係。家族みんなで楽しんでいました。
 土曜の昼、この木造校舎から軽快なリズムが聞こえ、大きな拍手と笑い声に包まれていたとき、まるで校舎全体が喜んでいるようでしたよ。

モニターツアー開催!

投稿日 2009-11-21

  昨日、美唄市経済交流推進課が主催した 「地域の魅力まるごとブランド化事業・モニターツアー」が美唄駅集合で開催されました。札幌近郊から10組20名の方が参加され遠くは京都からの参加者もいたそうです。
 美唄湿原、貞広農園、アンテナショップ アルテ、ゆ~りん館など美唄市内をめぐる旅です。アルテピアッツァには午後2時すぎに到着、アートスペースでアルテ施設内について説明をうけた後、早速ストゥディオ(体験工房)で小さな軽石を彫る「こころを彫る授業」を2時間ばかり体験してもらいました。もちろん初めての体験ですが、気が付くとすでにみなさん真剣に石と向き合い、石にチャレンジしていました。
 軽石はもろいこともあり、細々になってしまう方がいたり、慣れた手つきの方もいたりと、さまざまでしたがみなさん清々しい顔で石と格闘していました。これを機会にアルテピアッツァを知らなかった方々にも少しでもここのこと知ってもらい、また家族やお友だちを連れて訪れてくれればと思います。

カフェ 冬の営業時間

投稿日 2009-11-19

  朝はやく、来館者がいらしたようです。校舎2階のらせん階段を登った玄関前。エゾリスと思われる足跡がテンテンとついていました。
一方、カフェでは先日の朝、窓をガラリと開けて掃除をしていたらなにか変な音。みると窓側のカウンターに「ピーちゃん」が入ってきて留まっています。「ピーちゃん」もびっくりして動きません。これはどっか打ち所が悪かったのかと心配しましたが、外の目立たないところにおくと、少しして元気に飛んでいったのでひと安心。いろいろありますねぇ毎日。
さてそのカフェですが12月2日から3月31日まで、冬時間として営業時間が変わります。平日:11時~16時 土、日曜:10時~17時 そして近々「だんご汁」も登場する予定。こちらもすぐブログにてお知らせしますのでもう少しお待ち下さい。なおギャラリーは変更なく、9時~17時で開館しています。
 「ピーちゃん」ですが北海道の野鳥辞典をみても素人なものでハッキリ「これだ!」と言いきれず、あえて「ピーちゃん」と呼びました。野鳥に詳しい方なら、すぐお分かりでしょうね。コメントお待ちしています。

第19回「森の広場の音楽会」

投稿日 2009-11-16

  14日の土曜日、午後1時から「第19回森の広場の音楽会」がアートスペースで開催されました。あいにくの雨で少し寒かったのですが、音楽を愛する方がジャンルを問わずここに集まり、あたたかい時間を共有されていました。
テルプシコーレ(ボーカルアンサンブル)の美しい声のハーモニーや美唄市内の大正琴同好会のみなさんによる“古城”や“里の秋”など、名曲が演奏され、窓の外で降る雨とまるでコラボレーションしているようでした。その他にも合唱、ギター、ピアノ連弾、ゴスペルコーラスなど13組の多彩な出演グループがあり、聞きに来た音楽ファンを楽しませていました。
 日本ユニセフ協会北海道支部の協力のもと、クリスマスカードやユニセフマスコットの販売もあり、訪れた方も足をとめていました。年に2度開かれる「森の広場の音楽会」。次回は春、楽しみに待ちましょう。

ストゥディオ(体験工房)にて

投稿日 2009-11-13

  可愛らしいでしょう。
昨日、ストゥディオを利用していた、こどもたちです。2時間ばかり「お昼ご飯を食べて絵を描きます」というお申し込みでした。途中覗いてみると、なにやら楽しそうにこどもたちが絵を描いています。「 なに描いているの?」と見せてもらいました。こどもたちにしては、紙も大きく、和紙に墨と絵の具で色をつけ、どんどん描いていきます。迷いもなく思うままに色をのっけ、その素早いこと。大人はすぐ手をとめ考えてしまいます。そのライブ感は見ていてワクワクしました。
札幌からの幼児生活団のみなさんで、指導者の方からお話しを聞きました。「まず、ここに着いてから鳩を飛ばし(伝書鳩) その鳩が飛んでいく様子を絵にしましょう」ということだったようです。なるほどと思いました。ストゥディオの素敵な利用のしかたをひとつ教わりました。みなさんもいかがですか、ストゥディオの活用、まだまだいろいろありそうです。

「森の広場の音楽会」のお知らせ

投稿日 2009-11-11

  今朝、うっすらと雪が積もりました。午後には融けてなくなりましたが、気温はぐんぐん冷えてきています。
 さて、今週の土曜日・14日は前にもお知らせしましたが、第19回「森の広場の音楽会」がアートスペースで午後1時から開催されます。プログラムには美唄市民合唱団からゴスペル・コーラス、大正琴同好会にテレプシコーレ、美唄弦楽アンサンブルまでさまざまの音楽や楽器、曲目など15組の参加者が出演されます。ジャンルにとらわれず音楽の喜びをわかち合い、楽しみましょうというコンサート。ユニセフコーナーもあり、募金やグッズなどでユニセフの活動に協力しているのも「森の広場」の特徴です。
気軽にご家族でふらっといらしてください。いろいろな音楽を楽しみましょう。入場は無料です。

本間タカフミ 「美唄チョークプロジェクト」

投稿日 2009-11-09

  ギャラリーでは11月1日(日)から本間タカフミさんによるインスタレーションが開催中です。英国ウィンブルドン美術学校、チェルシー美術大学で彫刻を学びリバプール、ロンドンを拠点に制作活動を展開してきた本間さん。現在は天塩郡豊富町に在住されています。
単に作品をギャラリーに設置することに疑問を感じ、現在は「時間と環境の影響性」そのものが作品制作の主題となっているそうです。
トンコリ(口琴)の音色からインスピレーションを受け、写真を用いたコラージュや、かつて美唄の建築物だった建物を現在の新しい美唄の産業であるチョークでドローイングした作品が、木造校舎の「教室の記憶」「美唄の記憶」として表現されています。展示スペースをゆったり使ってのインスタレーション、どうぞいらしてください。11月15日(日)までの開催です。(火曜休館)

安田侃の『こころを彫る授業』

投稿日 2009-11-06

  11月1日(日)、2日(月)、3日(祝)の3日間 安田さんが講師となる『こころを彫る授業』がストゥディオで行われました。いつもよりも早い時期からたくさんの申込みがあり抽選となってしまいましたが、今回は多くの方が道外からの初参加者。
 2日、3日は雪がおもいっきり降り、膝下まで積もりるという体験にビックリやら嬉しいやらで「北海道ってすごい!」と思われたことでしょう。そしてこのストゥディオの中ではみなさんが真剣に安田さんの語る言葉ひとつひとつに耳を傾け、石を彫るという初めての体験にワクワクドキドキ。
安田さん自らハンマーと鑿の扱い方を見せてくださり、それからは夢中でひたすら「石」と向き合い、あるいは「石」を見つめ「自分のこころ」と向きあっていました。
 北海道の“美唄”で「綺麗な雪と大好きな彫刻家、安田先生の授業を受けられ素晴らしい日々でした」とたくさんの方の笑顔が浮かびます。また、「こころを彫る」続きにいらしてください。ここはいつでも開かれた空間です。お待ちしています!

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